【大土集落】
☆加賀東谷山村集落 ベース ・・・・・・・・ 国重要伝統的建造物保存地区
☆荒谷集落 2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、荒谷神社、しだれ桜群、鶴ヶ滝、県水産試験場、荒谷小学校跡
☆今立集落 2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、白山神社、道標、新保の池、三界墓、亀清水(湧水)、林政信像
☆大土集落 2024年7月26日 ・・・ 伝統的建造物、大土神社、斧入らずの森、ししぼ石、土蔵、大土生水、炭焼き小屋
☆杉水集落とその周辺 2024年8月3日 ・・・ 伝統的建造物、吉備神社、県民の森、九谷磁器窯跡、古九谷の里、九谷ダム
◎2024年7月26日 石川県にて 写真27枚
右側を行けば県民の森、大土(おおづち)町へは左側の道を進みます。
加賀東谷 保存地区・・・荒谷(あらたに)町、今立(いまだち)町、大土(おおづち)町、杉水(すぎのみず)町の4集落からなります。
重要伝統的建造物群保存地区の「加賀東谷」は4つの集落で構成されています。大土はその最奥の集落です。
大土町に入る手前にある石仏・・・昭和13年5月22日 大土部落は大土神社と土蔵1棟を除き全焼しました。
集落の入口にあった炭焼きの小屋
大土地区の町並・・・大土集落は動橋川をかなり遡った位置に意外な平地が開けていた。棚田なども見られる緩やかな耕地と共存する集落です。
大土の家は、大なり小なり石垣の上に建てられています。棚田に点在する巨岩も、過去の土砂崩れで運ばれてきたといいますから、それだけ急な斜面に位置しています。
民家の屋根は赤瓦で葺かれ、煙出しが設けられており重厚な感じがします。
大土町の伝統的建造物群・・・9軒の母屋(赤)と8棟の納屋等(緑)、1棟の土蔵(青)そして大土神社(黄)。
土蔵・・・昭和13年5月22日(1938)の大火から焼失を免れたのは大土神社の社殿と、集落の南東にある2棟の土蔵だけ・・・元のままの土蔵と修復された土蔵。
斧いらずの森(雪崩林)・・・雪崩防止のために昔から伐採が禁じられたことからこう呼ばれています。
雪崩林の表示
ししぼ石(巨岩)・・・かっての土砂災害により、集落背後の山から転落した岩とみられる巨岩。(大土集落の「「ししぼ石」は昔、この石まで猪を追い込み捕獲したという伝承が残っています)
棚田には、かっての土砂災害により、集落背後の山から転落した岩とみられる巨岩が点在していました。
棚田なども見られる緩やかな耕地と共存する集落です。
大土神社・・・昭和13年5月22日の大火から焼失を免れたのは大土神社の社殿と、集落の南東にある2棟の土蔵だけであとはすべて全焼しました。
山中温泉大土町の鎮守です。集落の最奥部に鎮座しています。社殿は切妻、平入、赤褐色桟瓦葺、平入、桁行2間、梁間1間半。
鳥居に掲げられた扁額には竜の彫刻が施され異彩を放っています。規模は小さいものの、住民達の信仰の場として貴重な存在とされます。祭神:天照大神。
当初の鳥居に掲げられた扁額かな?
大土生水・・・昔からの湧水の「大土生水」もあります。ブナ林からの湧水は冬でも凍らない名水です。
納屋の赤瓦の葺き替え工事中でした
昔懐かしい看板