女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

あらゆる色の世界を楽しむ

2016-11-30 16:57:45 | Norway🇳🇴
11/28

Tromso発10時のバスに乗るため、宿を9時前に出発した。
薄暗い住宅街の中を、降ったばかりの雪を踏みしめながら歩く。



向かいには街並みの灯りが見える。
家々の灯りが湖に反射し、おとぎ話のような光景だった。
寒空の中の街の灯りは、なんとも暖かく見えるものである。


最大の難関である急斜面。
ここで何度も滑った。
もちろん今日も滑った。




雪だるまが作ってあった。
雪だるまのデザインは国によって違うのだろうか。ノルウェーの雪だるまはまつ毛重視らしい。そしてなぜか頭の上に鳥。

斬新だ…

思わずパシャり。



無事にバス停に着き、バスに乗り込んだ。


ここから4時間半のバスの旅だ。
バスにはトイレも付いているので安心。

窓から外の景色を眺める。
水面に映るノルウェーの山々は美しかった。
薄暗いとはいえ若干空が白んでいるので、見え方によっては山の斜面が水色に見えたりする。
雪の白、山の斜面の水色、湖の深緑。木々の黒。
地味な色の組み合わせだが、とても美しかった。






スノボで雪山に行くたびに、雪景色は見ているので見慣れているはずだが、ノルウェーの雪山はなんともいえない美しさであった。


日が陰り出し、水色に見えていた山の斜面の色はグレーに変わった。
湖の色も深緑から黒に変わり、今度はまるで水墨画のような光景が広がった。




白と黒だけの世界かと思えば、時折湖の麓に現れる家の黄色い光が、二色の世界に色を添えた。

時間とともに変化する景色に思わず見入り、窓の外をずっと眺め続けた。


私の隣には、通路を挟んで中国人と思われる若い女性が二人座っていた。
彼女たちも静かに窓の景色を眺めていたのだが、二人のうちの一人がやたらと写真を撮っていた。

美しい景色なので撮りたいのはわかる、しかし本当に撮りまくっていたのだ。


静かな車内には彼女のスマホのシャッター音のみが響き、その度に私は心の中で「パー子か!」と一人突っ込みをいれた。



バスは15分程遅れながらも、Narvikの街に到着した。
ここからまた19時間半の寝台列車に乗るため、スーパーで食材を買い出しに行った。
目ぼしいものが見つからず、オレンジと菓子パンという、栄養素を無視した夕食を購入し、寝台列車に乗り込んだ。
さよならNarvik。







Narvikからは私一人だった。
もしかしてこれは一人貸切か!?
テンションが上がるが、それからKirunaで3名乗車、そのあとも2人乗車し、満員御礼の6人となった。

行きは3人で気楽だったんだけどなぁ…

しかしメンバーは様々な国の人がいて面白かった。

フランス人の青年
エストニア人とスペイン人のカップル
ノルウェー人が2人

フランス人の青年も1人でヨーロッパをウロウロしているらしく、色々お勧め情報などを教えてもらった。
そしてもしフランスに行くのなら、トゥールーズがいいよ、と言われた。

フランスは全く行くつもりが無かったのだが、話しを聞くと少し興味が湧いた。


列車の中はWi-Fiはないため、本を読んだり音楽を聞いて時間を過ごす。
バスや列車を使うとどうしても移動時間が長くなるが、これを退屈と思うことは無い。
旅人と話したり、今後の予定を考えたり、はたまたひたすらボンヤリしたり。
贅沢な時間だと思う。


こうして日記代わりにブログを書けるのも面白い。
明日は再びストックホルム。
何か美味しいものでも食べようかしら。




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ノルウェーのうるさい夜

2016-11-29 12:09:09 | Norway🇳🇴
11/27
目覚めるとすでに10時だった。
昨夜はオーロラツアーの為帰宅が12時を過ぎており、思いの外寝てしまった。

しかし当然のことながら外は薄暗い。
しかも吹雪…


橋を渡ってロープーウエイに乗るつもりだったが、こんな天気で外に出られる気がしない。


というわけで再びダラダラ。

トロムソに来てからほぼほぼダラダラしている…
寒いのが苦手な上にめんどくさがりだとこうなる。


今後の予定を再び練る。

コペンハーゲンにとりあえず二泊するつもりだが、コペンハーゲンって何があるんだろうか。
何にも知識がない…
そもそも私は周りが引くくらいヨーロッパの地理関係を把握していない。
なんならコペンハーゲンの場所は今回初めて知ったほどだ。



