越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

大土集落

2024-09-10 07:25:32 | 観光スポット紹介

【大土集落】

☆加賀東谷山村集落 ベース    ・・・・・・・・ 国重要伝統的建造物保存地区

  ☆荒谷集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、荒谷神社、しだれ桜群、鶴ヶ滝、県水産試験場、荒谷小学校跡

  ☆今立集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、白山神社、道標、新保の池、三界墓、亀清水(湧水)、林政信像

  ☆大土集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、大土神社、斧入らずの森、ししぼ石、土蔵、大土生水、炭焼き小屋

  ☆杉水集落とその周辺 2024年8月3日  ・・・ 伝統的建造物、吉備神社、県民の森、九谷磁器窯跡、古九谷の里、九谷ダム

 

◎2024年7月26日 石川県にて 写真27枚

右側を行けば県民の森、大土(おおづち)町へは左側の道を進みます。

加賀東谷 保存地区・・・荒谷(あらたに)町、今立(いまだち)町、大土(おおづち)町、杉水(すぎのみず)町の4集落からなります。

            重要伝統的建造物群保存地区の「加賀東谷」は4つの集落で構成されています。大土はその最奥の集落です。

大土町に入る手前にある石仏・・・昭和13年5月22日 大土部落は大土神社と土蔵1棟を除き全焼しました。

集落の入口にあった炭焼きの小屋

大土地区の町並・・・大土集落は動橋川をかなり遡った位置に意外な平地が開けていた。棚田なども見られる緩やかな耕地と共存する集落です。

         大土の家は、大なり小なり石垣の上に建てられています。棚田に点在する巨岩も、過去の土砂崩れで運ばれてきたといいますから、それだけ急な斜面に位置しています。

民家の屋根は赤瓦で葺かれ、煙出しが設けられており重厚な感じがします。

大土町の伝統的建造物群・・・9軒の母屋(赤)と8棟の納屋等(緑)、1棟の土蔵(青)そして大土神社(黄)。

土蔵・・・昭和13年5月22日(1938)の大火から焼失を免れたのは大土神社の社殿と、集落の南東にある2棟の土蔵だけ・・・元のままの土蔵と修復された土蔵。

斧いらずの森(雪崩林)・・・雪崩防止のために昔から伐採が禁じられたことからこう呼ばれています。

雪崩林の表示

ししぼ石(巨岩)・・・かっての土砂災害により、集落背後の山から転落した岩とみられる巨岩。(大土集落の「「ししぼ石」は昔、この石まで猪を追い込み捕獲したという伝承が残っています)

棚田には、かっての土砂災害により、集落背後の山から転落した岩とみられる巨岩が点在していました。

棚田なども見られる緩やかな耕地と共存する集落です。

大土神社・・・昭和13年5月22日の大火から焼失を免れたのは大土神社の社殿と、集落の南東にある2棟の土蔵だけであとはすべて全焼しました。

       山中温泉大土町の鎮守です。集落の最奥部に鎮座しています。社殿は切妻、平入、赤褐色桟瓦葺、平入、桁行2間、梁間1間半。

       鳥居に掲げられた扁額には竜の彫刻が施され異彩を放っています。規模は小さいものの、住民達の信仰の場として貴重な存在とされます。祭神:天照大神。

当初の鳥居に掲げられた扁額かな?

大土生水・・・昔からの湧水の「大土生水」もあります。ブナ林からの湧水は冬でも凍らない名水です。

納屋の赤瓦の葺き替え工事中でした

昔懐かしい看板

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今立集落

2024-09-09 07:16:52 | 観光スポット紹介

【今立集落】

  ☆加賀東谷山村集落 ベース  ・・・・・・・・・ 国重要伝統的建造物保存地区

  ☆荒谷集落     2024年7月26日  ・・・ 伝統的建造物、荒谷神社、しだれ桜群、鶴ヶ滝、県水産試験場、荒谷小学校跡

  ☆今立集落      2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、白山神社、道標、新保の池、三界墓、亀清水(湧水)、林政信像

  ☆大土集落     2024年7月26日  ・・・ 伝統的建造物、大土神社、斧入らずの森、ししぼ石、土蔵、大土生水、炭焼き小屋

  ☆杉水集落とその周辺 2024年8月3日   ・・・ 伝統的建造物、吉備神社、県民の森、九谷磁器窯跡、古九谷の里、九谷ダム

 

