トーネードの無職生活

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電通の過労死自殺について思うこと

2016-10-10 00:20:19 | 日記
 前回も書きましたが、過労死の目安となる時間外労働の80時間なんぞ、時間外労働のうちにも入りませんというのが世の中の会社の状況だと思います。電通の新入社員が自殺して過労死が認められた事件に関して、時間外労働100時間ぐらいたいしたことないだろうと書いた識者がいたようで、炎上しているとのこと。私はそれを読んではいませんが。

 私も時間外労働が100時間で自殺していたら、日本の勤め人の三分の一は死んでなきゃおかしい勘定になると思います。それくらいあたりまえの事なのですが、問題は新入社員でパワハラとかがあったとのことです。

 新入社員というのは、課長や先輩社員について仕事を覚えて三年程度で独り立ちできるようにと教育するものです。ですから本人も前向きに仕事を覚えていこうという雰囲気ならば、多少の時間外勤務なんぞ苦にならないと思います。それがどうも職場の雰囲気がおかしくなっていのか、課長のような責任者に問題があったのか、はたまた新入社員自身が頑張りすぎて先輩社員の指導に従順に従わなかったので、扱いにくい新入社員と思われたのか。外野にはちと分かりません。

 職場の人間関係がこじれたとしても、神経の太い人間は全く気にせずにマイペースで進んでいくかもしれませんし、ちと繊細な人だと出勤できなくなってメンタル面で病気になるということもあると思います。しかし、今回の場合、たぶん超一流大学を出ているだけにプライドもあったのでしょう。途中をとおり越して自殺まで一気にいってしいました。

 労務管理というと人事部が執り行うと思われがちですが、まずは職場の課長レベルがしっかりと把握しなければなりません。課長や部長レベルでいかんともしがたいときに初めて人事に引き渡すべきものです。ですから、部課長レベルには一定程度の労務管理の教育を人事部はしておかねばならないと考えます。

 それにしても、新入社員で命を断つというのは、とても悲しいことです。

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