中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

まだあった500円台ランチ。上海路「大中華」

2009-11-05 05:59:11 | 店の情報

やはり中華街の価格破壊は進んでいる。大中華の立て看。いつもは反対側だけを見ていたが、裏を見れば、麺3品・ご飯3品を提供していた。いろいろやってくれる大中華。今日は寒いので、「鶏肉千切りラーメン」を頼んでみた。通常価格が600円。さほど割安感はないが、通常でも安い店。味でしょうぶでしょう。

蒸し鶏を塩ラーメンにのせたような物。鳥もやや塩が利いているので、意外と味は濃い。青菜がその味を和らげてくれる。何かホットする味である。今はやらなくなった福亭(中山路)のように、ザーサイ+デザートはつかないが、500円なら文句は言うまい。

様々なコースもおもしろい物がある。表現が上手ではないので目立たないが努力している。夏場はビールとのコラボ(セツト)も置かれていた(最近見かけない)。セツトメニューばやりの中華街。大中華は880円。格安である。

大中華「中国料理」    045-663-4078
 630円(料理1品+スープ+漬け物+ご飯中+デザート「杏仁豆腐」) おしぼり
 最近上海路が活気づいている。謝甜記弐号店を挟むように2店舗が春から開業している。その内の1店舗がこの大中華である。失礼であるがお名前ほどは大きくない。1階は厨房もあるせいか,3卓(最大10人程度)の庶民的な佇まい。2階はその分多く20人程度までは入れるらしい。入店時は仕事途中の男性3名が大声で話をしながら食べ,修学旅行途中の中学生2名が高価な食事をとっていた。その間に座ることになる。食べ終わりそうな客を「すぐに片付けます」の一言で座ることになる。その壮年の客は,出るつもりであったがその一言で2分程度座ったまま,それでもめげず案内された。そんなわけでベンチシートに2人掛けの状態がしばらくあった。中華街ではよくあることさほど気にはならない。
 ランチは4種ほど出されるらしい。あるブログではテーブルに取り皿があり,料理にはスープがついてくると言うがそのようなサービスはなくなったようである。狭い店内を2人の女性が切り盛りし,奥では2人調理人が客の注文に手早く動いていた。しかし,座るとすぐに「おしぼり」が提供されるのはこの時期(6月)はうれしい。水であったが頼めばお茶も出してくれそうである。豪華さはないが気配りが感じられる店である。
 「鶏の唐揚げの甘酢和え」を頼む。ランチメニューだけ渡されたのでその他のメニューも見せてもらうと,店の規模の割には多くの種類が準備されてあり,価格もやや安めである。漬物(多めでやや辛く味がつけられている)とスープが出される。スープは作り置きであるが薄味・具だくさんでありおいしい。さほど待つことなく料理が出てきた。やはり中華料理はこの手の規模が良い。客の注文と同時にすかさず調理され,熱いものが手今日されるという構図が良い。具だくさんの鶏は大小10個以上は入っている。十分な代物。ニンニクショウガが入った甘酢は,香醋(黒酢)を使っているようである。こくがあり(やや濃いのが私には難)おいしい。ご飯が進む。
 ご飯は中ぐらいのもので提供されるが,おいしく炊けている。メニューにもおかわり自由と記載されているので安心して食べられる(最近新しい店でも追加料金を取る店がまれにあるので多少心配)。通常,甘酢もご飯なかけてしまうタイプであるが本日は具のみで十分である。ニンジンもあげてありピーマン・タマネギも鮮度の良いもの。キクラゲが加えられ彩りも良かった。デザートはやや大きめの器ではあるが,今度はあっさりしすぎていて風合いにかけていたのが残念である。
ランチ例)700円1種・630円各3種の4種が週替わり
Aエビと卵の炒めもの B鶏肉揚げ物と甘酢あえ C麻婆豆腐 630円
Dワンタン麺+チャーハン 700円

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中山路の長城飯店で、魅力的... | トップ | 謝甜記貳号店で蠣2種の食べ比べ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

店の情報」カテゴリの最新記事