土曜日に大隈講堂でケネス・アローの講演があったので聞きに行きました。彼がノーベル賞をとったのは僕が生まれる10年くらい前。にも関わらずかくしゃくとしていて、とても90歳近いとは思えませんでした。
まあ正直言って、ケネス・アローと言えば僕は「アローの不可能性定理」「情報経済学」くらいしか知らない門外漢ですが、世界的エコノミストの謦咳に接することができる機会も向こう10年はないでしょうから行ってきました。ましてアローといえばもう20世紀最重要の経済学者と言ってもいい神レベルだし。
会場のほうは、さすがアローだけあって、開始時間の1時間前には席の8割は埋まっていました。なんとかアリーナ席をゲット。演題は、"Social and Economic Values and Obligations."
質疑応答の時間では、聴講者の経済学者たちの質問のレベルが高くて、かなり引く雰囲気でした。でも、学部生たちも若いなりに臆せず質問をぶつけていて、世界的経済学者の胸を借りていくあたり、進取の精神を感じました。今日はいい日だ。
学問の府に栄えあれ! 大学が栄誉を与えんとする者を讃えよ!
Vivat universitas scientiarum! Laudate quem universitas honorabit!
ノーベル経済学賞受賞者 ケネス・J・アロー氏 名誉博士学位贈呈式・記念講演のご案内
まあ正直言って、ケネス・アローと言えば僕は「アローの不可能性定理」「情報経済学」くらいしか知らない門外漢ですが、世界的エコノミストの謦咳に接することができる機会も向こう10年はないでしょうから行ってきました。ましてアローといえばもう20世紀最重要の経済学者と言ってもいい神レベルだし。
会場のほうは、さすがアローだけあって、開始時間の1時間前には席の8割は埋まっていました。なんとかアリーナ席をゲット。演題は、"Social and Economic Values and Obligations."
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