【ハマゴウ(浜栲)】
野草 : クマツヅラ科 ハマゴウ属
花期 : 7月~9月
海岸の砂地に生える落葉小低木です。
茎は砂の上を這うようにし て伸びています。
よい香りがして線香に使われたり、灰汁は染料、実は薬用となるそうです。
ハマゴウの葉の裏は灰白色をしていますが、それは、白い毛がビッシリと生えているからです。
乾燥を防ぐ意味合いと砂のぶつかりから葉を保護する働きがあるのでしょう。
果実は核果と呼ばれ、果皮は木化して硬く、4室からなり、4個の種子を含みます。
果実を乾燥したものを蔓荊子(まんけいし)といい、強壮清涼剤、風邪頭痛に用いるとあります。
◎2022年8月31日 石川県にて 写真5枚 追加しました
◎2013年7月21日 写真4枚追加しました
◎2011年9月18日 写真3枚
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