◎2024年7月26日 石川県にて 写真17枚

屋根については当初は茅葺屋根が主流でしたが昭和13年(1938)に大土町の大火で茅葺屋根の大部分の建物が焼失。

その後は瓦葺の建物として再建、その他の集落もそれに習い順次瓦葺きとなり戦後に現在のような姿になったそうです。

今立地区の町並(国重要伝統的建造物)

白山神社・・・国重要伝統的建造物群保存地区(加賀市東谷地区)に選定されている山中温泉今立町の鎮守として信仰されてきた神社で社号と祭神から察すると白山比咩神社の分霊が勧請されたものと思われます。

道標

新保の池・・・湧水(今立集落の「新保の池」は加賀国能美郡新保村(現在の石川県小松市新保町)から流れてきた農夫が、この水を利用して今立集落を開いたという伝承が残っています)

池は二つあって、右側は生活用水、左側が飲料水に使われていたと言われています

三界墓・・・天保八年(1837)に大飢饉があり、大勢の人々が亡くなったそうです。その供養のため嘉永二年(1849)に石碑が建立されたと言われています。

三界墓の文字が見えます

参考:亀清水(湧水)・・・荒谷町に入る手前の山中温泉菅生谷町にありました。

参考:辻政信の像と生家・・・像は荒谷町の入口近く、生家は今立町で炭焼きを生業としていた。辻政信は1902年生、1961年行方不明。戦前の軍人であり最終的な階級は陸軍大佐。

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荒谷集落

2024-09-08 09:29:24 | 観光スポット紹介

【荒谷集落】

  ☆加賀東谷山村集落 ベース  ・・・・・・・・ 国重要伝統的建造物保存地区

  ☆荒谷集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、荒谷神社、しだれ桜群、鶴ヶ滝、県水産試験場、荒谷小学校跡

  ☆今立集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、白山神社、道標、新保の池、三界墓、亀清水(湧水)、林政信像

  ☆大土集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、大土神社、斧入らずの森、ししぼ石、土蔵、大土生水、炭焼き小屋

  ☆杉水集落とその周辺 2024年8月3日  ・・・ 伝統的建造物、吉備神社、県民の森、九谷磁器窯跡、古九谷の里、九谷ダム

 

◎2024年7月26日 石川県にて 写真18枚

荒谷地区の町並・・・加賀東谷山村集落の入口にある集落。(国重要伝統的建造物)

荒谷神社・・・荒谷神社は国重要伝統的建造物群保存地区(加賀市東谷地区)に選定されている山中温泉荒谷町の鎮守です。

社殿は拝殿が木造平屋建て入母屋、桟瓦葺、赤褐色瓦、正面千鳥破風、桁行3間、梁間2間、正面1間軒唐破風向拝付き(向拝部屋根は銅板葺き)、外壁は真壁造り素木板張り、随所に精緻な彫刻が施されています。

