コロナ禍からご無沙汰していたラッパ吹き、先日再開しましたところ……。
吹くブツ(ラッパ)がヤバいという事態に。
いえね、楽器って定期的なリペアが必要なんですけれども、コロナ前、つまり5年前にリペアしたっきりという有様でした。それから程なくして吹かなくなっていましたところ、
フェルトはカビ、ウォーターキィが固まり(まぁこれはもともと固まりやすかったので時期を見てコルクキィにしようかと思っていた)どうしようという状態に。ウォーターキィの固着はすぐにどうこうって話ではないので良いのですが。それにしても華やかな音を出して軽いレッドブラスさん過去ログ)ラッパ所持状況のフェルトが死んでいるのは色んな意味で許し難い、ということで連れて行きました。
なおこの日は学会がありましたので、学会ついでに連れて行きました。もちろん医学系学会お決まりの荷物検査があるのなんてすっかり忘れて。
荷物検査の順番がやってきます。この馬鹿はまだ気が付いていません。ラッパには緩衝用の毛布なんか巻いてしまっています。
もちろん荷物検査ですから毛布の中身をお見せください、と言われるわけです。ここで馬鹿は気がつくわけです。最悪なことになりました。でも見せなければますます怪しまれます。見せましたとも。ラッパが2本顔を覗かせました。まぁせめてもの救いはベルを下向きにして入れてあったことでしょうか。それでもセキュリティ担当が「か、会場で吹くことは…ありませんよね……ブッふふふふふ」とかなってましたし、私の顔色がレッドブラスと同じような色にはなりましたけど。ベルが出てきたら間違いなく死んでいました。
そしてとにかく演題の隙間になるべく早く連れていかないといけないと思って逃げるように連れて行きました。ご主人は学会会場で大恥を晒しましたが、生まれ変わって帰ってくることでしょう。