政府、社会の問題、提言など

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待機児童問題、半年で倍増!「非常に深刻な状態に!」~保育士不足が原因!。

2013年03月28日 02時18分37秒 | 社会
毎日新聞 いろはのい:増える待機児童 保育士不足がネックに より。
http://mainichi.jp/graph/2013/03/27/20130327ddm013100008000c/001.html



民主党の頃から何回も問題になってきたテーマだ。

ワーキング・ママが、「安心して預けられる所が少ない」と、数年前から嘆いている状態が続いている。

保育士が不足しているのならば、何故増やさないのか?。

増えない場合、何故増えないのか?。

全職種平均賃金に近づけるべき。

この管轄は厚労省、なのか?。

もう少しスピード感のある対応を取らないと問題だ。

これでは、「社会部門では、自民党の対応も、鈍いのでは?」、「自民党は、社会保障、教育分野は不得意」と言う事になる。



各記事参照


いろはのい:増える待機児童 保育士不足がネックに
毎日新聞 2013年03月27日 東京朝刊


 子どもの保育所への4月入所がかなわなかった首都圏の母親たちが、各地で異議申し立てを起こすなど保育所待機児童の問題は深刻さを増しています。

ただ、その一方で、保育所を増やそうにも保育士が集まらないという事態も起きています。【山崎友記子】


 ◇処遇改善に着手

 出産後も働き続ける女性や共働きする夫婦が増え、保育所に入る子どもは増えるばかり。

だからといって、保育所の定員を増やしたくとも保育士を確保できないという悲鳴が各地で上がっています。

 厚生労働省が11年に都市部や待機児童の多い自治体を対象に実施した調査では、回答した130自治体の約8割が「保育士不足」と答え、その約8割は「長期的な課題」と回答しました。

 こうした状況を改善しようと、厚労省は新たな保育士確保策をスタートさせます。

12年度の補正予算には438億円を盛り込みました。

目玉は保育士の処遇改善です。

12年の賃金構造基本統計調査によると、私立施設の保育士の平均給与は月額約21万円。

全職種平均の約29万8000円より約9万円低く、幼稚園教諭などより低額です。

同省の保育士を対象とした調査(11年)でも、「勤務内容に比べ給与が安い」と答えた人が半数を上回りました。

09年の離職率は10%。平均勤続年数は8・4年で全産業平均の11・9年より2年以上短くなっています。

 厚労省は低待遇が離職につながっているとみて、補正予算のうち340億円を保育士の賃金アップに充てる意向です。

対象は相対的に公立保育所より給与の低い私立保育所で、保育士の処遇改善に取り組む施設には保育士の平均勤続年数に応じて費用を補助します。

同省は過去の介護職員の処遇改善策で平均月額賃金を1万5000円引き上げるなどの目標を掲げていました。

今回は目標額こそ示していませんが、月収約30万円の保育士なら標準的なケースで約8000円増になるとみています。


 ◇資格取得を促進

 また保育士の資格取得者を増やす取り組みも進めます。保育士養成校の入学定員は長らく、増加傾向にあったのですが、資格を取得して卒業する人は減ってきていました。

このため認可外保育施設で働く保育士資格のない人を支援し、資格取得を促します。

受講費用の半分と、受講のために職員が仕事を休む際、その代替要員にかかる費用を補助します。

認可保育所の保育者は全員有資格者なのに対し、認可外では有資格者が6~7割という施設もあります。

資格取得者を増やすことで、将来認可外から認可保育所へ移行しやすくする効果も狙っています。


http://mainichi.jp/feature/news/20130327ddm013100008000c.html



いろはのい:増える待機児童 保育士不足がネックに
毎日新聞 2013年03月27日 東京朝刊


 このほか、保育士養成校の入学者で経済的に苦しい人などを対象に、修学資金を貸し付ける制度を設けます。

毎月の資金(上限5万円、最高で24カ月分120万円)と、入学時と卒業時の一時金(最高各20万円)で、計160万円まで借りることができます。

しかも、卒業後5年間保育所で勤務すれば、返済は免除されます。

 一方、資格を持ちながら保育現場で働いていない「潜在保育士」は60万~70万人いるとみられています。

人材確保に向けて潜在保育士の就職を後押しするため、「保育士・保育所支援センター」を各都道府県に設置し、求職者の相談を受けるほか、就職先の紹介、保育所側への助言もします。