本殿は一間社、流造、瓦葺。境内背後には数本のシダレザクラがあり平成15年(2003)に山中町(現加賀市)指定天然記念物に指定されています。

御祭神は菊理姫神・・・白山比咩神社の分霊を勧請したのかも知れません。。

奥社と枝垂桜群・・・境内背後には数本のシダレザクラがあり平成15年(2003)に山中町(現加賀市)指定天然記念物に指定されています。

鶴ヶ滝へ

鶴ケ滝・・・ 鶴ケ滝は鞍掛山の山裾(加賀山中温泉荒谷町)に位置する名瀑で大小5段で構成され総高さは約40m。

最上部の滝は約22mで、2又に分かれている為、その姿が2羽の鶴が向かい合っている又は鶴の2本の脚に見えることから、鶴ケ滝の名称の由来となりました。

滝の姿が秀麗だった為、周辺からは信仰の対象となり登山道(鞍掛山:標高478m)の入り口には石仏と石祠が滝壺付近には鶴ケ滝不動明王が祀られています。

鶴ケ滝不動明王が祀られています。

2羽の鶴が向かい合っている又は鶴の2本の脚に見えることから、鶴ケ滝の名称の由来となりました

荒谷小学校跡地・・・明治10年(1877)に今立小学校を合併し、この地に校舎を新築。昭和47年(1972)に廃校。保存地区四町や東谷奥村の子供たちが通いました。

石川県水産試験場には日本で2番目に大きいオオサンショウウオが居ると聞きましたが・・・いませんでした。

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加賀東谷 山村集落めぐり

2024-09-07 07:41:47 | 観光スポット紹介

【加賀東谷 山村集落めぐり】

☆加賀東谷山村集落 ベース    ・・・・・・・・ 国重要伝統的建造物保存地区

  ☆荒谷集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、荒谷神社、しだれ桜群、鶴ヶ滝、県水産試験場、荒谷小学校跡

  ☆今立集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、白山神社、道標、新保の池、三界墓、亀清水(湧水)、林政信像

  ☆大土集落     2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、大土神社、斧入らずの森、ししぼ石、土蔵、大土生水、炭焼き小屋

  ☆杉水集落とその周辺 2024年8月3日  ・・・ 伝統的建造物、吉備神社、県民の森、九谷磁器窯跡、古九谷の里、九谷ダム

加賀市南東部の山間部に位置し、大日山を源とする動橋(いぶりはし)川と杉ノ水川の上流域に点在する荒谷町、今立町、大土町、杉水町の4つの集落で構成されています。

これらの集落は、大聖寺藩の時代より製炭業で栄えました。

明治前期から昭和30年代までに建てられた、赤瓦の屋根に煙出しを設けた農家が、周辺の田畑や豊かな自然環境とともに残り、山林に包まれた静かで美しい山村の風景を保っています。

加賀東谷は動橋川の上流に位置し、動橋川が当時、東川と呼ばれ、谷を形成していた事から東谷と呼ばれていた地域でした。

山村集落で周囲には豊富な山林資源があった事から、江戸時代に入り大聖寺藩が立藩し支配下に入ると、藩の炭役を命じられ、御用炭の全てが当地域から生産されるようになりました。

明治時代に入り大聖寺藩の廃藩後も引き続き製炭業と林業を主産業として多くの需要があり、さらに養蚕や焼畑なども行い一定の繁栄が続きました。

さまざまな理由から現在は過疎化が進んでいるが、平成23年(2011)11月29日、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されたことにより、注目が集まっています。

民家の屋根は赤瓦で葺かれ、煙出しが設けられており、この地の景観を特徴づけている。

屋根については当初は茅葺屋根が主流でしたが昭和13年(1938)に大土町の大火で茅葺屋根の大部分の建物が焼失。

その後は瓦葺の建物として再建、その他の集落もそれに習い順次瓦葺きとなり戦後に現在のような姿になったそうです。

◎2024年7月26日 石川県にて 写真8枚

加賀東谷 保存地区・・・荒谷(あらたに)町、今立(いまだち)町、大土(おおづち)町、杉水(すぎのみず)町の4集落からなります。

山中温泉荒谷町・・・・伝統的建造物、荒谷神社、しだれ桜群、鶴ヶ滝、県水産試験場、荒谷小学校跡

山中温泉今立町・・・伝統的建造物、白山神社、道標、新保の池、三界墓、亀清水(湧水)、林政信像

山中温泉大土町・・・伝統的建造物、大土神社、斧入らずの森、ししぼ石、土蔵、大土生水、炭焼き小屋

山中温泉杉水町・・・伝統的建造物、吉備神社、県民の森、九谷磁器窯跡、古九谷の里、九谷ダム

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五郎谷の仏様

2024-08-26 13:04:53 | 観光スポット紹介

【五郎谷の仏様】

3m四方の空洞が廊下のごとく長く続き、変化に富んだ自然の景観をなしている。

この窟の所々に摩滅した石仏像が安置されていて昔は医王山密教の山伏の行場であって、弘法大師も参籠されたと伝えられている。

◎2024年7月19日 富山県にて 写真9枚

岩の間に入口があります

岩窟に入ったら正面

 

今にも転がりそうな巨岩を支えている小さな岩

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二上山公園(城山公園)

