隆昌園も落ち着いてきた。

 

数年前、若夫婦で始められたお店、現在はお子さんも大きくな小学生。もう一人生まれそうな雰囲気がある。いつも丁寧に挨拶してくれる店。それが私の印象である。今日は空いている。お子さんも調度学校から帰ってきたばかりらしく、店内で勉強している。通常違和感を感じるが、良くしつけられたお子さん。客の存在をしっかり意識している。

ランチから「豚肉と豆腐の辛味煮付け」を頼む。フルコースのランチで６３０円はありがたい。ボリュームのあるランチをいつも食べさせてくれる。起用も期待に反しないランチ。まずはスープ。ご飯も大きめの器であるが、大きめの汁椀にたっぷりと入れてくれる。今日は新鮮なわかめが入れられた「玉子スープ」。やや薄味で美味しい。

ご飯も炊き具合が良い。一粒堅いご飯が混ざっていたので、口から出していたら「交換しましょうか」の一声。サービス後も身重の奥さんは立ったまま私の行動を意識している。当然それにあわせてサービスを怠らない。ご飯が行く無くなれば、おかわりも促す。ここは量(ご飯)も多いので通常遠慮するが、その志をムニしてはと思い、半分と言いお願いする。新しい器になんと通常の量。・・・食べてしまった。

メインデッシュは、今日も中皿にめいっぱい盛られた物。多くのアンがかけられている。うれしい。味付けも当然よい。豆腐はある程度最後に入れたのであろう。形が損なわれていない。彩りの変化がありがたい。豆腐を刻みながらご飯にかけて食べる。ピリ辛なので、麻婆豆腐(豆腐のうま煮)のような感じも味わえる。肉・野菜も定時に入っているのでありがたい。

添えてあるスプーンで取り寄せ、ご飯にかけて食べるのが最適。どうして中華料理のビリ辛は美味しく食欲を増進するのであろう。筍・マッシュルームも味がしみこみ美味しい。当然最後は丼、「あんかけ丼」となった。最後は、杏仁豆腐とお茶。これがランチフルコースのしめである。ちっと食べ過ぎた感じである。

こちらの特徴は、飲み放題がついて3500円程度からなかなかの料理を出してくれること。うれしい。何度か利用しているが気持ちよく食べさせてくれる店である。

「以前のランチのイメージ」
隆昌園「広東」　　０４５－６６３－５８６５　　　　ブログ　ブログ　　　　
　６００円(料理１品＋スープ＋ザーサイ＋点心「あげ春巻き」＋ご飯＋デザート「杏仁豆腐」)
　開店４日目の「隆昌園」に入ることができた。今日からランチが出ていたからである。店内もそこそこの人が埋まっていた。開店セールも良いが，昼時はやはりランチが人を呼び込むに違いない。店頭にも１種類だけサンプルがでているので，わかりやすく，入りやすい雰囲気になっている。４種のメニューは現時点では定番だが，今後が楽しみである。
　まずは悪印象。店が空いているにもかかわらず，４人掛けに相席を進められる。１３時過ぎている。まして，昨日までの雰囲気を見れば10人掛けの円卓が埋まるはずも無い(２卓空いたまま)。中華街の相席は常識だが，だいたいの店は開いていれば一人掛けをさせてくれる。まして，先客は喫煙者。非常に不快な気分からスタートする。
　定番中の定番「酢豚(古老豚)」を頼んでみた。６００円で，フルコースのランチは楽しみ。お茶が出てくる。多少ぬるいがありがたい。ザーサイが適量小皿に入れられご飯と共に出てくる。大きな器に入った美味しそうなご飯にそそられるが，しばし待つ。周りの人も皆ランチ，眺めてみればそれぞれ美味しそうな感じ。アツアツの酢豚が出てきた。量も十分。味付けも程良い。残念なのが，野菜は十分だが，椎茸が入っていないことである。ランチ用の酢豚であろう。(卵)スープも共にでてきたので，それから飲んでみる。コクに欠けるが，まずまず。酢豚も揚げたての肉がほくほくしている。筍が美味しい。作り置きしない精神が料理人にあることはありがたい。多めのご飯であるが，おかわりしてしまった。もちろんサービス。点心として，あげ春巻きが付いている。具は少ないが，まずまず。レトルトの感じもするが十分(揚げたてを出してくれる)。杏仁豆腐はサービスとしても客に出せるしろものではなかった。これからの精進を願いたい。
　コース料理も３０００円程度からあるようである。今後のランチを賞味してみてつき合い方を考えたい店である。ランチとしてはまずは合格点である(料金設定・ボリュームが効果を出している)。950円のランチやら，1500円の簡易コースも並ぶようになった。それと共に客足ものびているようである。
ランチ例）A酢豚　B茄子の辛みそ炒め　C海老のチリソース　Dニンニクの茎とイカの炒め物
土曜ランチ(９５０円，料理に点心等が付くからお得)