コペンハーゲンとドイツは海を挟んで列車とフェリーで渡れるらしい。

それならそのままドイツに行こうかしら。

ドイツのクリスマスマーケットに一度行ってみたかったのだ。

ドイツをすっ飛ばしてチェコに行くつもりだったが、予定を変えることにした。
これぞ自由な1人旅の最大の醍醐味。


ドイツはバスがかなり発達しているらしく、地方にも行きやすそうだ。




そうこうしているうちに夕方になった。

というか2時頃にはもう夜のように真っ暗だが…

今回泊まっている宿には、他にもう1人ゲストがいた。
オーストラリアから来た青年だ。
一度玄関の前で軽く挨拶を交わし、今日の夜に初めてゆっくりと会話をした。

キッチンに行くと彼がちょうど夕飯を作っており、おすそ分けをしてくれたのだ。

じゃがいもにバジルペーストとチーズを混ぜたシンプルなもの。
しかし美味い。




彼はトロムソに四泊し、このあとはフィンランドに行くという。
学生の間の長期休暇を利用し、いろんな国に行くつもりと言っていた。

そんな彼に、

「日本で大きな地震があったよね?大丈夫だった?」

と聞かれた。

一瞬なんのことを言っているかわからずポカンとしていると、11/22に東北地方で起きた地震のことを言っていることに気付いた。


旅に出てから日本の情報に疎くなっており、私はこの地震のことを日本の友人から聞いて知った。

日本人である私がこんな状態なのに、オーストラリア人である彼が知っていることに驚いた。
彼は東日本大地震のことも知っており、小さな国と思っていた日本の情報が、世界に広がっているのを感じた。

下手くそな英語で懸命にやりとりをし、旅人との会話を楽しんだ。

彼と話していると、下の階からホストの息子の坊やが登って来た。金髪碧眼の、絵に描いたようなかわゆすな坊やだ。
手を差し出すとニギニギされた。


可愛い……


じゃがいもでお腹を満たし、私はお礼にオレンジを彼に渡した。
大人びた見た目の彼だったが、笑うとやはり少年のような顔つきになった。



明日は再びバスに乗るため早起きせねば。
散らかった荷物も片付けなければならない。

早めに寝るとしよう。








早く寝るつもりだった。






しかし11時過ぎ頃から、何やら廊下で物音がする。
ノルウェー語の為わからないが、話し声もする。
そして何がおかしいのかわからないが、爆笑しているのだ。
一瞬オーストラリアの青年以外のゲストかと思ったが、我々二人以外には泊まっていないはずだ。
あまりにも声が大きく、一人でゲラゲラと笑っているため、頭のおかしい奴でもいるのかと背筋が凍った。



そのうちにチュイーーーーンと、何やら工事のような音がしてきた。



一体何が始まったのだ


ビビりながらも聞いていると、おそらくホストの旦那ということがわかった。
工事のような音は、廊下の天井の電気が切れたため、何やら作業をしている音だった。


そうとわかれば安心だが、なぜこんな夜遅くにやるんだろうか。
客が部屋で寝ているというのに、一人で爆笑して不快な音を立てながら作業をしているのだ。

そうこうしているうちに、廊下は静かになった。

工事が終わったのだろうか。


トイレに行くために廊下に出ると、スタンドがひとつ置いてあった。




え…?スタンドを置くだけであんなデカイ音を鳴らしてたわけ?

なんで…!?



てゆうかなんの音だったの?!




疑問ばかりが残るが、廊下が明るくなったので良しとした。
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自然の美しさに酔いしれる夜

2016-11-27 14:09:03 | Norway🇳🇴
11/26

目が覚めて窓のカーテンを開けるとまだ薄暗い。

トロムソは朝でも薄暗い。

食料調達のために、近くのスーパーに行くことにした。
距離的には数百メートルだが、宿が高台にあるため急斜面をソロソロと下ることになる。

スーパー到着。
ちなみに朝の10時頃。



何にしようか。
最近まともなものを食べていないので、野菜や肉に目がいくが、残り二泊のためあまり大きいものは買えない。

私は旅行に行くと、なぜかコーンフレークが食べたくなる。
今回もやはりコーンフレークが食べたくなり、ドックフードのようなコーンフレークを買うことにした。
そして牛乳。

日本と同じように牛乳もたくさん種類があり、ノルウェー語表記の為に何がなんだかわからない。

牛の絵が書いてあるから間違いなく牛乳なんだろうが、それにしても種類が多い。

どれにするか、と物色していると、パッケージにコーンフレークの写真が印刷されているパックを見つけた。



これだ!!!!!


コーンフレークの写真!!!
まさに私のための商品じゃないか!