2024-05-02 07:47:39 | 観光スポット紹介

【二上山公園(城山公園)】

二上山は標高274mで、その名のとおり二つの峰からなり、地元の人には古くから神の山として崇められてきました。

越中の国守でもあった万葉の歌人、大伴家持は、二上山にちなんだ歌を数多く詠んでいます。

万葉ライン沿いにはソメイヨシノ、山腹にはキンキマメザクラやヤマザクラ。

そして仏舎利塔や城山園地にはサトザクラ類が咲き始め、5月連休頃には山頂付近の八重咲きのカンザンが見頃となります。

散策コースが整備されているので、二上山の自然にひたりながらゆっくりとサクラを楽しめます

◎2024年4月29日 富山県にて 写真6枚

八重咲きのカンザンやサトザクラの花・・・花びらの絨毯の様に

”峰が一つの二上山”

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昔話・塩売り石

2024-04-17 18:28:57 | 観光スポット紹介

【昔話・塩売り石】

塩売りが石にされたと伝わる奇妙な形の石。

石川県の志雄から高岡まで塩を売りに来てた商人が、山中で石灰を見つけて塩のかわりに売りつけたら石になっちゃった話。

もとは山奥の池のそばにあったもので、日露戦争の戦没者祈念碑として使うために、一部分が現在の場所に運ばれて加工されました。

◎2024年3月8日 富山県にて 写真3枚

 

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江道横穴古墳群

2024-04-16 14:52:52 | 観光スポット紹介

【江道横穴古墳群】

江道横穴石墳は、江道地内の俗称「高の宮」といわれるところにあり、庄谷川が開いた谷の南に面しています。

上下2段・計20基の横穴墓が確認されており、うち4基は市指定史跡です。

人骨のほか直刀、耳環、玉類、馬具、骨角製品、須恵器、土師器などが出土しました。

市指定史跡、1961(昭和36)年指定。

◎2024年3月8日 富山県にて 写真10枚

2号墳は、羨門幅60㎝・羨道高さ98㎝・長さ30㎝・玄室幅165㎝・高さ100㎝・奥行き160㎝の規模で、玄室の底面は隅は丸い方形となっています。

ここからは、13人分の人骨が確認されました。また、須恵器の長頸壺(ながくびつぼ)・骨格器(歯科の骨の尖頭器)が出土していて、特に骨格器の出土は珍しいものです。

3号墳は、羨門幅67㎝・羨道高さ66㎝・長さ55㎝・玄室幅150㎝・高さ105㎝・奥行き180㎝の規模でした。

ここからは、鉄製の刀子(とうす)(長さ20㎝)、円筒(直径1.7㎝・長さ5.2㎝)、円棒(直径0.7㎝・長さ3.3㎝)が発見されました。

4号墳・5号墳の入り口には、石柱を組み合わせた羨門が構築されています。これは、関東地方のみに見出されていた石柱組み合わせの累計で、県内に先例はありません。

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黒部峡谷パノラマ展望ツアー②

2023-09-17 08:24:27 | 観光スポット紹介

【パノラマ展望ツアー】

  ①黒部峡谷トロッコ電車・・・宇奈月駅から欅平駅までの黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の旅と渓谷美。

  ②パノラマ展望ツアー・・・・未知の体験:関西電力の専用列車と標高差200mの竪坑エレベータ、上部トンネル、登山道

◎2023年8月20日 富山県にて 写真 25枚 + 動画

ここからはヘルメット着用の区間になります。

欅平駅~(専用列車)~竪坑エレベーター下部駅~(竪坑エレベーター・高低差200ⅿ)~竪坑エレベーター上部駅~(徒歩)~竪坑展望台

                                  ~(徒歩)~上部トンネル~(徒歩)~上部トンネル出口~(登山道)~パノラマ展望台

専用列車・・・製造から80年以上も働いている「凸型機関車」でトンネルの中へ!!

専用列車で、欅平駅(標高600ⅿ)下部トンネルを竪坑エレベーター下部駅まで・・・約500ⅿ、約5分

竪坑エレベーター下部駅・・・標高約600ⅿ

竪坑エレベーター下部駅に着きました

竪坑エレベーター・・・高低差約200ⅿ、約2分程度・・・50階ビルの高さに相当します。

竪坑エレベータ上部駅(標高約800ⅿ)に到着

竪坑展望台

上部トンネルに戻り、上部トンネル出口までトンネル内を歩きます・・・約250ⅿ、約5分程度

上部トンネル出口広場(標高約810ⅿ)・・・ここで天候等をみて、リュックなどを置いていきます

パノラマ展望台に向けて登山道を進みます・・・木道や階段があります・・・約370ⅿ、約15分程度

パノラマ展望台(標高約860ⅿ)です・・・奥鐘山、不帰嶮、名剣山、サンナビキ山、毛勝三山、唐松岳、鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰を360度のパノラマが!

