人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

迎える病い

2016年03月25日 | 日記

 知り合いの女性

70歳をすぎたところです

パーキンソン病のごく初期

少しだけ表情が硬くなって

いて

歩くのもちょっと辛そう

だけれどそんなことより

「辛いわ」と

つぷやく姿こそが

私の胸を打つのです

あの病いは意識は最後まで

明瞭なのに

見た姿がそうではない

ところに悲劇があると

聞きました。

そして必ず

介護するだれかがいなくては

生きていけません。

献身的な夫か妻か

娘か息子か

そんな人がだれもいないときは

だれが介護するのでしょう。

他人ごとではない

私自身にもいつかは

ふりかかる

お迎えです。

そんなお迎えがきたら

「あら、こんにちは!」と

笑えるといいなあ・・・

 

 

 

 


商品券プレゼント?

2016年03月25日 | ニュース

貧困若年層に

なんと商品券をプレゼントする

というのが

親戚のおばさんなら

まあまあ頷けます

これは

「政府」のプレゼント。

なんだかなあ・・・

みみっちいのです

そんなものもらっても

一日二日のことでしょう。

いやしくも「政府」の

することでしょうかねえ。

貧しい高齢者層に

一万円ってのも

ありませんでしたかね。

安倍さんのことは嫌いじゃない

ですが

なんともこんなプレゼントの

みみっちいこと・・・

いやしくも「政府」のすること

ではないのでは?

貧困層のことは

若者、子ども、高齢者すべて

「政策」として捉えてくださいな

みみっちい贈り物なんか

要りませんから

「政策」をください

それが「政府」じゃありませんか?




いばる

2016年03月24日 | 日記

高齢者が

とりわけ認知症に近くなったような

高齢者の女性が

家族と同居しているときに

一番楽なのは

「いばっている」ことだと

ある人が話してくれました、

卑屈になってはいけない

遠慮してはいけない

威張ってろ、威張ってろ

その人は言います。

これができたらほんとに

素晴らしいと思います、

卑屈になったり

遠慮したりしたら

もうおしまいかもね。

老人の「知恵」に

他人ごとながら

驚きました

自分ができるかというと

到底自身ないのでした・・・

「いばっている」

って

素晴らしい。

いいなあ。

 

 


素敵な朝ごはん

2016年03月23日 | 日記

久しぶりに息子の家に

行ったときのこと

お嫁さんが「朝ごはん食べますか」と

言ったのでうれしくなって

甘える気持ちになって

「食べるよう」と言いました

そしたら「はい」と

なんにもつけてない

食パンの焼いてないのを

一枚ポイとくれました。

コーヒーも紅茶もなし。

びっくりしたのなんの。

「え、これって・・・」

ところが意地悪な人でも

なんでもない

いいお嫁さんなんです

つまりこんな「朝ごはん」でも

平気なだけなんです

私思わず言いました

「なんでもいいから液体ちょーだい」

忘れられない朝ごはんです。

一つは生のままの食パン一枚

だけ、というインパクト。

もう一つは自分の

「液体ちょーだい」という

あのセリフ。

紅茶とかコーヒーとか言わずに

液体、と言ったのは

やっぱりちょっと

皮肉も混じってたんでしょうね。

忘れられない朝ごはん。

でも、あのシーンを

自分はユーモア混じりで

乗り切ったのでした。

忘れられない朝ごはん。

息子よ、こんなこともあったのさ。

同居なんて不可能だね。



大根餅

2016年03月22日 | グルメ

大根餅という

言葉があることさえ

知らなかったのです

え、大根が餅に?

初めて食べたのは江古田の

中華料理店。

そうしてこの頃は

うちで食事会をするとき

メニューに加えると

みんなに喜んでもらえます

「大根がお餅になるの?」と

驚かれますが

知る人は当たり前に知っている

らしいから

ここに書くのも

気恥ずかしいくらいの

ものなんです

けど・・・

でも、お利口な

レシピでございます。

このだんでいくと

カボチャ餅、トマト餅、

ホーレンソウ餅、なんでもあり餅

が作れそう・・・