女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

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再び人の優しさに触れる

2017-03-08 22:21:52 | Spain🇪🇸
2/7

朝7:25
ドバイ国際空港出発!!

今度は8時間半のフライトだ。

今回も3人席に1人だったため、のんびりとフライトを楽しむことができた。


飛行機は北上し、目的地に到着。

着いた先はスペインのマドリード。

再びスペインに来るとは…


ここではトランジットが24時間あるため、空港を出てマドリードに一泊することにした。


マドリードで行かなければいけない場所があった。


病院だ。


アフリカを一か月ほど周遊してきたわけだが、タンザニアを出国するあたりから、熱っぽいのだ。
一番恐れているのはもちろんマラリアだが、
マラリアはすぐに症状がでない。
潜伏期間を経て発症するのと、初期症状が風邪と似ているため、勘違いしてしまう人が多いと聞く。

マラリアによる死者数は、年間約60万人。アフリカでは1分に1人の割合で亡くなっているそうだ。




心配しながら旅を続けるのは嫌なので、マドリードに着いたら病院に行こうと決めていたのだ。


こんなときのために、日本を出る前に海外旅行保険に加入していた。
ドバイ国際空港のラウンジからコールセンターに電話をかけ、マドリードの病院の予約と、医療通訳の方のお願いを済ませておいた。


時間が微妙だったのと、病院の場所がよくわからなかったので、空港から直接病院に向かうことにした。

2回目のスペインなので、地下鉄の乗り方は覚えていたため、インフォメーションデスクで近郊の地図をもらい、地下鉄に向かった。





工事中で地下鉄は閉鎖していた





仕方なく駅員さんに尋ねると、電車での行き方を教えてくれた。
駅員さんの言われた通りに電車に乗り込み、教えてもらった駅で下車。

保険事務所の方からメールで病院の住所、名前は教えてもらっていたのだが、マップで打ち込んでも出てこない。


現地に行って、人から教えて貰えばいいか!


呑気な私はロクに調べもせず、とりあえず最寄駅に向かった。
改札を出て、まずは駅員さんに聞く。

どうやら近そうだ。
安心して歩き出すが、全くわからない。

どこに向かっていけばいいかわからなくなり、前から歩いていた女性三人組に尋ねる。(2組目)


彼女たちは親切だった。



しかし彼女たちはスペイン語しか話せなかったのだ。



お互いに必死にボディランゲージで伝えようとするが、なかなか伝わらない。

仕方ないが彼女たちにお礼を言い、再び歩き出す。

雨が降ってきた。
セビーリャとバルセロナでは、英語が通じたんだけどな…

雨から逃れるため、小さなカフェに入った。
ここのオーナーと思しきおじちゃんに、病院の場所を訪ねてみた。(3人目)


おじちゃんもスペイン語しか話せなかった。


落胆していると、おじちゃんは常連らしい男性に声をかけた。


「どこに行きたいの?」


彼は英語が話せたのだ


住所を見せ、ここに行きたいと彼に言うと、彼は丁寧に教えてくれた。(4人目)
ここから近いようだ。
カフェに入って良かった!!

頼んだコーヒーを飲み干し、みんなにお礼を言い、カフェを出た。



彼によると、通りをまっすぐ行き、突き当たりを左だという。
雨足がどんどん強くなってきた。
フードをかぶり、早足で病院を目指す。


突き当たりを左に曲がる。







現れたのは、病院でなくてBMWのショールームだった。





再び落胆。




雨足がどんどんひどくなってきたので、雨宿りがてらショールームの受け付けの女性に訪ねてみた。(5人目)


彼女もスペイン語しか話せなかった。




どうしよう…
医療通訳の女性との待ち合わせ時間が迫っていたのだ。
呑気者の私も流石に焦ってきた。


受け付けの女性は別の女性に何か話しかけていた。

しかし彼女もスペイン語しか話せなかった。


仕方ないが再び外に出て、隣のオフィスと思わしき建物の入り口でタバコを吸っていた、スーツが似合う紳士に訪ねてみた。(6人目)