唐松岳、鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰方面・・・ほとんどが雲の中、不帰の嶮がちょっぴり見えました。

奥鐘山方面

上部トンネル出口広場から戻ります・・・・上部トンネルに降りていきます

竪坑エレベーター上部駅です・・・ここから上部専用軌道が高熱隧道を経て黒部川第四発電所前、そしてインクライン、黒部トンネルで黒部ダムに通じます。

上部専用軌道乗り場

上部専用軌道の列車です・・・高温耐熱仕様になっています・・・BB型蓄電池機関車です

竪坑エレベータに乗車して欅平駅に戻ります

下部駅で専用列車に乗り換えます

専用列車・・・凸型機関車

下部トンネルです

欅平駅に到着しました

動画です・・・パノラマ展望ツアー

①黒部峡谷トロッコ電車 へ戻る

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黒部峡谷パノラマ展望ツアー①

2023-09-16 08:21:01 | 観光スポット紹介

【黒部峡谷トロッコ電車】

  ①黒部峡谷トロッコ電車・・・宇奈月駅から欅平駅までの黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の旅と渓谷美。

  ②パノラマ展望ツアー・・・・未知の体験:関西電力の専用列車と標高差200mの竪坑エレベータ、上部トンネル、登山道

◎2023年8月20日 富山県にて 写真 21枚 + 動画

宇奈月駅

新山彦橋を渡るトロッコ電車・・・やまびこ展望台より

駅前のトロッコ広場・・・レトロな凸型機関車を展示しています

宇奈月駅から欅平駅までの1時間18分のトロッコ電車の旅です

新柳河原発電所・・・ヨーロッパの古城のような建物の発電所

サル(猿)専用の吊橋・・・2005年2月に架橋された全長137mの吊り橋が「猿専用吊り橋」で湖周辺に生息する野生の猿が、餌場を求めて対岸とを往来できるように設置されたもの。

赤い頭巾を着た『』仏石』・・・仏の姿に似ているので仏石。かつては入山者が道中の安全を祈願したとの言い伝えもあります。赤い頭巾が目印です。

後曳橋・・・黒薙駅にある後曳橋は、峡谷の中で一番峻険な谷、黒部峡谷の支流黒薙川に架かる青い橋。高さ60m、長さ64m。谷を見下ろすと、その深さに驚き思わず後ずさりをするという。

後曳水路橋・・・柳河原発電所への送水のため昭和2年(1927年)に架設された水路用の上路RCアーチ橋梁です。

出し平ダム・・・黒部川は急流で流れ込む土砂の量が多く、ダムの機能を維持するために日本で初めて土砂を流すためのゲートが備えられました。

出し六峰・・・出平駅の少し手前にある出し平ダムの奥に見える「出し六峰」。1つの大きな山の山頂部が6つの峰に分かれてそそり立っています。

ねずみ返しの岸壁・・・猫に追われたねずみも登れないほど切り立っているのでこの名がつきました。

東鐘釣山・・・鐘釣駅名の由来の山で、お寺の鐘を伏せたような形をしていることから、この名前が付いた。

錦繍閑・・・手前の水色の手すりは鐘釣橋の欄干です・・・2024年1月1日の能登半島地震で一部が落石により破損しました(2024.3.11 追記)

トロッコ電車・・・窓なし車両では、峡谷の迫力をじかに肌に感じられます。

百貫山・・・対岸にそびえ立っている山は、百貫山です。重さを表す百貫と書きます。

ウド谷・・・水が多いと奥からこちらに谷水がせまってくるようで迫力満点。ここは、大きな雪崩が発生する場所なので、冬の間、線路を取り外し、トンネルも大きな扉で塞いでしまう。