一人テンションが上がり、ウキウキでこのパックを買い物カゴに入れた。



そして水。



スウェーデンで間違えて炭酸水を買ったため、水購入に異常に用心深くなっていた私。


透明な液体だが、ノルウェー語のため全然わからない。
店員さんをつかまえ、



「これって水ですか?」

と、しつこく聞いた。


しかしよく見たら、裏に「water」と記載されてあった。


これで安心した私はいくつかの食材を購入して宿に帰った。


さて早速食事。


コーヒーを沸かしながら、コーンフレークを食べるために私のための牛乳を準備する。


コーヒーに少し牛乳を入れ、一口飲んで一息。





あれ?





なんか酸っぱい…








何故?



嫌な予感がした。




コーンフレークにも牛乳をいれる。

何故かトロミがある。















牛乳じゃなくて飲むヨーグルトだった






嘘だろ……



だってこのパッケージ、明らかに牛乳だよね?
ノルウェーではコーンフレークにヨーグルトをかけるわけ?






再び絶望…



ドックフードにヨーグルトをかけて食す。
しかし意外にいける。



新たな発見であった。
ちなみに水はちゃんと水であった。




コーンフレークヨーグルトがけを食べながら、今後の予定を考えてる。
陸路でノルウェーの首都のオスロに行き、そこから空路でチェコまで行くつもりだったが、何度か乗り換えが必要らしい。
それか船でフィヨルドを見ながら3日かけて下るツアーもあるらしいが、高額らしいので諦めた。

結局また同じ経路でストックホルムまで行き、そこから列車でコペンハーゲンに行くことにした。



グダグダしているうちに日が暮れ、あっという間に真っ暗になった。
しかしまだ3時。


ノルウェーのトロムソまで来たのは、珍しく目的があった。





オーロラだ



よく、「死ぬまでにオーロラが見て見たい」と聞くが、私は大して興味が無かった。


じゃぁなんでトロムソに行ったんだ、と言われそうだが、なんとなく、だ。
せっかく北欧まで来たのだから、行ってみよう、程度だ。


オーロラはツアーに参加することにした。

ピックアップ場所のホテルまで再び2.5キロ。

早めについたため、港付近を散歩した。
船がたくさん停泊していた。
冬のオスロは、クジラウオッチングもできるらしい。
寒くてブレブレ。










定刻となり、大型バスに乗り込む。
三十人ほどいただろうか、ありとあらゆる人がオーロラツアーに参加していた。


バスはトロムソの街を離れ、どんどん山の中へ入って行った。
元気のいいガイドの男性の案内の元、一行はオーロラ観測場所へ到着した。


観測場所は真っ暗な丘の上にあった。

みんなで丘を登っていると、ガイドさんが空を指差し、


「ほら、あれがオーロラだよ」


と言った。



指差す先にはぼんやりとした白い雲のようなもの。



え?あれ?


想像していたものと全然違う…


白いもやはゆっくりと動いて、次第に姿を消した



あれがオーロラ?全然綺麗じゃない…
なんかただの雲みたいだけど…

疑問だらけだったが、オーロラは天候次第なのでひたすら待つしかない。


観測場所には建物の中に焚き火も準備されており、冷えた身体をここで暖めた。
最初は多くの人が外で待機していたが、次第に寒さに耐えれなくなった人達の多くが、建物の中に消えて行った。
寒さに弱い私はもちろん焚き火の近くにいた。




結局オーロラなんで運だしなぁ、まぁ仕方ないか


と、もう諦めモードになっていると、にわかに外が賑やかになり、みんな外に出て行った。

何がなんだかわからないが私もみんなについて行き、外に出てみた。




空はいつのまには雲が消え、満天の星空が広がっていた。

雲の間から、ぼんやりとしたうす緑の光りが見えた。


「もしかしてあれがオーロラ?」


オーロラだった。


光りはゆっくりと動き、ゆらゆらとカーテンのように天空を旗めいた。

薄い光りのカーテンが天空を多い、形を変えて動いて行く。


あれがオーロラか


まさに光りのカーテンだった



なんとも表現しがたいが、天空をカーテンが風に揺られているような光景だった。
薄い光りのカーテンはどんどんと形をかえ、帯状になったり、再びカーテンになったりと、忙しく動き続けた。
言葉にできない光景とは、まさにあのことだろう。
真っ暗な空に薄い筋が光り、薄い光りを放ち続けた。

オーロラなんて興味の無かった私だが、この光景は、涙が出るくらい感動するものだった。

美しいというか、不思議な光景だった。

作られた美しさではなく、自然の美しさ。
自然の美しさを痛感した。

自分では撮れなかったので、ツアー会社さんが撮ってくれた写真を。









オーロラは時間とともに姿を消し、もとの雲に覆われた空になった。



オーロラを見れたのはごくわずかだったが、ものすごく長い時間のようだった。

自然の作り出した美しさに心から感動し、トロムソに来てよかったと思った。


このツアーで、ロンドンに住んでいる日本人のご夫婦に出会った。
私の旅の話しを聞き、女性は

「私も30になる前に、海外に行きたくて会社を辞めたんですよ。そしてそのまま海外に一年ほど行って来ました」

似たような境遇の女性と話が弾み、帰りのバスでずっと話しをした。

自分と似たような人いるんだなぁ。


気温はマイナス1度。
身体は冷えたが、心が満たされた一日だった。
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気軽に国境越え

2016-11-27 00:54:02 | Norway🇳🇴
11/25
定刻通りに寝台列車は国境を越えてナルヴィークに到着。

なんでもこのナルヴィーク駅は、ヨーロッパ最北端の鉄道駅なんだそうな。



そして4カ国目は…!!