 保育士の処遇改善は、保育の質向上にもつながります。

ただ、約2万5000人に達する保育所待機児童を即座に解消する即効性は期待できません。

政府の規制改革会議は保育者が全員、有資格者でなくともよいとする規制緩和を検討していますが、安全の確保策など検討すべき課題も少なくありません。


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http://mainichi.jp/feature/news/20130327ddm013100008000c2.html




待機児童:半年で倍増 年度途中の保育所入所厳しく
毎日新聞 2013年03月27日 20時31分

 認可保育所を希望しても入れない待機児童の数が、12年10月時点で4万6127人となったことが27日、厚生労働省の調査で分かった。

前年同月比で493人減っているが、12年4月時点の2万4825人と比較すると、半年で2倍近くに膨れ上がっている。

年度途中での保育所入所が厳しい状況は改善されていない。

 一方、厚労省は同日、11年度の全国の認可外保育施設の数が7739カ所(前年度比160カ所増)で、過去最高だったと発表した。

施設に入所している児童の数は18万4959人で、前年度より1148人減っていた。

 認可外保育施設は認可保育所に比べ設置に関する基準が緩く、地価が高く認可施設が足りない地域で多く設置されている。

同省は「都市部を中心に、待機児童の多い低年齢児向けの施設が増えているようだ」と説明している。
【山崎友記子】


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http://mainichi.jp/select/news/20130328k0000m040083000c.html




認可保育所の待機児童微減、4.6万人 12年10月時点
2013/3/27 21:40

 認可保育所を希望しながら入所できない「待機児童」は昨年10月時点で4万6127人となり、前年同月と比べて493人減少したことが27日、厚生労働省の調査で分かった。

減少は2年連続だが、依然として深刻な供給不足が続いている。

 厚生労働省の担当者は「認可保育所が増えて待機児童は減少傾向にあるが、都市部の共働き世代などのニーズも増え続けている」と話している。

 年齢別では1、2歳児が2万2777人で約5割に上った。1万7628人だった0歳児と合わせると、3歳未満が9割近くを占めた。

 政令市や中核市を除く都道府県別では東京が1万105人で最多。大阪1915人、埼玉1825人と続いた。

 待機児童は例年、4月の新年度入所で大幅に減り、産休明けの母親などの申し込みで年度末にかけて増加する傾向がある。

昨年4月時点では2万4825人で、今回1.8倍に増えた。

 厚労省は同日、昨年3月末時点の全国の認可外保育所の入所状況も公表。

入所児童は18万4959人で、前年同月から1148人減少。施設数は160カ所増の7739施設だった。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2702Y_X20C13A3CR8000/




認可保育所7割が定員超 過去最高、厚労省調査

 待機児童を減らすため定員を超える子どもを受け入れている認可保育所の割合が2011年10月時点で全体の69・9%に達し、過去最高となったことが27日、厚生労働省の調査で分かった。

08年の前回調査より11・4ポイント増えた。

 定員を超える子どもの受け入れは、部屋の面積や保育士数の最低基準を満たすことを条件に認められているが、認可保育所の過密ぶりが浮き彫りになった。

 調査によると、保育所総数2万3456カ所のうち、定員を超えたのは1万6405カ所。

政令指定都市は91・2%で、前回比14・0ポイント増だった。

2013/03/27 23:48   【共同通信】


http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013032701002112.html









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torl_001 (保育士不足、何年経っても、未だに解消出来ていない~費用負担にはなるが、学校と同じように「国が管理すべき」。)
2015-12-06 08:19:41


安倍政治だと経済優先なので、「保育士不足、何年経っても、出来ないのでは?」。


結局、「株式会社化」、民営化した為に、「株主から人件費を低くしろ」と言う事になっているので、保育士らの賃金は上がらないのだ。

このままの状態だと、何年経っても、変化しないと言える。

制度を元に戻す必要がある。

株式会社の管理ではなく、費用負担にはなるが、学校と同じように国が管理すべきだ。

そのようになれば、「問題は解消出来る」と言える。




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