彼は英語が堪能だった。


彼は私のマップを眺め、丁寧に教えてくれた。
病院は全く違う場所だった。

彼にお礼を言い、雨の中を全力でダッシュした。
マドリードの街中で、私は何をしているのだろうか…


待ち合わせ時間を少し過ぎたが、無事に医療通訳の女性と合流することができた。
ちなみにメールで送られてきた病院の名前は、大きい病院の中にある個人のクリニックの名前だった。


それじゃマップに出るわけないだろう\(^o^)/


熱を測られたり、いくつか質問を受け、診察は終了。


その結果…






ただの風邪だった♡



仮にマラリアなら、38度以上の高熱が出るらしいのだが、私は37.5度しか出ていなかった。


薬局で抗生物質を出してもらい、一安心した。

マドリードでやるべきことが、もう1つあった。


カードリーダーを買う!!!


溜まりに溜まった一眼レフの写真をパソコンに移そうと、ドバイの空港ラウンジでやろうとしたら、カードリーダーがないことに気づいたのだ。

これは買うしかない…


マドリードには大きいデパートがあるらしく、そこで買うと決めていた。
今いる病院から、デパートまで約3キロ。
歩くつもりでいたが、医療通訳の女性にこの後の予定を聞かれた。

デパートに行くことを伝えると、彼女もそちら方面に行くので、一緒にタクシーで行こう、と誘ってくださったのだ。



なんという幸せ!!!


有り難く彼女の言葉に甘え、一緒にデパートに向かった。
彼女は学生のときにスペインに留学し、それ以降スペインに住んでいるという。
そしてスペインで現地の男性と結婚し、私より1つ下の娘さんがいるらしい。


デパートで一緒に買い物をしながら、いろんな話をした。
私の旅の話、彼女のスペインでの生活の話。
アフリカ以来、久しぶりに日本語を話せたので、かなりたくさん話をしてしまった。

彼女のおかげでカードリーダーも無事にゲット。





そのあとは2人でスーパーに行き、商品を見て回った。


スペインといえばハム!!
丸々足一本だ。





買い物を楽しみ、デパートを出る頃にはすっかり暗くなっていた。
デパートからホステルまでは約5キロ。
手持ちのユーロが少なかったため、私はホステルまで歩くつもりだった。

そのことを彼女に言うと、彼女は


「それなら私がタクシーでそっちまで行くから、一緒に帰りましょうよ」

と言ってくださったのだ。



なんでそんなに優しいのですか…(つД`)ノ


図々しいと思いながらも、彼女の好意に甘えることにした。


別れ際、彼女から
「これからも旅が続くから、身体には気をつけてね」
と言ってくれた。


タクシーが見えなくなるまで見送り、人の優しさに触れ、ホクホクした気持ちでホステルに向かう。



今夜は空港近くのホステルに1泊だ。


チェックイン時にちょっとしたトラブルもあったが、無事にチェックイン。



先ほどのデパートのスーパーで購入したオムレツを食べていると、何人かキッチンに入ってきた。

ドイツ人の女性、ベネズエラ人の青年、スペイン人の男性だ。


みんなフレンドリーで話していて楽しかった。
そしてベネズエラは、憧れのエンジェルフォールがある国だ。
治安が不安なので今回は訪問しないが、いつか行ってみたい国の1つなのだ。
そのことをベネズエラ人の青年に話すと、

「いつでも来てよ!歓迎するよ」

と、笑顔で言ってくれた。

楽しい夕飯を終え、ドミトリーの二段ベットで眠りにつく。

明日は早起きして空港へ向かう。



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ガウディの偉大さ

2017-01-21 15:55:24 | Spain🇪🇸



1/7

朝の列車でセビーリャからバルセロナへ移動する。

列車の駅はホステルから2.5キロほどだ。
明け方でまだ薄暗かったため、タクシーを呼ぼうか悩んだが、徒歩で行くことにした?

薄暗いセビーリャを歩く。

駅はとても大きく立派だった。




改札はないが、列車の入り口にスタッフが立っており、そこでチケットの確認をされる。


バルセロナ行きの列車は、とても混んでいた。
さすがである。


列車に乗る前に、セキュリティチェックを受ける。

列車はまたボックス席だった。
ほぼ満席の列車。
景色が移り変わり、周りの人も何人か変わっていった。

前におじいちゃんと、息子らしい二人組が座った。

小柄なおじいちゃんはいつもニコニコしており、和んだ。
そのおじいちゃんに、何か話しかけられた。

おそらく目的地を聞かれたのだろう、
バルセロナ、と答えるとにっこりされた。

スペイン語が話せればなぁ、、


バルセロナ到着!



地上に出て、現在位置を調べようとするが、Wi-Fiがないため調べることができない。
自分の現在位置がわからないと、どう動いていいかわからなくなる。


はて、どうするか。


駅内の巨大な路線図を眺めていると、ようやく自分の現在位置がわかった。
ホステルの最寄駅まで四駅だった。

これがわかれば話は早い。

早速地下鉄に乗ってホステルに向かった。


ホステルのスタッフはみんな感じがよく、ホステル自体も綺麗で居心地が良かった。
そしてこのホステルを選んだのには、大きな理由がある。


バルセロナといえば、サグラダファミリア。


そのサグラダファミリアまで、徒歩10分程で行けるのだ。

夕方になっていたが、ちょっと見に行くことにした。
サグラダファミリアは、本当に街の中にドンと立っていた。

あの全景が出てきた瞬間は、思わず声が出た。
遠目からしばらく眺め、ホステルに戻るとにした。






明日は一日バルセロナ散策なので、サグラダファミリアもゆっくりと見ることができる。


途中スーパーにより、食材を購入。
さすがスペイン。
ハムがめちゃくちゃ安いし種類が豊富だ。

ビールも購入し、夕飯を食べながら晩酌。
すっかり酒好きになってしまった。


1/8
今日は1日バルセロナ散策だ。

サグラダファミリアは事前に時間指定で予約をしていたため、時間に合わせて起床。

9時15分頃に入場ゲートに着いたが、すでに多くの人たちがいた。
そして多くが日本人のツアー客で驚いた。
久しぶりに聞く日本語に何故か不思議な感じがした。

オーディオもついてくる。
最近日本語対応になったらしく、オーディオを聴きながらサグラダファミリアを見学することにした。

入り口に立ち、その大きさ、彫刻の精巧さに圧倒された。




入り口のドアの彫刻は、日本人が担当したらしい。
友達から聞いて初めて知ったのだが、サグラダファミリアの主任彫刻家は、なんと日本人らしいのだ。


いやはや、本当に同じ日本人として誇らしい限りだ。
サグラダファミリアの入り口の左手には海亀が、右手には陸亀がいる。

これは左手には海、右手には陸があるからだそうだ。
一つ一つの彫刻に意味があり、入り口だけでもお腹いっぱいになる程だ。
そしていよいよ中に入る。









…………





すごい




すごい




大事なことなのでもう一度言う。



本当にすごい










あまりの美しさにその場に立ち尽くしてしまった。
天井が高く、すべての柱、天井に詳細な彫刻が施されていた。

これにはめちゃくちゃ感動した。

正直に言う。
私はサグラダファミリアにそこまで期待していなかった。
バルセロナに行くなら、程度だった。


前言撤回、というかごめんなさい。

あんなに美しいと思わなかった。
気づけば涙腺が熱くなっていた。
自然の美しさにはよく涙は出るが、建造物に涙が出るとは思わなかった。

本当に美しかった。

サグラダファミリアの支柱となるふとい4本の柱にはそれぞれ意味があり、サグラダファミリアを支えるだけではないらしい。

美しいステンドグラスは太陽の光を受け、輝きを増す。






サグラダファミリアには地下に祈りの場があり、足元の窓から祈りを捧げる人たちの様子が見えた。

なんて美しく、神聖な場所なんだろうか。

そのあと建物内のエレベーターで上に上がって来た。
バルセロナ市内を一望できるその場所は、まだ建築途中のサグラダファミリアを近くで見れる。



そしてそのあと再び下に降り、しばらくその場で内部の様子を見続けた。

本当に美しかった。
何時間でもいれそうなくらいだ。




しかし時間が経つにつれ、観光客の数が増して来た。
静かだったその場所は賑やかになり、疲れて来たので名残惜しいが移動することにした。


次はバルセロナの台所と言われる、サンジョスップ市場に行くことにした。
目的地までは約3キロ。
天気もいいので歩くことにした。


大通りは多くの人で盛り上がっていた。
近くのデパートに行った。 ウロウロすると、本屋さんがあったので覗いてみると、なんと日本漫画の専用のコーナーがあった。




ドラゴンボールやスラムダンクはもちろん、大ブレイクした君の名は、などありとあらゆる漫画がおいてあった。
海外で日本のものを見ると、嬉しくなるもんだね。


さて再び市場を目指す。
バルセロナの台所と言われるだけあり、多くの人でごった返していた。



魚、肉、野菜、お菓子、とにかくなんでもござれだ。
















ここでマンゴージュース、巨大なコロッケよようなものを購入した。
見ているだけでも充分楽しい。
生々しくものもいくつかあったけど…




お腹を満たし、今度は地下鉄に乗ってグエル公園へ。

グエル公園もガウディの作品だ。
入口に着いて有料ということを知った。


8€



どうしようかな…



悩んだ結果、入場は辞めて外から見るだけにした。
なんなら疲れていたので、外だけでも楽しめた。





グエル公園からホステルまでは3キロほどだったので、歩いて帰ることにした。
帰り道に再びスーパーによる。


夜、ホステルで日本人の大学生に出会った。
ヨーロッパを一カ月ほど周遊しているそうだ。 彼はスペインが最後の国らしく、名残惜しそうだった。

お互いいくつか同じ国を回っていたので、話が弾んだ。

せっかくなので明日は一緒にバルセロナを散策することになった。
久々に日本語を話した夜になった。


1/8
昨日の大学生と一緒に出かける。


お互い行きたいところは行き尽くしたので、私のリクエストでチュロスか有名な老舗のカフェに行くことにした。


途中でガウディ作品があるグラシア通りに寄ってみる。






サグラダファミリアを見た後だとどうも感動が…
比べることでもないのだけどw


カフェに到着した。
多くの人がチュロスを頼むらしく、店員さんは慣れた様子でメニューの説明をしてくれた。
ちなみにここのカフェの店員さんがイケメンであった。
イケメンが多いのは北欧だと思っていたが、スペインもイケメンが多かった気がする。
濃い顔立ちのイケメンだ。







イケメンに癒された後は、再び市内をぶらぶら。 海辺の方にも行ってみた。
めちゃくちゃいい天気ですでに汗だくだ。







服を着過ぎた。



大道芸人??
クオリティ高過ぎワロタw







夕方近くになり、私はホステルをチェックアウトする。
明日は早朝のフライトのため、バルセロナ空港の近くに一泊だ。
夕飯用にサンドイッチとサラダ(かなり山盛り)を購入し、ホテルに向かう。

大学生が見送りに来てくれた。
なんて好青年なんだ、あんな大学生が増えれば、日本の未来は明るいに違いない。

荷物を抱えて地下鉄を乗り換え、ホテルに向かう。



レセプションで支払いをしようと、いつものカードを出すために財布を出した。










ん?



あれ?






カードが無い





え?



嘘でしょ????





無い。


クレジットカードが無い



血の気が引く。



一先ず違うカードで支払い、すぐにカードの使用履歴を調べる。


身に覚えのない使用履歴はない。

盗難か紛失か。


盗難を疑ったが、現金は一切減っていない。


いくら探しても出てこないので、おそらく紛失だろう。

仕方ないのでカードの利用停止登録をする。
担当の人に、

「再発行依頼書をお送りし、ご返送いただき次第新しいカードを書き留めでお送りいたします」

と、言われたが国を転々とする今の私にはそれは出来ないことだ。


仕方ないので、そのカードの利用は諦め、違うカードを使用することになった。



かなり焦ったが、他にカードもあるし悪用されたわけではないので一先ず安心した。

とは言っても、もし盗難となれば話は別だ。
現地の警察に盗難届けを出し、受理番号をもらう。
それを全て現地の言葉でしなくてはいけないのだ。

ふとしたうっかりて大きな損害になりかねない。
身の引き締まる出来事だった。
翌日は空港に四時までに行かなくてはならない。
トラブルもあったが、早めに就寝。
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情熱の国へ

2017-01-14 10:39:32 | Spain🇪🇸
サボりすぎだ。
リアルタイムに全く追いつかない。
生きてます。
今は南アフリカの空港にいます。



ロストバゲージ率最多のブリティッシュエアウェイズでウィントフックへ…
恐ろしいが仕方ない。



1/3

セビーリャ着予定は朝の5:45。

明け方の4時頃。



運転手のおじさんが、


「セビーリャ!!!」


と、大声で叫んだ。


え?もう着いたの?

ぼんやりする間も無く、慌てて荷物をまとめて外に出た。
2時間近く早く到着なんてあり得るのだろうか。


しかしよく考えると、ポルトガルとスペインには1時間の時差があることを思い出した。

にしたって45分も早く到着している。


本当にここなのか?

不安になってきたが、違っていたら電車で移動すればいいか、と思うと気が楽になった。


しかし頼みのいつものオフラインで使えるマップが動かない。

free Wi-Fiのみで生きている人間が大変なときはこれだ。
Wi-Fiがないと何も出来ないのだ。

駅にはWi-Fiがないと思ったら、インフォメーションの窓口に小さくWi-Fiのパスワードが書かれていた。

Wi-Fiに繋げ今の場所を調べると、間違いなくセビーリャだった。


13カ国目 スペイン



セビーリャの位置はここだ。
アンダルシア地方なので、下の方にある。




無事到着しホッとするが、まだ夜が明けていないので薄暗い。
明るくなるまでバスターミナルで待って、ホステルに移動することにした。

スペインはスリが多いと聞いていた。
チキンの自分は異常に警戒し、すれ違う人全てが怪しい人なのでは、と思ってそそくさと歩いた。
今思えば、私の方がだいぶ怪しい人だったと思うが。


ホステルは1時からチェックインのため、荷物を置いてからスーパーに買い出しに行くことにした。
このホステルも人通りの多いところに面しており、治安的な面は心配なさそうだった。


スーパーで米を発見し、購入。
米は鍋でも炊けるらしいのだ。
せっかくなので挑戦してみよう。

ホステルに戻り、米の準備をする。

まず水につける。
冬場なら1時間ほどらしい。

充分に吸ったら、沸騰するまで煮詰め、沸騰したら何分か弱火で炊き、そのあと蒸らす。


出来上がったご飯は、とんでもない量だった。
明らかに1人分の量ではない。
鍋から溢れ出しそうだ。
何も考えずに米を入れ過ぎた。



大量の米を使って、炒飯もどきを作る。

想像と違うものになってしまったが、久しぶりに米が食べれたので満足した。

早めに夕飯を済ませ、その日は疲れたので早めに就寝。

1/4

朝のバスに乗るため、早めに起きる。

ホステルからバス停まではおよそ3キロ。
若干距離があるので早めに出ることにした。

朝のセビーリャの街並みは、人通りも少なく昨夜の賑やかな通りとはまるで違っていた。
街中にはオレンジの木がズラリ。
この旅でオレンジが大好きになった自分には魅力的だ。



至る所で聞こえるのはスペイン語。
当たり前だが、自分はスペインに来たのだな、という気持ちになった。

ホステルからバス停までは、街並みの中を散策しながらだったので、あっという間だった。
迷路のように入り組んだ狭い路地を抜け、大通りに出た。




バス停に到着。




バス停は韓国人が多かった。
そもそもセビーリャ行きの夜行バスも、ほぼ韓国人と中国人であった。
セビーリャは二つの国で人気なんだろうか。


バスに揺られること数時間。

セビーリャから目的地のロンダに到着した。

ここはポルトガル在住の友人に教えてもらった場所だ。

ものすごい急な岩山の上に建物が建っていたり、とにかく景観が素晴らしいらしい。
ここに来るためにセビーリャに行くことを決めた。

到着したはいいが、ロクに下調べをしてこなかったため、どこを目指していいのかわからない。
とりあえず地図をもらうために、インフォメーションセンターを探す。
標識に「visitor center」を見つけたので道順に沿って進んだ。

しかしいくら進めどもそれらしき建物が出てこない。
探すのが嫌になり、インフォメーションセンターは諦め適当にブラブラ歩くことにした。


ロンダは小さな田舎町だ。

のどかな風景が広がるここは、ヨーロッパの建物ばかり見ていた自分にはとても新鮮で、美しく見えた。






ロンダはヌエボ橋という橋が有名らしい。
橋を目指すが、場所がわからない。

ひたすら畑沿いの道を歩く。
天気は素晴らしく、少し歩いているだけでも汗が出るほどだ。







ひたすら歩くが、橋らしきものが出てこない。
いい加減不安になり、マップで見るとバスターミナルの近くにあることが判明した。
気を取り直して、再び橋を目指す。

公園を通ると、ロンダに住んでいる人たちが立ち話や子供達を遊ばせていた。
ここのエリアは、観光地というより地元の人達の場所なんだろう。

坂道を登り、再び眩しい太陽に目を細めた。
そろそろお腹が減ってきた。
適当にレストランに入ってランチ。
ミートボールが大量。
パンもついていて、なかなか美味しかった。



お腹を満たし、再び橋を目指す。
ヌエボ橋は、レストランのすぐ近くにあった。
強固な岩で出来た巨大な橋は、圧巻の迫力だった。





ちなみにヌエボとは、「新しい」という意味らしい。とは言っても、この橋ができたのは数百年も前のことらしいが。

橋の全景を見るために、下に降りる。
急斜面の上り下りは結構しんどかった…

下から見上げると、また迫力満点だ。
あんな崖すれすれに建物を建てるなんて…
普通に人が生活しているのだ。
住めば都、というやつだろうか。





近くには闘牛場もあった。



中に入るのは有料のため、周りだけ…

バスターミナルに向かう。
帰りのバスまで時間があったので、向かいのカフェで待つことにした。
ここで食べるものは一つ!


チュロス!!



初めて知ったのだが、チュロスはスペイン発祥らしい。
粉砂糖をまぶしたチュロスにホットチョコレートをつけて食べるのがスタンダードらしく、早速注文。



…あれ?

なんか想像と違うものが出てきたwww




とりあえず食す。



めっちゃ油っぽいwww


天ぷらの衣を食べているようだ。

そしてでかい。

一つが限界だった…


ここのカフェでまったりしていると、スペイン人のグループの女性に声をかけられた。
何か言っているが、スペイン語のためまったくわからない。
英語で聞き返しても御構い無しにスペイン語で話す。
結局何が言いたいのかわからないまま、カフェを後にした。
何が言いたかったのかしら…


バスで再びセビーリャに戻る。
帰りのバスの窓から、観覧車が見えた。
朝は分からなかったが、近くに遊園地があるらしい。



バスを降り、遊園地の方に行ってみることにした。
入り口にはクリスマスマーケットのような小さなお店がたくさん並んでいた。
奥に進むと、スケートリンクが。
夜8時過ぎだったが、小さな子供もたくさんいた。
そのまま奥にすすむと、スペイン広場がある。
スペイン広場は夜間はライトアップされることを思い出し、そのまま向かうことにした。


