わんちゃんになめられてしまった

　日付的には昨日になりますが、精神科の通院の日でした。予約時間の10分前くらいに着いたのですが、私の担当医がその時診察していた方がなかなか終わりません。たぶん1時間くらいかかった感じです。個人のクリニックでなくて入院設備もそなえたそこそこの大きさの病院なのですが、診察にかなりの時間がかかったようです。

　もちっとなんとかしてよって感じもあったのですが、そこそこ大きな病院でも患者さんの話をじっくりと聞く担当医の姿勢はありがたいなと思いました。私が以前通っていた個人の精神科のクリニックの医師の診察はほぼほぼ処方箋を出すだけでしたから。患者の話を聞くなんて姿勢そのものがない医師でしたね。会社の産業医の紹介で通院しましたが最低の医師でしたね。

　で、診察がかなり遅れてしまい昼食を病院の近くでとり、病院のデイケアのアルコール依存症の人を対象とするプログラムにちょっと遅れて参加しました。と、担当者からセラピードックが来ているとのことでわんちゃんに会いに行きました。黒い大きな毛がふさふさしたわんちゃんをなでていると、私に好感をもったのかマスクをした顔を何回もなめようとします。顔はなめられたらいけないと思ったら、手を本当に完全になめられてしまいました。ちゃんと訓練を受けたわんちゃんだからそうそうのことで吠えたりかんだりしないはずなのでわんちゃんにまかせてなめられてしまったのですが、なんとなく幸せな感じがしました。

　たぶん今日のわんちゃんたちは介護施設とか病院とかをまわっているのだと思いますが、動物の与えてくれる癒しというのは大きいなと思いました。たぶん体の一部がマヒした方でもわんちゃんと触れ合ったら苦痛の少しでもがやわらぐのではないかと思います。このような活動をされているわんちゃんたちの団体の方にはこれからもずっと継続してほしいなと思いました。

　こういった活動には小型犬だとたぶん無理なのかもしれないので大きなわんちゃんたちでしたが、犬を飼いたいなって思ったりしました。現実には無理なんですけどね。

ホンダがF1から撤退か

　ホンダがF1から撤退すると報道されていました。その昔F1はフジテレビで放送されてかなり人気を集めましたが、その後人気に陰りが出て今テレビで放送しているのはフジの有料チャンネルだと思います。私も昔はよくF1をテレビで見ましたしレース専門の雑誌を読んだりしていました。ここのところ見るレースというとF1とは真逆のアメリカのNASCARなんですけどね。

　ホンダは昔から技術力とか独立独歩の姿勢とかが評価される自動車メーカーでしたが、最近の自動車業界はフォルクスワーゲーンのグループとかトヨタのグループ、ルノーと日産三菱自動車のグループなど1000万台ちかく生産するグループでないと生き残りが難しくなっていいるといわれています。独立独歩のホンダの生産規模では到底太刀打ちできませんから、グループ化ができていないGMと提携するって話ですが、なんとなくのけ者にされた者同士がしかたがなくくっついたって感じしかしないですよね。いくら独自技術が光るといっても規模的にはかなわない時代になっているのかな。

　それに電気自動車や自動運転の開発や環境問題で後れをとると、将来自動車メーカーとして生き残ることができなくなるのではないかと思います。ホンダとしてもF1でそれなりの成績をこれからも残していくにはかなりの資金を投入することが必要なのだと思うのですが、電気自動車などへの投資と両立することができないと判断したのでしょう。本体が競争に負けてしまってはレースどころではないですからね。ついでに最近のF1の様子はほとんど知らないのですが、その昔のように勝ちまくるという状況でもないようなので撤退を決断したのかと想像します。

　自動車業界を見るときには世界的なレベルで見ないといけないのですが、私にその能力がないので身近に走っている自動車で感じるのは、軽自動車から高級車までフルラインナップで自動車を販売しているのはトヨタのグループだけで、ホンダは軽自動車とフィットしか見ないなあという感じで昔と比べると印象が薄くなってしまいました。これから存在感ある自動車メーカーとして生き残っていくことができるのかはF1撤退後に見えてくるのかもしれません。