森歩き 事務局日誌

森に山に、森林ボランティア活動に、面白い物があれば何でも見に行きます。

予習をして映画を見る ハンナ・アーレント 

2014年02月28日 | 映画
学校に通ってる頃は 予習という言葉を知らなかった。
今はしってますよ。 遠くのお山に行くときは どういう動植物があるか予習しますもん。
で、映画を見るのにも 初めて予習をしました。

ハンナ・アーレント
図書館に行くと彼女の本(著作や彼女について書かれたもの)はたくさんあるのですが
最後まで読めそうな イラストが半分の簡単なもの

これが やっと。 あとのはなんやら難しそうで、厚くて足の上に落としたらアザができそうに重い。
で、とにかく 読み終わった頃に 映画が上映されました。
ハンナさんは政治哲学者。そしてユダヤ人でナチスによって収容所に入っていたこともある人。
彼女がアイヒマンの裁判について傍聴し 論文を書いたことから話が始まる。

きっつい話です。その立場でその理論を立てていくのか。すごいなあと思う。
誤解されて誹謗中傷されても平気だけど 大事な友人を失うのは辛い、けど やめない。

映画の画面は 地味です。議論の場面が多くて、あとは彼女がたばこをふかしているか手筆してる場面。
予習(?)のおかげで 彼女の哲学を少しかじっていたので、話について行くことができました。
そしてハイデッガーとの関係とかもっとあっても良かったのにとも思いました。

ハンナはかっこいいです。戦うときは一人です。涙出ました。

でも一言、ちょっとタバコ吸い過ぎよ。お肌に悪いですよ。

野津原 田ノ口あたりの メイプルシロップ

2014年02月26日 | 自然
新しく 森林ボランティア団体を立ち上げ、森林整備や楽しいイベントをしたいと
野津原町のO氏が フィールドを案内してくださいました。
なんとか地域を元気にしたいと いろいろ取組中のOさんがまず案内してくださったのは 一本のカエデ

ペットボトルがさがっています。
そうです。このイタヤカエデの樹液を集めているのです。

で、小さなペットボトルに移して 飲ませてもらいました。 柔らかくてすっきりして ほんのり甘い!
 本当に美味しい。甘露です。
これを40分の1くらいまで煮詰めると あの褐色のメイプルシロップになるのだそうです。
このままが美味しいなあ。 でも長くは保存できないそうです。

このシロップが採れるのは 直径20センチ以上の木で、サイズによって採集の管をつけていい本数も決まってます。
木の命の水を分けてもらうのですから。

で、あちらこちらを案内してもらいました。手入れを イベントとして 皆で寄って 活動して お楽しみもくっつければ
何となく にぎわいがおこり 楽しくできそうです。 今日は雨でしたが 天気がよければ 久住連山も眺めるとのこと。

まあこのように たっぷり雪も残っておりまして、ウサギやらイノさんやらの足跡があります。
春になれば たくさん野の花も咲きそうです。春に来ねば。 

昔の桑畑をていれして、クワの葉でお茶も作っているそうです。 クワの木にカイコの繭がついてます。
カイコさんの野生種クワコさんでありましょうか。春になるのが楽しみであります。

支援センター通信 3月号 4コママンガ

2014年02月24日 | 通信4コママンガ
もうすぐ 3月です。 少しづつは暖かくなっていますね。蕗のとうやら 梅の花がいい香りです。
で、どんぐり君です。 ソチオリンピックです。

オリンピックの影響か どかどか雪が降りまして 森林ボランティア活動は各地でお休みや延期となりました。
どんぐり君たちも 作業中止です。

先日参加した森林ボランティア活動で「どんぐり君 おもしろいよ」という声を聞きました。
ありがとございます。 通信の作成作業で一番大変なの。 面白かったらコメントちょうだいね。

猪ノ瀬戸あたり

2014年02月22日 | 自然
今日は猪ノ瀬戸湿原 野焼きリハーサルの予定だったのですが 代表から 延期のメール
下見に行ったら ここは大分ではないっ とのこと。 では見に行かなくては

山に近づくと どんどん道路の雪が迫ってきて 道幅が狭くなります。
たしか 別府の東山小学校 雪のため休校だったなあ。 これじゃあねえ。 この上のほうに校舎があります。

猪の瀬戸です。 まっしろお~~   来週までに雪は溶けてくれるでしょうか?

さて、もう一つの用事 湯布院若杉まで 鹿ネットチェック

あかん 雪で倒れてます。

もう 真っ白。 柵はばったり 由布岳がきれいです。
春になったら ネットの修理。

さてさて 最後の用事 陣屋の村で 両生類調査
といいつつ 持っているのは 鋸であります。 倒れた木やら蔓やら 竹やら切りながら 池まで行きます。
う~ん ちと疲れました。池まで行くのに2時間かかってしもた。 少しは通りやすくなったよ。

オオイタサンショウウオもヤマアカガエルも産卵数が増えてました。 にこにこ

でも、相変わらず 道の轍に産卵するのもいるのだ。 また引っ越してやらんといかんのよ。 世話がかかります。

陣屋の村 雪害報告

2014年02月18日 | 自然
2月16日は 陣屋の村にて森林ボランティア活動の予定でありましたが M氏の「無理っ」の一言で中止
で、その日 出かけてみました。
入り口が雪で真っ白なのは まあ想定内

行く手を阻まれて なんのこれしきと思ったら

竹が みんなで手入れしたマダケが ばりばり折れて倒れて来ています。
え~ ちゃんと間隔をあけて伐採した竹林なのに、、。 迂回してずんずん進むと

このように大きな木もばっさり倒れています。
もちろん遊歩道にかかってきて 通りにくくなってます。 この様な場所が数ヵ所あり、どれも太いカシやシイの木が
倒れているのです。 雪重かったんだね。倒れるときの悲鳴のような音が聞こえて来そうでした。
でも、これらの木は切ってかたづけないといけません。 大変な作業になるなあ、危険が危ないなあ、、。

 と倒木の間をくぐり迂回、笹を押しのけて、オオイタサンショウウオの保護池までいきました。

池の周りもアラカシが1本倒れていましたが 池そのものは静かにありました。 オオイタサンショウウオの産卵も増え
新しいヤマアカガエルの卵塊も一つありました。少し安心して帰ることにしました。
やっぱ 中止は正解でした。 川には雪解け水が流れ、水たまりも増え、所々にヤマアカガエルの産卵もあります。
ぼんやり歩いていたら ぶちっと 刺さって 痛いっ

カラスザンショウの冬芽です。 そうです。先日お山に行ったとき見つけて写真撮りそびれたと思っていた方
ここにもいますよ と教えてくれました。 んでも刺さらんでもいいがに、、。