欅平駅・・・黒部峡谷鉄道の終点です。ここから名剣温泉、祖母谷温泉へ・・・黒部峡谷パノラマ展望ツアーの出発点です。

帰りの時、時間がちょっとあったので駅周辺を散策しました

奥鐘橋・・・黒部峡谷トロッコ電車の終点「欅平駅」駅から祖母谷へ向かう途中に架かる高さ34mの橋。

人喰岩・・・欅平から、祖母谷川沿いに通じる道。奥鐘山の岩肌をくり抜いて作られた姿は、歩く人を飲み込むかの様。

黒部峡谷鉄道ED型電気機関車・・・同系の車両を含めると19輌が在籍していて、黒部峡谷鉄道の主力電気機関車です。通常は2両を重連にして運転しています。

動画です・・・黒部峡谷トロッコ電車

②パノラマ展望ツアー に続きます。

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白髭山 持明院 蓮寺

2023-08-26 10:29:27 | 観光スポット紹介

白髭山 持明院 蓮寺

持明院は、810年頃、弘法大師が創立したと伝わる高野山真言宗のお寺。

もともとは金沢駅前にありましたが、金沢駅前開発により生育環境が悪化したため、昭和46年(1971)に現在の土地に妙蓮を移植するとともに、持明院も移転。

蓮への思いが素晴らしいです、お堂では「妙蓮茶」を自由に飲めることもできます。

◎2023年8月7日 石川県にて 写真 13枚

・持明院・蓮寺MAP

・観蓮の会・・・今年(2023年)は7月27日(木)~8月11日(金・祝)催されました。

・門の横の地蔵堂

・本堂・・・本尊の不動明王立像一木造(平安時代前期9世紀)は月1度の開帳です。

・本堂後ろの妙蓮池(石川県天然記念物に指定されています)

・「幻の蓮」妙蓮(みょうれん)・・・多頭蓮、花弁が1,500枚~3,000枚、蓮の実をつけない など

・妙連の蓮・・・持明院蓮寺の「加賀妙連」と滋賀県守山市の「近江妙連」の2か所と言われています。

・釜志 初代 宮崎寒雉の墓・・・江戸時代の釜師で、加賀三代藩主 前田利常のお抱え鋳物師 宮崎彦九郎吉綱の次男・彦九郎 義一・・・晩年剃髪して寒雉と称する。

・一草庵・・・裏千家流祖 仙叟居士が逗留していました

・妙連池

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勝興寺を訪ねて②

2023-07-27 07:29:24 | 観光スポット紹介

【勝興寺を訪ねて②】

蘇った大伽藍

  ①勝興寺の起こり・・・土山御坊から高木場御坊、そして安養寺御坊

  ②国宝・勝興寺・・・・1584年(天正12年)、佐々成政が古国府城の土地を越中一向一揆に寄進し、顕幸が移ったこの地が現在の勝興寺である

◎2023年6月21日編集 富山県にて 写真 17枚 + 動画

平成十年(1998年)に本堂の保存修理に着手、令和二年(2022年)までの23年をかけて、重要文化財12棟全ての保存修理を行い、

江戸時代の壮麗な伽藍が蘇りました。その後、『本堂』と『大広間及び式台』の二棟が国宝に指定されました。

☆城郭を思わせる鯱を載せた高麗門形式の総門・・・重要文化財

☆京都興正寺から移築された檜皮葺きの唐門・・・重要文化財

☆内部に極彩色の輪蔵を備える経堂・・・重要文化財

☆鉛葺(風)の屋根を持つ本堂・・・国宝

☆巨大な本堂・・・国宝

☆土蔵造では珍しい、入母屋の置き屋根の宝蔵・・・重要文化財

☆城郭を思わせる望楼形式の鼓堂・・・重要文化財

☆薬医門形式の式台門・・・重要文化財

☆式台と大広間・・・国宝

☆上段の間と大広間・・・国宝

☆式台(2部屋)・・・国宝

☆御霊屋と御内仏と奥書院・・・重要文化財

☆上質な住宅建築である書院

☆台所・・・重要文化財

☆勝興寺の七不思議

☆本堂の柱の傷・・・登り竜の模様

より詳細は動画でご覧ください・・・国宝・勝興寺

おわり

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勝興寺を訪ねて①

2023-07-26 07:03:04 | 観光スポット紹介

【勝興寺を訪ねて①】

勝興寺の歩み

  ①勝興寺の起こり・・・土山御坊から高木場御坊、そして安養寺御坊

  ②国宝・勝興寺・・・・1584年(天正12年)、佐々成政が古国府城の土地を越中一向一揆に寄進し、顕幸が移ったこの地が現在の勝興寺である

 

