玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

分断道路を考える集まり 2023.6.1

2023-09-04 21:02:36 | 活動報告
分断道路を考える集まりで話し合ったことのメモ(文責:高槻、6/2修正)

2023.6.1 津田公民館、18:00-19:30
参加者 小口、加藤、黒木、関野、高槻、松山、水口、リー

以下のような話し合いをした。
-前回のシンポジウムは玉川上水みどりといきもの会議、地球永住計画、「ちむくい」の3団体の共催とした。この活動として新たな団体を立ち上げるかという話をし、現状のままでよいとした。
-この集まりの性格を明確にした方がよい。10年前の「道路見直し」の時との違いは、当時あまり取り上げなかった「生物多様性の尊重」について論じる材料も得られたし、時代もその理解が進んだので、小平の玉川上水の林が生物多様性が豊かであることを強調し、328号線が開通したらそれが破壊されることの問題を市民レベルで理解してもらい、行政に見直しを図るものとすることにした。
-シンポジウムでは「道路計画そのものに反対する」という意見があったが、現状を客観的に見た場合、それは現実味がないので、その運動にはしないものとする。そして道路開通は認めた上で、平面(地上)道路による林の破壊を回避する方策を行政に見直させることを目指す。その内容としては地下化、高架化、府中街道右折レーン*などがある。

*(府中街道と鷹の街道の交差点の北上部での右折の待ち時間が長くなって渋滞が生じるので、そこを2車線にすれば渋滞が解消されるはずだが、行政は既存道路の改良よりも新道路の開通の方が問題解決になるとして受け付けない。國分功一郎著『民主主義を直感するために』に詳しい)

-328号線の問題が知られていないので広報の充実が必要。
具体的には以下のようなものがある:新聞に取り上げてもらう。そのために注目を引くイベントを行う。チラシを作る。署名運動をする。ネット署名をする、など。
-こうした機運が高まることで行政が見直しをすることを期待する。
-リー:都議会議員で協力してくれそうな人を探す。
-水口:北多摩北部建設事務所に現状を聞きに行きたい。
-次回の「分断道路を見直すシンポジウム2」は8月下旬とし、神宮外苑街路樹伐採反対運動をしたリーダーに話してもらう(黒木がアクセス)方向で準備する。
-高槻:これとは別に主に小平市民を対象とした「勉強会」を開催することで、理解を広げる活動を進めたい。7月上旬に山田氏を呼んで話を聞くことを希望(今後アクセス)。

高槻による追加メモ:署名運動、ネット署名の具体化については詰めていない。発言はしなかったが、チラシの原案は高槻が進めて、関係者に諮る。



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