ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

昔の放送技術の記事 FM富士

2017年01月15日 17時12分38秒 | テレビ・ラジオ受信関係
引き続き昔の雑誌記事からの話題です。

FM富士についても開局当時の設備について記事になっていました。


記事によれば昭和62年12月8日予備免許、12月21日会社設立。
昭和63年7月上旬試験電波発射、7月25日~28日新設検査。
8月1日~サービス放送 8月8日8時8分8秒本放送開始。

本社は現在、石和温泉駅にほど近い川田町アリアですが、
昔は甲府駅南口近くの鈴与ビルにありました。

基幹局は坊ヶ峯でNHK共建、NHKのSTアンテナ6段と共用とあった。
中継局は三つ峠。郡内・東京方面向け。
もう一つの中継局は身延。峡南地方、静岡方面向け。

身延はNHKと共建でSTアンテナ2段。
三つ峠は3素子八木アンテナ2面。
(私が以前三つ峠を見てきたところでは、
3素子八木1段1面と5素子八木2段1面)

APS(自動番組送出装置)も坊ヶ峯系と三つ峠系2方向別々に制御でき、
2台が互いに補完機能を持たせていたようです。
私は現在、三つ峠の周波数しか聞けないので、
現在でもCMなど別々に放送されているかまでは調べていません。

なお、記事によれば、関東の広い範囲に三つ峠の電波が届いており、
(昭和63年12月の雑誌記事の時点で)2千通近く受信報告が届いており
茨城県・群馬県・千葉県銚子などから受信可能の連絡があったとしている。


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