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中国歴史ドラマ「宮廷の泪・山河の恋」第29話 あらすじ

2014年05月10日 00時03分07秒 | 宮廷の泪・山河の恋(中)

玉児が寝台で寝ていると、慌てた蘇瑪が海蘭珠の流産を知らせに来る。海蘭珠は誰かの仕業だと踏み、陛下の剣で敵を討つそうだと。大勢の侍衛をあつめ、海蘭珠と関わった者を尋問しようとしていると聞き、玉児は急いでフリンを起こす。そして「誰にも見られてはダメ」と念を押し、フリンをドルゴンに託すよう蘇瑪に頼む。


玉児は海蘭珠に呼ばれる。
寝宮に入った玉児は、寝台で横になっている海蘭珠に「大丈夫?」と声をかける。海蘭珠はつらい体をひじをついて少しだけ起こすと、玉児に指を差し「なんて残酷な女なの?海蘭花の毒で私の子の命を奪ったわね」と言う。「何のこと?」と玉児が返すと、海蘭珠は「凧に毒が塗られていたわ」と凧を玉児に投げつける。

以前もこの毒で流産させようとした、許さない、と言い、海蘭珠はホンタイジから与えられた宝剣を鞘から抜き、玉児に突きつける。「昔を思い出したのね。だったら覚えてる?自決しようとしたあなたを私が必死で止め、その剣を陛下に掲げ、あなたの命を救った。なのに私の命を奪うというのなら好きにして。ひと思いに殺せばいい」と叫ぶように言う玉児。海蘭珠は持っていた宝剣を落とし、床に座り込む。

海蘭珠の寝宮から出て来た玉児を侍衛が取り囲む。そんな侍衛を「どきなさい。睿親王ドルゴンがすぐに到着する」と言いながら玉児は睨みつける。


やっとの思いで戻ってきた玉児に駆け寄る蘇瑪。玉児が蘇瑪につかまりながら「地獄の入り口から戻ってこられた」と言うと、蘇瑪は「お嬢様は潔白ですもの」と言う。
「誰かが凧に毒を塗り、海蘭珠とフリンを狙った。礼を言わねばね」と言うと、玉児は再び出て行く。


「私に用?」と言う哲哲に、玉児は何者かが毒を仕込んで海蘭珠を流産させたと話す。玉児から目をそらし「その者とは?」と聞く哲哲。玉児はジリジリと哲哲に近づきながら「とぼけないでください。フリンの凧に誰が毒を仕込んだのか私には分かります」と言う。「私の仕業だと言うの?」と哲哲は返す。

叔母上が海蘭珠を放っておくはずがない、でも予想できたはずです、陛下が戻れば海蘭珠は必ず訴えると、陛下がお許しになると思いますか?と言う玉児。哲哲は「言いがかりだわ。私を脅すなんて、なぜ変わってしまったの?」と言う。玉児は「叔母上に学びました」と答える。


翌朝。
関雎宮で死んでいる海蘭珠が発見される。
すぐに玉児にもそのことが知らされ、よろめく玉児。愕然としているところにドルゴンが来る。
「なぜ宸妃(海蘭珠)は死んだ。答えろ」と怒鳴るドルゴン。答えられない玉児に「君が仕組んだのか。私の助けなど必要ない」とドルゴンは言い行きそうに。「ドルゴン」と呼び止めた玉児は「私に誓ってくれたことを覚えてる?一生私のために戦うと」と言う。


出征していたホンタイジは、海蘭珠が亡くなったことを知り宮殿に急ぐ。途中、馬が疲れ切ってしまい落馬するホンタイジ。それでも後を追いかけてきた臣下の馬に乗り、ホンタイジは宮殿に向かう。


宮殿に着いたホンタイジは、すぐに関雎宮へ。
寝台に横たわる海蘭珠に目を潤ませ「会いたかった。起きて朕と話をしてくれ」とホンタイジは話しかける。そして、寒いだろうと海蘭珠に布団をかけ「疲れたのか?だったら眠るといい。眠り続けろ。2年待ったのだ。あと5年、10年、20年と眠ろうが待ち続けられる」と言うホンタイジ。

