「マザーリーフ」は、セイロンベンケイソウ(ベンケイソウ科)といい、南アジア・東南アジア亜熱帯原産の亜熱帯植物です。日本では小笠原諸島・南西諸島に生息しています。マザーリーフとは、カランコエ属に分類される多肉植物で、カランコエの仲間にあたります。南アフリカが原産で、今では世界中の熱帯から亜熱帯にかけて分布しています。日本でも小笠原諸島や奄美大島、沖縄で野生化しているような植物です。 . . . 本文を読む
江戸時代、向島の長命寺で桜の葉の利用を思い立ち、作られたのがはじまりとも言われます。もちろん、江戸なので道明寺粉ではなく皮で包んだものだったのでしょう。桜の葉は、主にオオシマザクラの若葉を使いますので、柔らかく一緒に食べることができます。春にはさくら餅、冬にはつばき餅としていただける和菓子です。 . . . 本文を読む
「ゆすらうめ 」は、薔薇(ばら)科サクラ属。中国北西部原産で、我が国には江戸時代初期に渡来。早春、葉に先立って、白かピンク色の花が咲き、初夏に,直径 1cmくらいの赤い実がなり食べられます。 . . . 本文を読む
春の陽だまりに点々と咲く丸いタンポポの黄色は、暖かみのある明るい太陽のような黄色です。別名の「鼓草(つづみぐさ)」茎の両端を細かく裂くと、そり返って鼓のような形になるからとか。また、「タンポポ」の名は、この鼓をたたいたときの音の「たん、ぽんぽん」の略が由来、ともいわれています。 . . . 本文を読む
「練り切り(ねりきり)」とは、生菓子と呼ばれる和菓子の1種類です。水分を飛ばした白あんに、つなぎとして求肥や山芋などを混ぜたもの。それをよく練ってちぎって(切って)、練ってちぎって(切って)、できたものが「練り切りあん」です、もしくは「練り切り」といいます。その練り切りあんで作った生菓子が、「練り切り」です。この白い練り切りあんに色合いを付け、四季折々の植物や風物詩をかたどる繊細な細工をほどこし、祝儀や茶席で使う上生菓子が多いです。 . . . 本文を読む
マメ科ソラマメ属のカラスノエンドウ(烏豌豆・烏野豌豆)(学名:Vicia sativa subsp. nigra)は別名をヤハズ(矢筈)といいます。日本ではヤハズエンドウ(矢筈豌豆)と言った名前が付いており、地中海が原産地となっています。春から初夏に紅紫色の蝶形の小さな花が咲きます。 . . . 本文を読む
「安満遺跡公園」は、その名の通り、 「安満遺跡」という弥生時代の貴重な歴史遺産を活かした公園です。 弥生時代当時の景色を尊重し、緑豊かな空間として整備を進められてきました。総面積が約22ヘクタール・甲子園球場約5個分という、とにかく広い空間なのですが、これが阪急「高槻市」駅から徒歩10分、JR「高槻」駅からは13分の街のド真ん中に広がっているのです。 . . . 本文を読む
この早咲きの特性と、花が開ききらず、下向きに花が咲く特質が、他のサクラと交配した時に影響を与え、各地で優秀な園芸品種が出来ています。その中でも有名な物は、このサクラとオオシマザクラの自然雑種、「河津桜」が有名になり観光名所に植えられています。 . . . 本文を読む