◎2023年6月21日編集 富山県にて 写真 14枚 + 動画

・土山御坊

勝興寺の起こりは1471年(文明3年)、蓮如が越中砺波群蟹谷庄土山(現:富山県南砺市土山)に本願寺八世 蓮如上人が営んだ土山御坊(どやまごぼう)を起源とします。

蓮如の次男蓮乗や四男蓮誓を住職として約14年間に及びました。

蓮如上人像と杉浦萬兵衛家累代のお墓(後方)

土豪杉浦萬兵衛宅の庭・・・蓮如が造作したと言われる庭園(復元)

近くの小峰城(佐々成政が築いた)跡

・高木場御坊・勝興寺

その後1491年(明応3年)に蟹谷庄高木場(現:南砺市高窪)へ移転。

火災による焼失後、1517年(永正14年)、佐渡にあった順徳天皇御願寺の勝興寺(殊興行)を再興し、寺号を相続して「勝興寺」 と称した。

丘の上の平地、今は田んぼになっています。右上の丘(草刈りの終わった丘)に石碑がありました。

石碑?

丘の横の民家の玄関横に蓮如上人の腰掛の石が置いてあります。

・安養寺御坊・勝興寺

1591年(永正16年)には安養寺村(現:富山県小矢部市末友)に移り、蓮誓の次男実玄が安養寺城を建てた。

勝興寺は戦国時代、瑞泉寺と並んで越中一向一揆の中心勢力として猛威を振るったが、1581年(天正9年)、第5代顯幸の時に石黒成綱に焼き討ちされた。

「雲龍山・勝興寺」の石碑

 

そして現在の勝興寺へ・・・・

より詳細は動画でご覧ください・・・土山御坊から

②勝興寺を訪ねて② 国宝・勝興寺 へ続きます。

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百万貫の岩(白山手取川ジオパーク)

2023-07-21 08:26:27 | 観光スポット紹介

【百万貫の岩(白山手取川ジオパーク)】

昭和9年の手取川流域に大きな被害をもたらせた水害の際に、手取川支流の宮谷川から流されてきた巨大な岩です。

重さが百万貫あるだろうと言い伝えられたことから名付けられました。(石川県の天然記念物)

◎2023年6月18日 石川県 写真10枚

高さ16m、周長52m、重量は 約4,839t(129万貫)にもおよぶこの巨石です。(流出岩塊としては、日本最大級の規模です)

奥に見えるのが

白山の頂上が見える場所(百万貫の岩から市ノ瀬ビジターセンターの間)にて

市ノ瀬ビジターセンター(白山国立公園)

天狗壁付近(県道33号線)

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九頭竜ダム湖散策

2023-07-11 08:26:22 | 観光スポット紹介

【九頭竜ダム湖散策】

『越前福井の春の旅』

  ☆北潟湖畔花菖蒲園・・・6月上旬頃より約1ヶ月間、約300種20万本の花菖蒲が咲き誇ります。

  ☆三国湊の街中散策・・・北前船が築いた歴史と文化の情緒あふれる三国湊。

  ☆越前大野の町散策・・・歴史と湧水の里そして豊かな自然に囲まれた北陸の小京都。

  ☆九頭竜ダム湖散策・・・九頭竜湖は、岩を積み上げたロックフィル式ダムの建設によってできた人造湖です。

◎2023年6月4日 福井県 写真7枚

九頭竜ダム・・・九頭竜川の上流部に、土と岩を積み上げて作られた、高さ128mのロックフィル式ダムです。

長野発電所と九頭竜川

ダムサイトより長野発電所を望む・・・芝生広場に゛J-PAWER の文字が。

ダムサイトより九頭竜湖側を望む・・・日本第5位の総貯水量です。

夢のかけはし(箱ヶ瀬橋)・・・九頭竜湖に架かる吊橋。「瀬戸大橋」の原型、試作品として作られました。

『越前福井の春の旅』 終わり

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