リアルタイムは再びのアルゼンチン。
物価が高くて泣きそうです。
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2泊したリマのホステルをチェックアウトする。
午後のバスで移動するのだが、時間にゆとりがあるので街に繰り出して買い物に行くことにした。
私はご臨終したビーサンの二代目を、ともくんは衣服を。
しばらく歩き回り、私はセールのビーサンを無事にゲットした。
安い上に足にしっくり馴染む。
いいのが見つかって一安心\( ˆoˆ )/
しかしともくんはなかなかいいのが見つからない。
仕方ないがホステルに帰ることに。
バスターミナルに向かう時刻が迫る頃、ホステルにある人が来てくれた。
クロアチアのドゥブロヴニクで出会った韓国人の青年だ。
彼もたまたま同じ時期にリマにいることが判明し、しかもすぐ近くのホステルに泊まっていたのだ。
それがわかるやいなや、彼はすぐに私が泊まっているホステルまで来てくれた。
一緒にドゥブロヴニクを1日観光し、毎晩飲み明かし、楽しい時間を過ごした人である。
相変わらずの人懐っこい笑顔に、久しぶりの再会にも関わらずすぐに打ち解けられた。
再会時間は僅か15分ほど。
しかしクロアチアで出会い、この広い地球で、しかもペルーで再び会えるとは思わなかったので、とても嬉しかった。
再びの再会を約束し、我々はタクシーに乗ってバスターミナルを目指す。
バスは午後14時発。
またクルスデソル社だ。
南米のバスには、カマ、セミカマと二種類がある。
カマは一階の広めで高めの席、セミカマは二階のカマより狭めの席だ。
いつもはセミカマを選んでいるのだが、今回はセミカマが売り切れていたので、贅沢にカマに乗ることになった。
一階席は足元が広々しており、かなり快適だった。
以前クルスデソルに乗ったときは体調が最悪で全く楽しめなかったが、今回は体調もいいこともあり、バス旅にワクワクである。
バスはリマの街中を抜け、どんどんと南下して行く。
建物が立ち並ぶ風景から、砂漠のような乾いた大地が広がる道を走る。
しばらく走ると、右手に海が現れた。
太陽の光を受け、輝く海。
どこの国でも同じ姿を見せてくれる海を見ると、何故か心が穏やかになれる。
海沿いを走っていると、大陸に沿って走っているんだなぁ、と感慨深くもなる。
陽が傾き始め、夕飯が配られる。
さすがのカマ席。
足元も広いため、かなりゆっくりと出来る。
ヨーロッパを旅しているときは、夜行バスだと全然眠れなかったが、今では宿代を浮かすことのできる夜行バスにすっかり慣れてしまった。
バス内の電気が消灯し、そのまま就寝…zzz