特別支援をカガクしたがるカワムラのブログ

応用行動分析学(ABA)、障害福祉、特別支援教育など、個人の考えとして書きます。ブログは極めて気楽な執筆態度です。

今年を振り返って

2023年12月27日 | 研究

今日で今年最後の講演会が終わりました。以降は自分の仕事に専念です。

今年はいろんなことがありました。

団体運営:みんなラボ1周年!パパママラボの立ち上げ
 昨年立ち上げた「みんなラボ」が一周年!ここまでに7回の勉強会を開催しました。
 そしてペアトレ「パパママラボ」の立ち上げ。結構忙しかったけど、心からやってよかったと思います。

研究・啓発:言語行動系の論文がメインか
 筆頭著者としては査読誌が6本、査読なしが1本、学会発表が5本でした。
 雑誌記事は8本(連載)でした。
 表彰を3回ほどゲットしました。
 研究助成は6件ほど頂くことができました。
 研究授業の指導講評や講演・研修の講師は 21本でした。
 大学では「知的障害児の心理・生理・病理」と「コミュニケーションの心理学」を担当しました。
   その他、シンポの話題提供やらなんやら、ひたすらマラソンでした。

昨年よりは結構頑張ったほうだと思うんですが、絶対的なインプット量の不足が目立ちました。来年はもっと勉強します。


今年度2つ目の表彰ゲット 東書教育賞

2023年12月22日 | 日記


お家にお手紙が届き、開封して見ると東書教育賞の「優秀賞」をいただけるようです。
今回のテーマは「特別支援学級におけるNIE(新聞教育)」です。

特別支援×新聞教育というと、どうしても新聞ビリビリとか工作とか、遊びもので終わってしまいがちな先行研究の傾向。それに対して遊びを脱感作のプロセスとして位置づけ、かなり細かい文字の読み書きを伴う新聞づくりやスクラップなどの活動を嫌悪感を呈することなく行う方法、みたいな感じの内容です。

本文はWEBでそのうち公開されると思うので、ぜひ読んでくださいね!

そういえばこの間、都の教職員弘済会の表彰(優良賞?)も受けていたので、今年度2個目の表彰をゲットです。

※プレスリリースの関係でまだ詳細は明かせませんが、実は次もありますので追ってお知らせします。


みんなラボ 第7回勉強会が無事終了

2023年12月12日 | 障害児、障害者、特別支援教育

みんなラボ(地域障害児教育研究会)の第7回勉強会が無事終了しました。

 

https://www.minna-labo.com/_files/ugd/2b8f85_ad590d6e97164c35b08fd9b89d3c06cd.pdf

 

BCBA2名からDTTを教わる公立小学校の教師!

普通の小学校の特別支援学級でDTTができる!

夢のような時間でした!

 

 

そして会の最後には教員同士で教材交換パーティーも!

 

 

ご興味ある方はこちら!

ホーム | みんなラボ(地域障害児教育研究会)

 

 


ダスキン愛の輪基金 障がい者リーダー

2023年12月03日 | 障害児、障害者、特別支援教育
ドーナツのおいしいミスド屋さんではコーヒーのおかわりができるので、血糖値とカフェインをブーストしないとできないような、やらされ仕事ハイレベルな仕事をこなす時には重宝しています。

ミスドって会社はお掃除のダスキンなんですよね。

で、レジ横にこんなの見つけました。


ダスキン愛の輪基金


障害者支援に関してダスキンはかなり有名なのですが、このリーフレットの中で「ダスキン障がい者リーダー育成事業」なるものが。

この手の活動って人に差を作らない方向性に向かう傾向があるので、実は障害者の中で出世やらリーダーやら、人の上に立つポジションに関する事業って貴重だったりします。

もちろん全員横並びの関係の中にいた方が幸福な人もいますし、競争が嫌われやすいジャンルではありますが、ある程度の競争の中で自己実現を!という方がドーパミン出やすい人もかなりいるんですよね。

横並びも競争も、その程度や塩梅も、環境を選ぶ権利が確保されるべきなんじゃなかろうか。