ノルウェー!




寝台列車は国境を超えたはずなのに、パスポート提示も審査も何も無かった。
まるで隣町に来たような感覚。
島国日本に住んでいる身としては、何とも不思議な感じである。


ナルヴィーク駅周辺は静まり返っていた。
とりあえず駅で街の地図をもらい、バス停を探す。


見つからない。



事前に下調べをしておくべきだった…


考えても仕方がないので、人に聞きまくる。


みんな親切に教えてくれ、迷いながらもようやくバスターミナルに到着した。

一時頃だったがすでに薄暗い。
街の明かりも灯り出している。





バスターミナルにはショッピングセンターが併設されており、一時間ほどここで時間を潰すことにした。


それにしてもノルウェーも子供が半端なく可愛い。
プラチナブロンドにぷくぷくほっぺと真っ青な瞳。
リアルプリンセスとプリンスばかりだ。


バスが出発時刻になり、バスに乗り込む。
心配していたバス代金は、車内で支払う形式だった。支払いはカード。
アジアと違ってヨーロッパはどこでもカードなのね。



席はほぼ埋まっており、1番後ろの席に座った。
三人席に男性が一人座っていた。


彼はアメリカのフロリダ出身だが、今はノルウェーに住んでいるとのこと。
そしてこの男性がめちゃくちゃ親切で、私がノルウェーでサーモンを食べたいと言うと、友人に電話をかけてオススメレストランを聞いてくれ、ノルウェーでやることをあまり決めていないと言うと、ツアーガイドをしている友人に電話をかけてくれたりした。

彼は色んな話をしてくれ、短い期間であるが、私の今までの旅の話も楽しそうに聞いてくれた。

バスは静まり返っていたので、我々の話し声だけがバス内に響いていた。

男性は私より先に降り、バスは終点のトロムソに到着した。
トロムソは北極圏、着いたのは夜8時頃だったので、当たり前だがすでに真っ暗。
宿までの足は無いので歩いて行くことにした。

スウェーデンも物価が高いが、ノルウェーは更に高いらしい。

直前で決めたノルウェー旅なので、宿も直前に探した。





高い



高過ぎる




一泊数万円以上する…



そんなところに泊まっていたら、この先続くヨーロッパ旅に支障をきたすことになる。


ホテルは諦め、(いつもの安宿はそもそもトロムソに存在していなかった)今回はAirbnbで探すことにした。

Airbnbを知らない人のために簡単に説明すると、いわゆる民泊である。
一般の人が所有する空き家や空き部屋を有料で貸し出すサービスで、全世界に多くの利用者がいる。
以前にもアメリカのカーメル、バッファローで利用したことがあるが、どれも本当に素敵な部屋ばかりだった。
一軒家丸々貸切、シャワールームやトイレは共有の個室、ドミトリータイプのシェアルームと、3種類の物件を選ぶことが出来るシステムだ。
その国ならではの生活を感じることができ、ホストからはその土地のお勧め情報を聞くことができるので、ホテルに泊まるより断然こちらをお勧めする。
まだ使ったことがない人は、ぜひ使って欲しいサービスだ。




と、前置きが長くなったが今回のトロムソは三泊Airbnbを使うことにした。
旅始まって以来の個室…!なんて贅沢!


そしてその宿はバス停から2.5キロ先にあった。
2.5キロくらいならなんとかなるだろう、
気軽な気持ちで歩き出した。




しかしすぐにその考えが甘かったことに気づく。


背中には10キロのザック。
前には5キロのザック。



暗がりの中をひたすら歩く。
道は凍っているためツルツル。
ただのトレッキングシューズのため、何度も滑る。

そして宿は高台の上。
最後に急斜面を見たときには、泣きたくなった。



何度もくじけそうなり、汗だくになって到着した。

ホストは青い目の美しい女性だった。
私がバス停から歩いて来たことを告げると、目を丸くして驚いていた。
私の身なりもひどかったので尚更だろう。


とりあえず旅始まって以来の個室にいたく感動し、溜まっていた洗濯物を一気に洗い眠りについた。
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