The Pleasure Dome

道楽家・幻彩が音楽好きの方々に執筆

Blu-ray Audio に匹敵する高音質の 3D コンテンツを作りたい…

2013年12月02日 01時39分00秒 | 立体映像



高音質の Blu-ray Audio の世界が始まりました。
24 ビット/96 kHz 5.1 Channel Surrounsd というハイスペックなオーディオを持つ
Blu-ray 3D コンテンツの作成は Sony Creative Software, Inc. Vegas Pro 12.0 ならば可能です。



Movie Studio Platinum 12 Suite または Movie Studio Platinum 12 のユーザーならば
\ 34,860 で Vegas Pro 12.0 にアップグレードできます。

Vegas Pro 12.0 にアップグレード

私は Vegas Pro 1.0 からの愛用者で既に13年間の付き合いです。
毎年、アップグレードしてきました。従来は毎年…10月中旬にバージョンアップに
なりましたが、今年は Vegas Pro 13.0 へのアップグレードに関する情報が
全くありません。完成度が高まったからだと思います。

Vegas Pro 12.0 はオーディオ・トラックが下図のようにハイスペックの設定ができます。



***** 24 bit / 96 kHz 5.1ch の Blu-ray 3D のコンテンツは約1時間13分間が限度 *****

AVC/MVC 規格の映像ビットレートは 1920 x 1080 ピクセル/ 24p / 25 Mbps なので
24 bit / 96 kHz 5.1ch のハイスペック・オーディオを持つ Blu-ray 3D のコンテンツは
25 GB の Blu-ray Disc における収録時間の限度は“約1時間13分間”。



しかし、“ Blu-ray Audio ”としてのコンテンツを作る場合、映像ビットレートを下げることで
“約2時間5分間”の“ Music Archive( 24 bit / 96 kHz 5.1ch ) ”が可能になります。
そこで私は、1970年代に一世風靡した「4トラック/4チャンネル・オーディオ」のテープから
キャプチャーしたコレクションを“ Blu-ray Audio ”でアーカイブしたいと思っています。



近年、家庭で楽しむ“AVシアター・システム”は高画質/高音質になりました。
しかし、良質な5.1チャンネル・サラウンドを楽しむには最小限、下記の機器が必要です。

ヤマハ スピーカーパッケージ 5.1ch コンパクトスタイル ブラック NS-P40B
¥ 22,543 Amazon
ヤマハ AVレシーバー 5.1ch Airplay/ネットワークオーディオ再生対応 ブラック RX-V475(B)
¥ 35,490 Amazon



私は TANNOY Mercury m3 をフロントの左右…Mercury m2 をリアの左右に配しています。
センター・スピーカーは無しにしています。低音部は AR(Acoustic Research) 製の S12HO。
編集室は AR(Acoustic Research) 製の EDGE を5台使用しています。
低音部は 40年間も愛用している TANNOY MONITOR GOLD を2台使用。



私は元々…“音響畑”で働いてきた者ですから、音の世界に拘りを持っています。
映像に関しては本当に道楽なんです。ビデオは 1981年から…導入。
3D は 2008年から探究をし始め…2010年から Vegs Pro 10.0 で 3D 編集を試みました。
そして、2011年5月に SONY HDR-TD10/S を導入。その年の11月に
JVC KENWOOD GD-TD1-B を導入…吹奏楽のコンサート、バレエ公演などを本格的に 3D 収録。
2012年10月に Vegas Pro 12.0 がリリースされ、アップグレードしました。

*

Vegas Pro 12.0 は“4Kテレビ対応”のプロジェクトも設定できるようになりました。



しかし、“4Kテレビ対応 Blu-ray Disc ”の作成はできません。

ブルーレイ連盟(BDA)は、4K再生など新規格をフォーマットに加えるなどの提案を
専任チームが検討中であり…コーデック、ビットレート、カラービット深度の規格…
画素数をどうするのか、などが未定なのです。映画の4Kは 4096 x 2160 ピクセルですが
家庭用の4K( UHDTV )は 3840 x 2160 ピクセル(標準HDのちょうど4倍)なのです。

2013 年…既に年末であります。私は「 Blu-ray Audio & 3D 」の探究に没頭しつつあります。



***** 本日はここまで *****