日々是好日 とっつあんの雑記帳

とっつあんが徒然なるまま”ほっこりと暖かく誰もがうなずけるちょっとした幸せを感じる”話題を発信していきます。

実りの秋(^^♪黄金色に染まった稲穂を見守っている「案山子」

2016年09月25日 14時10分33秒 | 歳時記

明るい日に光に照らされた、すがすがしい朝、曇り、最高気温30℃(+5)、洗濯指数は30室内に干すか、乾燥機がお勧め、傘指数は60傘を持っていた方が安心です、との予報、久しぶりに強い日差しが射しこみ、少しジリジリと言った感じで暑くなった大阪。

チョッと離れたスーパーに特価品求めて、6000歩。
近くのお米屋さんで、茨木の山間部の棚田の新米が出ていたので、早速買ってきました。


今日の1枚の写真は、高槻市郡家新町の神社近くの小学生の田んぼを守っている「案山子」です。

山間部では刈り入れも終わり新米がお米屋さんに出ているのですが、平地ではもう少しです。

案山子は、田や畑に立てて鳥獣をおどして追い払うための人形やそれに類する仕掛けですが、とくに竹や藁で「ぶすっ」とした顔の人を作り、笠などをかぶせ弓矢なども持たせて、田畑の中に立てたものを「案山子」と呼びます。

最近は鳥の方も案山子くらいでは驚いたりせずあまり効果はないようで、ぴかぴか光るビニ-ルの紐や銃声発生装置などの鳥脅しと組み合わせて鳥害に備えているところが多いようです。

「かかし」の直接の語源は「嗅がし」ではないかとも言われています。
獣肉を焼き焦がして串に通し、地に立てたものもカカシと呼ばれるためだそうです。
これは嗅覚による方法であり、これが本来の案山子の形であったと考えらるそうです。
人形としての案山子は、神の依り代として呪術的な需要から形成されていったものではないかと推察されるそうです。

案山子は、民間習俗の中では田の神の依代(山の神の権現とも言われる)であり、霊を祓う効用が期待されていました。
というのも、鳥獣害には悪い霊が関係していると考えられていたためです。

黄金色に染まった田園地帯に姿を見せる案山子たち…秋風薫る実りの季節、案山子たちに見守られて今年も無事に収穫されますように。

ちなみに、見かけ倒しの人間のことを「案山子」というそうです。

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

明日9月26日(辛亥 かのとい 先負)はこんな日です。
●「ワープロの日」
 1978(昭和53)年のこの日、東芝の研究室で世界初の日本語ワードプロセッサーの第1号機が誕生したことに因み、日本記念日協会が制定しました。
 研究所では、手で書くより速く文章を打ち込め、どこへでも運べることを目標として開発しました。当初は研究員わずか3人で、ひっそりと行われていたそうです。
 1985(昭和60)年に同社は、日本語ワープロの普及機「Rupo JW-R10」を99800円で発売し、爆発的なヒットとなりました。パソコンの普及によって2000(平成12)年に生産が中止されています。当初の値段は630万円だったそうです。

●「伊勢湾台風の日」
 1959(昭和34)年、東海地方に台風15号(後に「伊勢湾台風」)が来襲し、明治以来最大の被害を出しました。全国で死者・行方不明者は5000人を超え、57万戸の家屋が被害を受けました。

●「台風襲来の特異日」
 統計上、台風襲来の回数が多い日です。
 1954(昭和29)年の「洞爺丸台風」で青函連絡船・洞爺丸が転覆したのも、1958(昭和33)年の「狩野川台風」が伊豆・関東地方に来襲したのもこの日でした。

●「小泉八雲忌」
 1850年6月27日にギリシャで生まれ、米国で新聞記者になったあと、1890年(明治23年)に来日し、松江中学、東大などで英語や英文学を教えるかたわら、日本を愛し、日本を研究し、「心」「怪談」「霊の日本」などを発表した文学者、ラフカディオ・ハーンの1904(明治37)年の忌日。54歳でした。
 旧松江藩士の娘、小泉節子と結婚、1896年に帰化し、小泉八雲と名乗りました。

●毎月26日は、「風呂の日」です。

●「和歌山日前神宮・國懸神宮例大祭」
 日前宮(にちぜんぐう)は正式には日前神宮(ひのくまじんぐう)、國懸神宮(くにかかすじんぐう)、二社の総称のことで、創建以来一度も離れることなく同一境内に祀られています。
 創建は神武天皇2年とわが国でも最古の歴史があり、始めは名草郡毛見郷濱の宮に鎮座され、垂仁天皇16年に現在の和歌山市秋月の地に遷り今に至ります。
 御祭神は両宮とも太陽神・天照大神で、その御名が日前大神、國懸大神としてお祀りされており、太陽の恩恵を生きとし生ける凡てのものに与え、人々の縁を結び、生活の基本をお守りいただくというご神徳が広く信仰されています。
 例大祭では両宮の大神様ゆかりの日をお祝いし、日々のご神徳に感謝申し上げるとともにこれより先の人々の平和、国家安泰、五穀豊穣を祈念いたします。
 和歌山駅から東に約500m、深い木立に囲まれた森に日前国懸神宮(日前宮)があります。
 日前宮社務所 和歌山市秋月365 TEL073-471-3730

●「こきりこ祭り(毎年9月25・26日)」
 筑子(こきりこ)とは、田楽の替名で、古くは大化の改新のころ、田舞として発祥したとされています。
 五箇山の秋を彩る「こきりこ祭り」では、白山宮境内の特設舞台で、ささらを鳴らしながらの優雅でキレがある踊りが披露され人々を魅了します。総踊りでは、保存会員と来場者全員でこきりこを踊り、楽しく覚えることができます。
 こきりこに欠かせない「ささら」。「シャ」という音が、まるで合いの手のように踊り全体を引き締めています。人間の煩悩と同じ108枚、選りすぐりの桧板を紐で結わえてあります。
 編み方次第で音の良し悪しが左右されるため、熟練した職人が丹精込めて作っています。その斬新な造形から、置物にもなる不思議な楽器。最近では、インテリアとして買い求める方も多いようです。
 富山県南砺市 五箇山観光協会 TEL0763-66-2468


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