ホンタイジがいくら話かけても、目を覚ますように言っても海蘭珠は身動きひとつしない。涙を流し「頼むから答えてくれ」と言ったホンタイジは、急に胸を押さえて苦しみだす。


玉児、哲哲、娜木鐘をひざまずかせ「一体、誰の仕業だ」と問い詰めるホンタイジ。哲哲は「宸妃は悪血により発作を起こしました。侍医が保証します」と答える。それを信じず「朕が何も知らぬとでも?宝剣まで蘭児に与えたというのに、よくも殺してくれたな」とホンタイジは言う。朕が必ず蘭児の敵を討つ、白状せぬなら、いっそ全員殺してやると。それを聞いた娜木鐘は「私は知っています。宸妃は荘妃(玉児)と言い争いとなり、宝剣を向けていました。また烏雅の件で皇后娘娘とももめてたそうです」言う。

「誠か?」と言うホンタイジに、さらに「間違いありません。皇后娘娘は皇后の座を奪われると恐れ、荘妃は宸妃の子に寵愛を奪われると恐れた。2人が手を組んだのです」と言う娜木鐘。ホンタイジは「そなたたちか」と玉児と哲哲を見ながら怖い顔で言う。「言いがかりを信じるおつもりですか?真実が知りたいなら殺せばいい。愚かな君主だと民が知るまでです」と玉児は言い返す。「侮辱するつもりか」と言い、ホンタイジは短剣を手に持つ。

ホンタイジが哲哲の子に振り下ろそうとした短剣の刃を手で掴む玉児。「離せ」とホンタイジに言われ「どのみち姉さんは戻りません」と玉児は涙を流す。「離すのだ」と言い、玉児を振り払うホンタイジ。そこに来たドルゴンが玉児を抱きとめ、ホンタイジは倒れてしまう。


陛下の傷は軽傷だが、容体から見て恐らくは中風(脳血管障害)だろうと玉児と哲哲に話すドルゴン。治療をしなければ命に関わってしまうが、意識が戻れば自分たちが殺されてしまうと哲哲は心配する。ドルゴンは陛下はしばらく目覚めないし、重臣は出征中、義姉上、心配はありません、手はあります、と言う。


娜木鐘の姿が見えないことに気づき、玉児は娜木鐘の寝宮へ向かう。
そこには荷物をまとめ、宮殿から逃げようとしている娜木鐘の姿が。「ボゴルはどうする気?」と玉児が聞くと「父親を恨むのね。いくら私でも守ってやれないわ」と言う娜木鐘。「男なんて愛がなくても女を縛り付けたがる。リンダン・ハーンも私達を殉死させようとした。殺さなければ道連れにされてたわよ。ホンタイジも身勝手ときてる。愛想が尽きたわ」と。

ボゴルを見捨てないで、と娜木鐘を止める玉児。そこに「母上」とボゴルが来る。涙を流し「自分の命も守れないのに連れていける?」と言う娜木鐘。「なら残って。力を合わせてこそ生き延びられる。子供には手を出させないわ」と玉児は言う。娜木鐘は「ボゴル」と言いながら息子を抱き締める。


ホンタイジの夢の中に花嫁衣装を着た海蘭珠が現れる。戻ろう、と手を差し出すが、海蘭珠は煙のように消えてしまう。


"姉さん、残された者はこのまま陛下に殺されるしかないの?死は怖くないけど子供たちに罪はないわ"と思う。そして海蘭珠の縫ってくれた綿入れをたたもうとした玉児。その時、綿入れに手紙が隠されていることに気付く。そこに陛下が目覚めた、と慌てた哲哲が知らせに来る。怒りも収まっておらず、さっきも殺されそうになったと。

こうなっては方法は1つだけだけだと言い、哲哲はひざまずく。「許してほしいの。陛下を愛していたから過ちだと分かっていて命令に従った。今でも後悔している。あなたの初めての子の命を奪った」と涙を流しながら告白する哲哲。当時陛下はドルゴンの子だと疑っていたために、お腹の子を始末するよう私に命じたと。信じられない事実に「陛下の子だったのに。なぜ我が子を殺そうと?」と泣き叫ぶ玉児。哲哲は「今も死んだ女のために私たちの子を殺そうとしてる。頭は愛する女のことばかり」と言う。

