森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

サイエンス・カフェ 大分の両生類

2016年11月19日 | サイエンス・カフェ
おひさしぶりぃ いろいろ忙しかったのだよ。
今朝がたのすごい雷も 午後にはいい天気になって 今日はサイエンス・カフェ  待ちに待った 両生類ですぞ!

講師は 日野先生。 サンショウウオやカエルの調査・研究をされてます。

つぶらな瞳のシュレーゲルアオガエル君から始まりです。

オタマはこんなもの 食べてます。 あのグルグル巻きは腸なのです。
プランクトンをたくさん生み出す環境が大事です。 大人になると 昆虫とかクモなどを食べます。
何を食べてるのか調べるのに お腹を切り裂いたりは致しません。 口から突っ込んで胃袋出してひっくり返して中身を出して また元に戻す。
私はしたことがありませんが こんなことをされても カエルは死なないそうです。 ケロッとしているそうです。


大分といえば オオイタサンショウウオ!

標準産地とは 初めて見つかって名前が付いた生き物が 見つかった場所のことをいうそうです。
佐伯の城山で どなたが見つけたのでしょうか。 よくぞオオイタサンショウウオとつけてくれました。
 宮崎にも熊本にも四国にもちょこっとですが 生息しているそうです。

オオイタサンショウウオは 大分では あっちこっちにいるので 絶滅危惧種なのに あまり大切にされて無いような気がします。
そして 主に環境の変化で やはり数が少なくなっています。気がついたら いなくなったでは困ります。 産卵のある場所は 壊さないようにしてくださいね。
壊れたら できれば元通りにしてほしい。 休耕田は 産卵池に改良してほしい。・・・・・したらカエルもたくさん卵を産めるし。
などなど いろんな思いが頭を巡ります。  12月になるとオオイタサンショウウオの産卵が始まります。県民の森の池では 雄がもうやってきています。
下判田の休耕田も穴掘りしなくっちゃ!

大分にいるのはオオイタサンショウウオばかりではありません。

カスミサンショウウオ やら

名前改め ソボサンショウウオ 
ほかにもブチサンショウウオなど 何種類もいるのです。 オオサンショウウオもいるしね。
北九州まで行けば 会えるそうで 是非にも行きたいものです。

お話は尽きず 時間を少々オーバーしてしまいました。日野先生 ありがとうございました 
これから ヤマアカガエルやオオイタサンショウウオの産卵の時期になります。  また同じ場所に来てくれるよう がんばろな。

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