野鳥のパンフレットができました。
小平、小金井、三鷹、杉並の4カ所で野鳥と樹木の調査を行いました。
野鳥の数は小平が、種類は三鷹が豊富で、杉並では少なく、小金井が最も貧弱で、特に林に住む鳥が非常に少なかった。小平では市の鳥であるコゲラは4カ所中で最も多かった。樹林は小平が最も豊富で、三鷹は井の頭公園があるために林の広がりがあり、常緑樹も多かった。杉並は放射5号線が通ったこともあって玉川上水の林が幅が狭く、野鳥には住みにくさがあり、ドバトとスズメが他の場所より多かった。小金井は人口密度も低めで緑地率も高い方だが、玉川上水の緑地はサクラ以外を皆伐されたため、野鳥には住みにくい環境になっている。
この調査によって緑地の管理の仕方が野鳥に代表される生物多様性に重大な影響を与えることがよくわかった。