特にランチメニューがなかったが、最近はグランドメニューが100円引きで提供している用である。そういえば2年ほど食べていないかもしれない。
確かに「刀削麺」は変わっているが、個々の太めのものはどうも私には向いていないような気がする。
「以前のイメージ」 中華街ランチの楽しみ
杜記「四川」 045-63-5126 火曜定休
昨年(2002年)夏頃,台南小路(その地域でそう言っている)に,突然開店した店である。親子で営む「ニイハォ」「福楼」の2軒しかなかった路地に,若者向けする麺中心の店舗が開店した。間口が4m程度の平屋での営業である。カウンター10席,テーブル8席の店内はいつも賑わっている。刀削麺を売り物にしており,全ての麺がそり切りながら茹でられる麺である。中華街で麺を中心に営む店は少ない。揚州麺房と共に上質の味を保っている店である。
最初は閑古鳥が鳴いていた店も,マスメディアが取り上げるようになると人気が出てきた。最近はランチタイムに行列が出来ることが多くなっている。インターネットで「タンタン麺」を中心に紹介しているページでも美味しいという評価がされている。数分並んで見た。それで解ったのであるが,この店の行列は,客多いのではなく,サービスの不手際(段取りが悪い店員が一人でサービス)および料理の出すスピードのなさである。料理は麺の特製もあるからとも言えるが,サービスはお粗末なものである。どうしてこんな店に・・・と思えば,マスコミの力は絶大と言うことであろう。
ランチタイムは「ご飯(小)がサービス」され4種のメニューが700円になる。そんな説明もなく,メニューを見ても確認できにくい。刀削麺と頼んでいた人に「全てがそうです」の説明。慣れない人には解るはずもない。評判の「坦々麺」を飲んでみる。運良く麺造りに近いカウンターに座ることが出来たので,刀削麺の出来る過程を見ながら待つことが出来た。うどん粉の固まりのようなものを削ぎ落とし,大鍋に直接湯がいていくものであるが,どう見てもうどんである。ひと鍋分をはかってみれば,5分かかっている。茹で時間が5分程度であるから最大10分と最小5分の麺が出来る。それを一度あげそのまま,麺(料理)にしていく。粗野というべきか職人芸というべきか・・・。
着席から20分強して出された「坦々麺」のボリュームは,まずまずのもの。食べてみれば,山梨の「ほうとう」のような食感。麺そのものには何も風味は感じられない。強い味の坦々麺で正解だったようである。一口食べた印象は,辛い。次に酸味が口中に感じられる。スープもコクがあるといえばあるが,私には辛味が勝っており十分に確認できないというのが実感である。まずいわけではないが,個人差が生じる味ではある。また,麺の特徴には敬意を称するが,中華としては細麺。スープ・具との相性を感じられる繊細なものの方が私には向いている。単品料理も数種類あるが,頼むひとを見なかった。
ランチ例)4種の麺(通常800円~)が,小ライス付きで700円
A坦々麺 Bチャーシュー麺 Cジャージャー麺 D牛角煮麺
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