立派な入り口を抜け、広場に入った。


入った瞬間、目の前に広がる美しい広場に息を飲んだ。

円形の広場を囲むように、装飾が施された建物が立ち並ぶ。
広場は聞いていた通りにライトアップされており、建物の美しさを一層引き立てていた。








まるで映画のセットのような世界に、夢中になってカメラのシャッターを切った。




スペイン広場の美しさは素晴らしいとネットの口コミで見たが、本当に素晴らしかった。


スペイン広場を堪能し、ホステルに向かう。
ホステルに向かう通りは、ものすごい人がいた。
何かのお祭りでもやっているのかと思うくらいだった。




ホステルに帰ってスマホの万歩計を見ると、この日は13キロ歩いていた。


1/5

この日は何もしないと決めた日。
次の目的地のバルセロナへの移動手段の予約、宿の確保、どこを回るかなどを決めなくてはならない。
私はとにかくめんどくさがりで、何でもかんでも後回しにしがちだ。


パソコンに向かって検索。

移動は少し高いが列車のrenfaで行くことに。
スペインの新幹線のようなものらしい。

セビーリャからバルセロナまで約数時間。

水が切れたので、近くのスーパーへ買い出しへ。
スペインも思ったほど物価が高くなく、ありがたい限りだ。


ラウンジで夕飯を食べていると、イタリア人の男性に声をかけられた。

家族でスペインを周遊しているらしい。

彼は若い時に世界中を放浪したらしく、今後のルートの相談に乗ってくれた。
アフリカのルートで悩んでいたので、とても有り難かった。
家族でいろんな国を放浪するのって、いいなぁ。
素敵なイタリア人一家だった。


明日は早い列車のため、部屋に戻る。

すると何やら賑やかな音楽が聞こえた。


部屋のドアを開けると、ベランダに宿泊客以外の見知らぬ人たちがいた。






え?誰??





そして下の通りで賑やかなパレードがやっているのだ。
ベランダにいる人たちはそのパレードを見ていた。

訳が分からずポカンと突っ立っていると、私に気づいたベランダにいた女性の女性が手招きをして、自分の隣に立たせてくれた。

通りの騒ぎはものすごかった。
仮装をした人たち、楽器を演奏する人たちが練り歩き、通りの脇にはものすごい人たちが歓声をあげて盛り上がっている。
同じように向かいの建物でもパレードを眺める人たちが歓声をあげており、凄い盛り上がりようだ。










ディズニーパレードのような盛り上がりで、フロートに乗る人たちは、お菓子を撒いていた。
それをみんなが歓声をあげながら拾い、とにかく本当に凄い盛り上がりだった。

あっけにとられてポカンとしていると、隣の女性が拾ったお菓子を私の手に握らせてくれた。



英語で隣の彼女に尋ねても、もちろんスペイン語で返された。
なんならそのあともずっとスペイン語で説明してくれた。
何を言っているのかは分からなかった、けどその場の雰囲気はめちゃくちゃ楽しく、身を乗り出してパレードを楽しんだ。

パレードが終わると、彼女たちは去って行き、通りには掃除の車が現れてあっという間に清掃していった。

向かいのベットのアメリカ人男性と、「なんのパレードだったんだろうね」と話していると、スタッフの男性がケーキを持って現れた。

「さっきの女性達がお礼にこのケーキを置いていったから、どうぞ」

と言って、ケーキをみんなに配った。
やはりさっきの女性達は、ここのゲストでも何でもない人たちだったのだ。



セキュリティの厳しいホステルは、基本的にゲスト以外は入れないところが多い。
そんなの関係ないといったゆるい感じが面白く、スペインっていいなぁ、と思った瞬間だった。



賑やかさは消えたが、通りの電気はずっと明るいままであった。
初めて海外であのようなパレードを見て、興奮してなかなか寝付けなかった。

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