来る日も来る日も、雪掻きせぬ日が無い生活を送っているのだが、先日、久しぶりの陽光を見た日に、少しだけ遠くまで鳥見をしながら車を走らせた。 鳥見の成果は兎も角、 日の光をたっぷり浴びることで身と心のリフレッシュが随分と出来た。
この日も、道すがら一寸ノスタルジーに駆られる寺社や古建築物を見つけると、暫し留まり見物やら撮影等・・・そして古き時代にぐっぐいっと想いを馳せる（＾＾；
この時も或る町の古寺の外塀（画像）の傍らで暫く腰を下ろす。 私はこの押縁下見板張りと白壁及び土壁の組み合わせが大好きで、何時まで居ても厭きることが無い。 幼い頃の自宅が（明治中頃築）この組み合わせで有ったことに理由の一端が有るように思う。 呆けること小一時間、沁々と郷愁の念に浸ることが出来、これが最高のリフレッシュであった。 何はともあれ土が恋しい、早く春よ来いである。 ※画像の塀は最近（十数年前？）、改装されているものなので、雰囲気は一寸だが・・・
昨日、画像の架台タカハシEM-2sを修理のため荷造って発送した。 入れ違いにオートフォーカス不調でニコン修理センターに出していたニコンD700が戻ってきた。ピント操作以外は全く撮影に支障が無かったのでそのまま使っていたのだが、直ってきたカメラはとても快適でもっと早く修理に出せば良かったと思ったほどだ。
さて、追尾不良の為、修理に出したEM-2sだが、電源コネクター等の接触不良及びモーター脱調と云う症状。 この架台は昨年中古で手に入れたものだが、眼視による星見では通電に問題が有るのだろうと思っていた程度であったが、ペンタ７５SDHFでの直焦撮影をした際にそれ以外での原因も考えるに至った訳である。（通電状態でも追尾したりしなかったり）） 但し、この架台が無くとも同レベルの架台を数台所有しているので支障はないが、中々魅力的（EM200等と同タイプの極軸望遠鏡等）な架台なので完全な状態に戻し活躍させたいのである。
ところで、私の所有する天文機材の多くは中古での購入であり、中古ショップやUTN、そしてオークションを利用して手に入れたものである。 中古品ゆえに完全なものを求めるのは中々難しいが、求める方法手段によって良品に巡り合える確率は変わってくる。
此れ迄の経験から云えば、最もリスキーなのはオークションである。先ず完品（完動品）に当たる確率はかなり低い。 ヤフー等が殆どだが、出品者に対し見る目を養うことが肝要。私が云うまでも無く、精密品の購入先としてはお薦めは出来ないところである。（但し、中古好きの私は出物が豊富なので、リスクは余り気にせず利用している） 私基準の安心度は五割位か
逆に、良品が多いのはUTNで、これまで数回取引をしたが不良品には未だ当たったことが無く、全て完品であった。 取引方法自体も問題を生じさせ難いスタイルであるのと、只、運が良かっただけかも・・・取引回数が少ないので本当のところ判らない。安心度も八割強？？
そして、最後、望遠鏡ショップや中古ショップからのモノだが、八割方は問題無し。アクセサリー類は当然だが外観の姿は最も良い。但し、可動部や光軸等を有する商品はチェックが行き届いていないものもあるので安心は出来ない。（ここで言っているのは、あくまで中古品のことであり、アウトレット品は別である） 安心度は七～八割と云ったところか・・・
因みに、私は現行品を安く買う為と云った理由で利用したことは無く、あくまで、販売終了等で中古品でしか手に入れることの出来ないもののみとしている。
まぁ何れにせよ、道具と云うものは必ず修理や整備が必要になることが有るため、アフターや確りとしたサービス体制をとっているメーカーのものを購入することが肝要と思う。此れまでタカハシやニコンでの修理は何回かあるが、何れもキッチリとした仕事や対応を頂いており、信頼性は抜群である。 ・・・私ごときが言うまでもないが（＾＾；・・・
今日は節分、何とか更新と云うことで、ぐだぐだ書き記してみたが・・・ 要は、メーカー選びを吟味せよと云いたかった（＾＾； 尚、今現在、双眼鏡二台も調整に出しており、星見は休養しているが、機材の調整整備に精を出している・・・と近況報告まで