玉児は「そんなことって…」と動揺し、薄情な人に嫁いだ自分をうらめしく思う。そんな玉児に気持ちを奮い立たせ、助けてほしいと哲哲は頼む。子を失った時"安心しろ。いずれ天が君に息子を授ける"と言ったホンタイジを思い出す玉児。


錯乱したホンタイジが後宮の者を皆殺しにすると言い始める。ドルゴンは「君が望むなら、君とフリンを連れて私の娘と共に逃げよう」と玉児に話す。「逃げればあなたは愛新覚羅の子孫でなくなる」と玉児は言う。「構わない。守りたいのだ」と言うドルゴン。しかし玉児は危険を冒してほしくない、真実を伝えなければ子供達も殺されると言う。


夜。ドルゴンが外で待機する中、玉児は海蘭珠の手紙を持ちながら保極宮の中へ入る。
寝台に寝ているホンタイジに「陛下」と声をかける玉児。「いつの間に?」と言いながら体を起こしたホンタイジは、ここから出ていけと言うと咳き込む。「怒ると体に毒ですよ」と冷たく玉児が言うと「誰が蘭児を殺した。誰が殺したのだ」と言うホンタイジ。玉児は、その答えはこの手紙を見れば分かると、海蘭珠の書いた手紙を渡す。

"陛下がこれを読むのはフリンの誕生日の頃かと。計画どおりなら陛下は皆に見限られたはず。陛下が愛する人も愛さぬ人も、皆、陛下のもとを去っているでしょう。最愛の男性を奪われた以上、陛下には向き合えません。陛下の最愛の女性を殺すことによって同じ痛みわ味わわせ、卓林への贖罪とするつもりです。陛下からの愛は来世で恩返しします"と書かれていた手紙。
悪血が残っていた海蘭珠は、侍医から味の濃い物は食さないこと、濃い茶も禁物だと注意されていた。もし口にすれば悪血により死に至ると。それを聞いた海蘭珠は濃い茶をわざと飲み死を選ぶ。

真実を知り「なぜ自ら命を絶ったのだ」と嘆き悲しむホンタイジ。玉児は「姉さんは命を絶つことで陛下に苦しみを味わわせ、陛下が周囲の人々を誤解し、殺すよう仕向けた。陛下が孤立するようにね。それが姉さんの復讐だったのよ」と言い放つ。「黙れ。失せろ、失せるのだ」とホンタイジは言い、吐血する。

涙を流しながら外に出た玉児は、侍医を呼ぶように言う。


ホンタイジがフリンを呼び、連れて行かれてしまう。玉児は保極宮の外で何日もひざまずくが、会わせてもらえない。


3年後。
ずっとフリンと会えないままでいた玉児。ようやくホンタイジが保極宮の中へ入ることを許す。

玉児を見て「3年ぶりだな。そなたは変わらぬ。だが朕は老いた」と言うホンタイジ。玉児はそれには何も答えない。「哲哲や他の者なら必死で否定する。きっと朕が若いと抜かしただろう。なぜ、そなただけは違うのだ」とホンタイジは言う。「心には嘘はつけません」と返す玉児。

「答えよ。朕は昔そなたが崇めた英雄のままか?」とホンタイジは聞く。本音を言う許可をもらった後「陛下は今も天下の英雄です。でも私は昔の玉児ではない」と答える玉児。さらに「ドルゴンは?ドルゴンも将来、朕のようになるか?天下を揺るがす大英雄に」とホンタイジが聞く。玉児は「彼は戦上手で陛下のため幾度も勝利を飾った。彼は永遠に陛下の勇士です」と返す。「その言葉、忘れるでないぞ」と言うホンタイジ。

ホンタイジはフリンを連れてくるように命じる。3年ぶりにフリンと会えた玉児だったが、抱き締めようとした玉児の手を拒むフリン。「私が母よ。3年待ったのよ」と玉児が言っても、フリンは玉児に近付こうともしない。そしてフリンは再び連れて行かれてしまう。

