越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

ムシトリスミレ(虫取菫)

2011-09-11 06:08:04 | 山野草(青・紫花)
【ムシトリスミレ(虫取菫)】
高山:タヌキモ科 ムシトリスミレ属
花期:7月~8月
名前の由来:有名な食虫植物で、花の形がスミレに似ている食虫植物と言うことでムシトリスミレと呼ばれています。

多年草で、氷河時代の遺存植物です。
亜高山や高山の岩礫地や草地に生えいて、草丈は5センチから15センチくらいです。
根際からは数枚の長い楕円形の葉が生えて地面に広がり、葉の縁は少し内側に巻き込んでいます。
葉の表面には腺毛が密生しており、粘液で小さな虫を捕らえて消化しています。
茎先に「菫」に似た紫色の花をつけて、花冠は5つに裂けて唇形です。
花のつけ根の部分には真っ直ぐな距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)があり、萼片は5枚です。



◎2011年7月21日 立山:弥陀ヶ原周辺にて 写真2枚
食虫植物の名に恥じず、下の葉に虫がたくさんがついてます。栄養を沢山とってどんどん繁殖して欲しいです




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