ジュリエットオスカー634受信ブログ

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技研公開から

2012年05月30日 21時41分42秒 | その他
こちらの方が後になりましたが、
「技研公開」からの話題。

次世代放送の送出技術より。
スーパーハイビジョンの地上放送を
目標としているので、その技術を紹介していましいた。

次世代の動画圧縮は「HEVC」という形式が使われるのでしょうか?

この形式のデコーダー(復号表示装置)が展示されていました。

説明によれば「HEVC」形式は「AVC/H.264」形式の2倍の
圧縮を目指しているようです。

しかし、高圧縮であっても大量のデジタル信号を伝送することに
変わりありません。どうやって電波に乗せるのか?

その技術が「MIMO」というやつで、
水平・垂直の両偏波を利用します。
さらにUHFチャンネル2つ分の周波数域も利用します
すると見かけ上は6MHz×2(ch分)×2(水平・垂直偏波)で
24MHz分得られることになります。



これが水平・垂直偏波を同時に受信するクロス八木。
もし、この方式の地上放送が実用化したら
現在の八木ANTからクロス八木ANTが屋根に並ぶ可能性も
当然あり得ます(十何年か先のことですが)。

ちなみに変調方式は4096QAMと説明ボードにありました。
現在、技研の屋上にこの両偏波を出す送信アンテナが設置
されているそうなので探してみた。

これですが、カバーがかかっているため
アンテナの形状が確認できませんでした。
残念でした。来年の技研公開で忘れていなければ質問してみるか。

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