「陛下」と言う玉児に「この3年、そなたに会わずにいた。なぜだと思う」とホンタイジは言う。「陛下のお心など分かりません」と言う玉児。ホンタイジはいずれ分かると言い、母親が生涯を懸けないと治せない奇病をフリンが患っていると話す。そして玉児に下がるように言う。

玉児が出て行くと、今度は哲哲が呼ばれる。
体の具合を心配する哲哲に「朕は治らぬ」と言うホンタイジ。哲哲は「天のご加護がございます」と話す。ホンタイジは手を差し出し、その手を取った哲哲がホンタイジの隣に座る。

ホンタイジはなぜ海蘭珠ほど哲哲に愛を注げなかったと思うか聞く。「皇子を産めなかったからです」と哲哲は答えるが、そうではないと話すホンタイジ。玉児は朕にとって好敵手、玉児が一手を打つと朕は次の手を考える、一方、そなたは鏡に映った朕だ、そなたを見ると己を見ている気になる、だがな、このような己を朕は到底、好きになれぬと言う。それを聞いた哲哲は「では海蘭珠は鏡の中の花ですね。永遠に手に入らぬのに陛下は心を捧げた」と返す。ホンタイジは「驚いたな。最後に朕を理解したのも、やはり哲哲か」と言う。「私にとって陛下も、過紙の中で咲く花なのですよ」と言う哲哲。


ーつづくー


今回は納得できない部分があるのー。
1話目の冒頭のシーンに繋がるのは分かったけど、1話目の冒頭では、ドルゴンは夜のうちに帰ってきて玉児に「なぜ宸妃は死んだ」と詰め寄ってたよね!?そして答えない玉児に怒り「君は変わった。私の助けなど必要ない」と言って行きそうに。そんなドルゴンを呼び止めて、後ろから抱きついた玉児が「誓ってくれたでしょう?一生、私のために戦うと」と言ってたはず。
ところが、今回はドルゴンが帰ってきたのは翌朝で、外は明るいし場所も違うよね!?
玉児も抱きつかなかったよ。
・・・・・・・・・・どういうこと?
ここは突っ込んではいけないところなの?( ̄▼ ̄|||)
これが気になって気になって(;´д`)ノ
本当はここまでくるまでにもっとドルゴンと玉児を親密にさせようと思っていたのかな?

海蘭珠が亡くなってしまいました(;△;)
気持ちはわからなくはないけれど、玉児までホンタイジに殺させようとしたってことよね?
玉児の優しい嘘が復讐だったと最後まで誤解したままでは悲しすぎるよぉ"(ノ_・、)"

そしてそしてホンタイジィィィィィィィ!!!!ヾ(`Д´*)ノ
自分の子供を殺そうとするってどういうことなのー!?
これは絶対許せない。

あと、ドドは?
あの後のドルゴンとドドの関係も気になるよぉ(;_;)




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2 コメント

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うさ~ん。 (靖子)
2014-05-10 09:35:38
おはようございます。いつも、ありがとうございます。
謎?でしょう?解らないの???
1話の部分と、違うの。
私も、謎?謎?謎?です。
そして、ドド???は、15爺~。何処~。(笑)(笑)(笑)。
日本語字幕でも、謎?は、解けない(笑)(笑)(笑)。

海蘭~。気の毒な、悲しき女性。
まさしく不幸のオンパレード。。記憶を無くしていた時期が、幸せだったかもです。ね。

ホンダイジは、自分勝手な、悪い男。
哲哲も、同じ、
ユアルも、ドルゴンを選んでいたらと、思います。
ユアルは、子供フリンを取り上げられて、
母としての悲しいですね。
この、先で、謎は?解ける?かしら?もしかして?解けない(笑)(笑)(笑)。うささんと、皆様と、謎を語りたいです。よろしくお願いいたします。
返信する
悲しい別れ・・・ (time)
2014-05-15 00:49:36
海蘭珠、このように亡くなるしかないなんて
本当に悲しく思います。

そして、皇太極もどんどん淵に落ちていき
すっかり弱っていましたね。

今回、印象に残ったのは
皇太極と哲哲の会話。
鏡なカップル。
戦友とのいい方違いと思いますが
言葉は綺麗ですけれど、
お互いに分かりつつも演じている部分も多かった
と言い合えたことが救いだったのでしょうか。。。
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