先月29日と31日の星見の記事。 29日は昼間は曇っていたが夜になって晴だし、21時30分よりEIKOW9cm反射+カスタム経緯台にて星見を開始。 ケフェウス座ξ星、ヘルクレス座ρ星、α星、δ星を観て、如何もカスタム経緯台の操作感に違和感を覚え(上下微動の位置がニュートン鏡に合わない)、タカハシFC60+ミザールK型架台に取り換えて再開。(EIKOW9cmはK型とのバランスが悪いので搭載しない) これに変えて北極星やカシオペヤ座η星を観る。架台の操作感も見え方にも一寸納得出来なく鏡筒をPENTAX75SDHFに換えて再々会。 お浚いで重星を見直しをするが、良く観えているのだが満足感が得られず、結局、高橋TS-130+ASKO架台を引っ張り出す。 暖かい車庫内から出してなので、其れなりに観えるようなったのは1時間位経ってから。でも、やはり、口径の見せる威力は流石で、不完全燃焼気味の星見が一気に満足満足となる。 口径に対して余り要求しない性質の私だが、やはり13㎝は大口径の雰囲気を持っていると再認識する。 以前、TOA-130でのファーストライト時にも同じようなイメージを持ったが、此処何度か13㎝を使っていると星の輝きが口径10㎝やそれ以下とは可也違っている。 10㎝がバランス的(取り回しや観え方)にベストな口径と思っていたが、捉えるものにそれ程の差は感じないが、このスケール感(迫力)と云ったものを感じることは無いので、若しかして星見の感動と云うものまで含めると13㎝は絶妙な口径かなと思った次第。この夜は丁度24時迄行った。
さて、翌々日の31日は昼間から快晴。 口径13㎝の素晴らしさを再認識し、今日は久し振りにPOD内のTOA-130行こうと予定していたが、取り敢えず月と土星、牛飼い座ε星を観たいと思い、夕食前の一寸の時間にTS-130+ASKO架台で1回戦目。ASKO架台の三脚はチェーンで開き止めとなっているが、少々使い辛いので、カスタム経緯台で使用していたタカハシ製三脚に取り換える。(三脚が長くなったので、天頂部に向けた時に、腰を屈めなくとも正対で接眼部を覗くことが出来るようになった)日中との日較差は15度以上あるので、夕方は気温降下が著しく気流状態は良くない。月も土星もゆらゆら状態だが先ず先ず綺麗に観える。牛飼い座ε星はゆらゆらの中でも200倍を掛けると伴星を確り観ることが出来た。 さて、二回戦目はPOD内からで、21時より開始する。ここで観望するのは実に4月以来である。
久し振りのPODとTOA-130+EM-200での組み合わせであったが、やはりシーイング悪く牛飼い座プルケリマもやっとの見え方。オマケに観たい対象が天頂付近で有った為、PODの弱点が露呈(天頂部には機材設置自体をオフセットしなければ向けることが出来ない)し、中高度のものを数個観てPODからは終了。 再度TS-130+ASKO架台を引き出し3回戦を開始した。 シーイングは良くないので、今一の見え方だが、屈折のTOA-130との差などは全く感じなく白鳥座やケフェウス座、いるか座などの重星を観望し23時30分に終了。 何かニュートン反射+フォーク架台の組み合わせの良さばかりを感じる星見で、一瞬、他の機材は処分してしまおうかとも考えたが、何とか思い留めている。 何故留まっているかと云えば、晴夜が続いて星を観れる有難味が薄れてしまい、単にモチベーションが下がって如何でも良くなったのが理由・・・(^^; ※画像は久し振りのPODとTOA-130の観望記念写真 この記事は下書き状態で保存していたものを今日(9月11日)アップした。