夏に開業した「謝明酒楼」がまだ開店記念のコースを継続している。
うれしいことではあるが、開業記念と言ってもこれは長すぎるのでは?
「開店当初のイメージ」
謝明酒楼「四川」 045-662-9113 ブログ
700円(料理1品+スープ+お新香「ザーサイ」+ご飯+小皿料理+デザート「杏仁豆腐」)+おしぼり
どうも福満園系列の店らしい店舗「謝明酒楼」が開業した。石川町と蒲田でがんばっていた店が、今では5店舗(福満園本店「北門」・新館「開港」・別館「市場通り」・福臨閣「お踊り」・謝明酒楼「開帝廟」)を有することになる。経営の組織はわからないが、現在は確か中華街しか店舗はないはずである。以前聞いた話だと、景徳鎮と姉妹店。料理人等の交流もあるようである。この店は福建料理をうたっていないので「四川料理」で勝負するらしい。
以前あった店舗は、「紅花」。中華街からは撤退し、関内・本町通の店舗で勝負するようである(同系列らしい店舗がある)。700円(1品)・1000円(2品)のその日の腹具合によって選べる店舗で、客対応が良かった店なので惜しまれる。
一階の厨房がやや大きくなったようで、一階の客席は少なくなったような気がする。モダンにリニューアルされた雰囲気は、大通りの福臨館を彷彿とさせる。30席弱であろうか。2階が大きいものと思われる。
黒服の壮年男性も配置され、丁寧な応対がされていた。すでにランチを提供してくれている。「スペシャルメニュー」があるなどは、やはり福満園の仲間らしい。「白身魚の甘酢炒め」を注文する。
程なく、①ご飯②スープ③ザーサイ④ねきチャーシュウが運ばれて来る。これだけでご飯が食べられる。作り置きであるが、お茶も一人でもポットでサービスしてくれる。お茶好きの私が追加をお願いしても快く受けてくれ、また注いでまでくれる。中華街にとっては過剰なサービス(良い意味)である。
スープも小皿に乗せられて出てくる。様々な具が入れられていておいしい。呑んでしまうと「おかわりどうですか」といううれしいお言葉、遠慮はしない。さて主菜の「甘酢かけ」はいまいち。フリッター状に揚げられた白身魚は衣が大きく、せっかくの魚の雰囲気がそこなり、その他の具は「タマネギ」「ピーマン」「トマ(冷たかった)」「椎茸」のみ、甘みはパイナップルを入れていた。
私は、片栗で薄衣を着たものが好き。甘酢は、どろっとしたねばねばしたものとなっている。味付けは、中華街らしい複雑な風味がない。どうも福満園は店を増やすたびに味の方はおろそかになってきているような気がする。なれた頃またきてみようとも思う。
デザートの「杏仁豆腐」がこれまたさっぱり・淡泊。ランチとしてはよいのかもしれないが、もう少しインパクトがほしい。しかし、客の食べ方をみて提供してくれるので、杏仁豆腐をみながら食べなくてもよいのはありがたい。土産物なども積極的に販売している。
ランチ例) 大きくは変わらないが週替わりで変更するらしい(スペシャル「麺類とのコラボ」もある)
A海老とイカのチリソース炒め B牛肉とピーマンの細切り炒め C白身魚の甘酢ソースがけ D鶏肉と野菜の香り辛子炒め ?牛肉とジャガイモ・ピーマンの醤油炒め
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます