中華街の魅力

齋藤修と多くの人が中華街情報を共有する場となることを期待いたします。最近中華街にあまりいけず、データーを整理しています。

やはり四五六飯店のランチはひと味違う。

2009-11-14 23:49:25 | 店の情報

 

々に四五六飯店本店に入店してみた。市場通りの間口の小さな店舗が、料理の鉄人等で名をはせた孫氏の料理店「四五六飯店」 である。間口が狭いと侮ってはいけない。奥に広がっている店舗は非常に大きい。時々団体客(ツアーも積極的に受け入れている)も入ってくる。



この店は入り口側(たぶん大昔はエントランスホールだったと思う)の客席が禁煙、奥が喫煙席になっている。中華街においては珍しい配慮。たばこの煙が苦手な私にとってはありがたい。入り口は出入りもあるが、何か落ち着ける雰囲気。出入りする客の動きも確認できるので私にはうれしい意図である。偶然二人席が一杯だったので4人席に案内された。

今日はランチが多彩。「山芋と鶏肉の煮物」というものがあったので頼む。これからの時期は、煮物がおいしい。ランチも確認していれば、多彩なものが出る。特に四五六のランチは1種は必ず特記すべきメニューが含まれている。


まずはお茶。一人でもポットに入れられて出てくる。お茶好きの私にはありがたい。ややお茶葉が入っているので、すし待たせて飲むとおいしい。スープを飲み干すが、当然お代わりを勧めてくれない。ザーサイ(やや味付けがされいる)とお茶を飲みながらメニューを確認する。四五六らしいのは「テレビに紹介されたメニュー」なるものまである。マスコミ好きは変わっていない。


しばらくして、煮込まれた料理が出てきた。里芋をどのようにして中華料理にするのかと思えば、それはそれ千年の歴史を持つ料理。中華風に煮込まれた里芋と柔らかく煮込んだ鶏肉が提供される。キクラゲや数種の野菜もはいっている。多少辛みもあるので食欲を生み出す。


特記すべきは、鶏肉。手羽先からいろいろ部位の肉が入っている。煮込まれているので十分柔らかい。つゆに絡ませて食べるとおいしい。当然ご飯にのせ、味のついたおいしい汁も十分いただかせてもらう。


最後デザート(杏仁豆腐)を食べていたら、「コーヒーもいかがですか」の一声。当然所望する。おしゃれな器に入れられていたのが印象的であった。油濃さも口から消えランチタイム終了。これで630円。うれしい。

「以前のイメージ」
四五六菜館本店「上海」  045-681-3456
 650円(料理1品+スープ+ザーサイ+ご飯「お櫃」)+おしぼり
 料理の鉄人などにも出演している孫料理長がオーナーの店である。中華街に3店舗あるが,各店それぞれ独自の「ランチメニュー」を出している。特に,本店はデザートが付かない代わりにリーズナブルな料金設定になっている。混雑している場合,専門の職員が対応し,着席まで面倒を見てくれる配慮もある。間口は狭いが奥になると広いスペースがあり,客席数は多い。
 4種類程度のメニューが用意されている。マスコミで活路を見つけだした才能は,料理にも伺われる。ボリュームもそこそこあり,味付けも良い。私が行った時が偶然そうだったかもしれないが,料理が冷めている場合が,数回あった。厨房とサービスの連携に多少難があるのかもしれない。ご飯もお櫃に入って提供され,落ち着いて食べることができる。時々団体客がランチに来る。こういう場合は,厨房が追いつかない場合が多いようである。
 コースも3000円程度から用意されており,季節に応じて帰るなど工夫を凝らしている。ファミリーコースが1万円程度で準備されており,食する価値はある。
ランチ例)ABCD(非常に工夫されたメニューが週替わりで提供される。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 獅門酒楼の「M(ミステリー)... | トップ | うらない屋が激増している中華街 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

店の情報」カテゴリの最新記事