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インフルエンザ「万能ワクチン」供給まで、あと少し!

2009年02月02日 04時38分26秒 | 社会


記事参照

インフルエンザ、万能ワクチン開発…厚労省研究班

 いろいろなタイプのインフルエンザウイルスに効くワクチンを厚生労働省研究班が開発した。

 従来のワクチンと違い、ウイルスが変異しても効果が続くのが特徴で、動物実験で確かめた。実用化までには数年かかるとみられるが、新型インフルエンザの予防にも役立つと期待される。

 研究班は、国立感染症研究所、北海道大、埼玉医科大、化学メーカーの日油。

 通常のワクチンは、ウイルス表面をとげのように覆うたんぱく質をもとに作る。接種後、ウイルスが体内に侵入すると、抗体がとげを認識して増殖を阻止する。だが、インフルエンザは、とげの形が異なる複数のウイルスが流行することが多いうえに、頻繁にとげの形が変異するため、毎年のようにワクチンを作り直す必要があった。流行する型の予測がはずれると、ワクチン接種の効果が薄れた。

 研究班は、表面に比べて変異しにくいウイルス内部のたんぱく質を人工合成。それに特殊な脂質膜をくっつけてワクチンを作った。このワクチンを接種すると、免疫細胞が、ウイルスの感染した細胞を攻撃する。

 実験では、新型インフルエンザウイルスに変異する可能性が高い高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1、Aソ連型、A香港型の3種共通の内部たんぱく質を調べ、ワクチンを作製。免疫に関与する人間の遺伝子を組み入れたマウスに接種した後、ウイルス3種をマウスに感染させても症状が表れず、増殖も抑えた。

 ただ、これまでにないタイプのワクチンなので、人間に使って重い副作用が出ないか、慎重に確認する必要がある。同じ仕組みのワクチンを英オックスフォード大も研究中という。

 研究代表者の内田哲也・感染研主任研究官は「人間に有効で安全な量を調べ、一刻も早く実用化につなげたい」と話している。

(2009年1月29日03時03分  読売新聞)


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http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090128-OYT1T01220.htm



余談、、、。

今回の開発成果は「AIDS」ウイルスにも応用出来るのではなかろうか?、、、。

構造的にインフルエンザと似ているのではなかろうか?、、、。




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鳥インフルエンザで初めての死者~北京
http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/85f26b32c03b546b54c303faae459e8d






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torl_001 (ワクチンの製造、短縮化へ)
2009-02-03 04:29:20
新型インフル、ワクチンの性能アップ 日英メーカー提携

2009年2月2日22時11分

 新型インフルエンザの発生に備え、従来より性能の良いワクチンの素早い製造に向け、国内メーカーの化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)と英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)は2日、技術開発の提携に合意したと発表した。厚生労働省血液対策課は「海外の先進技術の導入で、国内のワクチン開発が進む」と期待する。

 従来ワクチンは、鶏卵で培養するため、材料調達などに手間と時間がかかる。両社は、鶏卵の代わりに動物細胞を用いて迅速に培養する手法の確立を狙う。GSKは、すでにアヒルの細胞で技術開発しており、それをもとに進める。また、GSKはワクチンの効果を高める免疫増強剤も開発ずみ。新型発生時に求められる短期間でのワクチン製造に役立つ。

 日本では、化血研以外の2社が従来製法で、新型インフルへの変異が懸念される鳥インフル(H5N1)をもとにワクチンを製造。事前接種が進められている。(服部尚)

http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY200902020291.html


同義記事

新型インフルワクチン共同開発、製造期間3分の1に短縮へ
(2009年2月2日22時15分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090202-OYT1T00956.htm

ワクチン開発で技術提携  新型インフル大流行に備え
2009/02/03 01:37   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020201000773.html


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