#10251 レンガの銀行(Brick Bank) 紹介記事

2019-01-26 08:45:00 | 製品紹介
こんにちは、もつぴです。


初買いということでLego Creator Expert “レンガの銀行”(Brick Bank #10251) を購入しました!
“Brick”にはレゴの「ブロック」という意味と「レンガ」という意味があります、ダブルミーニングですね。
今回はこちらを紹介したいと思います。(3年前の製品だけど…)

こちらは俗に言う”モジュラービルディングシリーズ”の9作目となっています。
モジュラービルディングというのは、32×32ポッチのベースプレート上に統一スケールで組まれた建物のこと。
毎年始に発売されており、今年で12年目を迎えます。

先日「既製品は作らない」という紹介をされましたが、
それは「既製品を作って展示することはない」という意味ですので、
もちろん部員個人では商品も買ったり、インターネットで設計図を見たりしています。
そうして学んだ組み方などを、オリジナルの作品に活かすというわけですね~。

自分で組むためにセットを買ったのは実に4年ぶりだったので少し緊張しました。
しかしその買ったセットが3年前のモデルという…(笑)
(なぜ3年前のモデルかというと、作ったとしても今住んでいる下宿には置くスペースがないから。
年末年始の帰省のタイミングに合わせてようやく入手できました)

ちなみに最後に買ったセットは同じモジュラービルディングの”探偵事務所”(Detective’s Office #10246)です。
個人的にこのシリーズが大好きなので近いうちに特集記事でも書けたらなあ、と考えています。






と前置きはここまでにして、このBrick Bankについて紹介していきたいと思います。
けっこう細かい部分まで書いていくので、ネタバレにご注意ください。

~1階 見どころその1~


ここにドアのパネルがあります。


これをヘッドライトの裏側の穴に接続し、1×2カーブスロープで固定すると…


この通り、銀行の窓口になりました。
この写真では分かりにくいですが、お金の受け渡し口に1×2ポチスロ(黒いやつ)が使われているのがいいですね。
まあお札タイルはギリギリ通らないんですが…(笑)
手前のタイルも良い感じの色合いですね~。

~見どころその2~


こちらは金庫の扉です。(スパイダーマンごっこがしたくなりますね)


このハンドルは実際に回すことができ…


ウラから見たようす。今はロックされていますが


このように留め具が回転して…


扉を開けることができました。

~見どころその3~

コインランドリーのギミック。

右上の洗濯機(青でなく赤いランプがついている)にお札を投入すると…


後ろの穴を通り、下のスロープをすべり落ちて、反対側から取り出すことができます。
これぞ本当のマネーロンダリング。


このセクションを金庫とコインランドリースペースの間に置いて…


これで1階はほぼ完成になります。


ちなみにこの洗濯機の上にこのようなセクションを設けることで、
のちに作ることになる、煙突から金庫に進入する遊びができます。


こんないかにもチャラチャラしたやつに店を任せるから強盗が入るのでは…
いや、人(ミニフィグ)を見た目で判断してはいけませんね。

以下、そのほかに気になったパーツや組み方を紹介していきます。


#99021のパーツ。クリップと十字シャフトに対して相性が良く、金庫の扉に用いられています。
ロボットとかメカ系を作る人にはおなじみかもしれませんね、僕は初めて見ましたが。


こちらは螺旋階段。1×1ラウンドブロックや望遠鏡パーツを使っているのが個人的に面白かったです。


コインランドリーのショーウィンドウ。ネオン風のサインが良い味を出していますね~。
ひさしの右から1, 3番目の薄い黄色は、Cool Yellowと呼ばれる色。
ケーキのスポンジっぽい色が このやろーくんのお気に入りだったりします。(笑)


完成したコインランドリーがこちら。
奥手のオレンジのやつは洗剤でしょうか。
床のタイル模様もシンプルながら、今までありそうでなかったデザイン(たぶん)でけっこう好きです。


外壁に大量に使用されているのが金塊パーツ(#99563)です。
色は金ではなくLight Bluish Grayですが、デザイナーさんの遊び心が感じられますね~。

ちなみに左のミニフィグが手にしている証書、”FIVE HUNDRED STUDS”(=500ポッチ)と書かれているので、
おそらくレゴの世界のお金の単位はポッチということになります。(笑)


1階はこのくらいにして、2階の紹介に移りましょう。



2階はこまごまとしたものが多いので大きなみどころはありません。
強いて言えば吹き抜けのシャンデリアでしょうか。


基礎には、このいかにもシャンデリアっぽいパーツを使います。


まずは右のほう(#2566)にライトセーバーの柄(#64567)とダイヤ(#30153)を取り付けます。


ドロイドの腕(#30377)と、中心にアンテナ(#3957)を取り付けます。


シャンデリアっぽいパーツの片割れ(#98284)に、またまたライトセーバーの柄を取り付け、
先ほどのパートと組み合わせると…


このようにキレイなシャンデリアが完成しました。

他にも個人的に気になったところを紹介していきます。


事務所の椅子。背もたれにタイヤの軸(#4600)を利用して、肘置きとして#98313を接続しているのが面白いです。


その椅子が置かれた事務室のようす。


エスプレッソマシーン。レゴの建物シリーズにはコーヒーメーカーがありがちですが、
いつも少しずつパターンが違うのが好きです。


Dark Bluish Grayのキーボード。白色のものしか見たことがなかったのですが、
DBGも2011年版のミレニアムファルコンなど、30近いセットに含まれているそうで驚きました。
時代背景を考えるとこれはタイプライターのようですね。


こちらは天窓です。ヒンジプレート(#73983)で角度をつけています。
Sand Greenっていい色だな~と思うのですが、「錆びた銅(緑青)」と言われるとげんなりしますね(笑)
自由の女神や鎌倉大仏も元々はどんな色だったのか気になるところです。


ハンドルパーツ(#30229)
もともとはミニフィグに持たせ、丸い部分に糸を通してぶら下げたりするのに使われていましたが、
最近はもっぱら装飾に使われることが多いようで、Brick Bankも同様です。


このように上向きクリップを並べて、ハンドルをつけると…


このように軒先の装飾(エンタブラチュア)になりました。
以前、何度か登場したコーニスもその一部です。


屋根が完成したので、あとは外のこまごましたものだけです。


こちらのゾウの鼻っぽいパーツ(#43892)
一見、使いどころあるのかと思いますが…


良い感じのベンチになりました。

と、まあいろいろありまして…

完成しました〜


コインランドリーの側の壁面。
ごちゃごちゃした感じがたまりません、色合いもいいですね。


このモジュラービルディングシリーズ、このように階層ごとに簡単にフロアを外せるので
作った後も簡単に遊べるのが大きな魅力となっています。
写真のように階段が可動式なのも、遊びやすくするための工夫と言えるでしょう。




紹介は以上です。

組んでみた感想として、やはりプロのデザイナーさんはすごいなあと思いました。
自分で何か作ろうとすると、どうしても実物に寄せていってしまうのですが
それだと個性がないし、そもそもレゴである必要があんまりないんですよね。
もちろんそのような再現ビルドも大好きなのですが、
それだけでなく「レゴらしさ」をいかに残すのかということを今後の課題にしていきたいところです。


というわけで今回はここまでです。
Hachiさんがテクニックシリーズやバイオニクルについて
記事を書いてくれるそうなので、そちらもお楽しみに。
それでは。

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1 コメント

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Unknown (けい)
2019-04-01 16:45:04
この銀行のセットはどこで購入されたしたか?
写真や紹介コメントがすごく楽しくて、すごーく欲しくなりました❗️

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