中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

久々の四川料理・重慶飯店「魚のニンニク辛子炒め」

2009-01-09 07:07:38 | 店の情報

以前は頻繁に訪れた中華街の名店「重慶飯店」の四川料理はやはり違う。今日は魚のメニューがでていたので迷わず入店。魚好きの私は、最近魚のメニューが少なくなったので探すのが大変。混んでいれば、通路のような場所に案内されるが、今日は時間も遅いせいか、奥に案内された。

今日の辛いメニューは①マーボー豆腐②豚肉とキャベツの辛子味噌炒め③魚のニンニク辛子炒め④四川タンタン麺。最近はどうやら「マーボー豆腐」と「四川タンタン麺」が定番のようである。2種が変わるらしいが、もう少し変化があっても良いと思う。以前良く出た魚の刺身系が最近見られないのが残念である。

おしぼり、お茶(ポットに十分な量・しかし、今日は薄い)に加えておひつにご飯。一人でも十分な量が出される。大きめの器に入れられたスープがすぐでて来る。今日は干し貝柱入りの海鮮風味のスープ。おいしい。通常の2杯分はある。

ザーサイとご飯で空腹をだましていると、見るからに辛そうな料理が出てきた。通常スプーンが入っているがない。目配りをサービスの女性にしたが、私語にいそしみ気にかける雰囲気がない。レンゲで代用する。当然ご飯に掛けながら食べれば食は進む。

辛い料理には「葱」があう。イカも数個入っていた。つゆまで楽しめば蒜など怖くはない。おひつ一杯のご飯が無くなったので終了とする。

「以前のイメージ」
重慶飯店本館「四川」  045-641-8288      
 900円(料理1品+スープ「大」+ザーサイ+ご飯「お櫃」)   
 重慶飯店は,大通りにはない。唯一大通りに近いのが,「本店」である。店舗は大きくないが,老舗の風格を十分に維持している。1階は変形しているが30人ほどが利用できる。スペースがある。2階に小部屋にもなる和室があり,落ち着いてグループでの会食も可能である。
 ランチは,900円とグループの中でも最も安い設定となっている。サービスは別館と同じで,「辛いもの」「辛くないもの」から選ぶようになっている。当然,重慶だから四川。辛いものにする。「鯛の刺身の辛し山椒ソース掛け」があったので迷わず選択する。
 箸とお茶(当然ポットのジャスミン茶)が運ばれてくる。あらかじめセッティングされている器は,1人分をのぞいて片づけられるが,取り皿も2枚残している。メニューには「スープ+ライス」飲みになっているが,十分な量のザーサイもサービスされる。お茶を飲み,ザーサイをつまんで待つ。お櫃に入れられたご飯は,炊きたての銀しゃり。実においしい。お櫃には十分すぎる量が入っている。でできた料理を見て驚き。中皿いっぱいの刺身(どう見ても大型の鯛半身はある)。厚みのある切り身が,20切れ以上は盛りつけられている。2人分ではと疑うほどである。したがって,食べてもなかなか減らない。満腹状態で終了。あえてあるソースも絶妙。山椒の香りが料理を引き立てている。野菜との相性もすばらしい。遅れて出てきたスープが,てんこ盛り。中型の器に入れられサービス。取り分けてもスープの器で3杯はあった。気の良い年配のお姉さんが,「お代わりいります」と聞いてくる。当然遠慮しておいた。おしぼりのサービスがないだけが寂しいが大満足のランチである。
 コースメニューは,ホームぺージでタイムリーに紹介されている。最近は新年会6000円で飲み放題(2時間)からとなっていた。これ以外にも冬は四川火鍋も売りにしているようである。
ランチ例)
<辛い料理>
A麻婆豆腐 B鯛の刺身の辛し山椒ソース掛け C豚肉の黒山椒辛し炒め D四川坦々麺
<辛くない料理>
E芝海老のマヨネーズ炒め F鶏肉の味噌炒め G焼き牛ステーキのオイスターソース掛け
 ランチだけではないが,重慶の料理は美味しい。特に私は本館のものが好みである。店全体がコンパクトで落ち着くと言うこともあるが,どの時間帯に来ても応対も良く気持ちがよい。ランチは,すぐにおしぼり・箸等が出され,その後ポットに十分に入れたウーロン茶が出される。本店に1人でランチに行くには,もう一つ理由がある。ザーサイもスープも2人前程度出てくるのである。たぶん2人を基調として考えられているであろう。ザーサイに加え,スープもスープ受けに3杯は入る量である。まして,本日は四川風味の豚汁(勝手に私がそう思っている。味噌仕立ての美味しいもの)非常に美味しい。
 「五目中華の辛味噌炒め」を頼んでみた。濃厚な味噌あじの五目炒めが,いつも通り十分な量出てきた。素材が識別できないくらい,色は濃いがコクがあり十分に美味しい。①ハム②角煮③中国筍④人参⑤芝エビ(中)⑥クワイなどが角切りにされ炒められている。ご飯にかけて食べれば非常に食が進む。お櫃のご飯を食べ尽くすほどであった。
ランチ例)週替わりで,7種程度のメニューが変わる。次週の予告も出ている。

 

 

重慶飯店 本店 http://www.jukeihanten.com/menu/lmenu_honkan.html
横浜中華街の老舗として親しまれる本館。落ちついた雰囲気のなか、料理長 陳一明の中華四川料理をご堪能ください。少人数のご会食に最適の和室もございます。

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