シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

激坂挑戦、摂津渓に挑む。

2007-02-13 20:41:15 | Weblog
 さて、昨日に続きまして下見関連のネタであります。
 祥風苑の脇を登っていく摂津渓への散策路はいきなりの激坂です。しかし僕は怯まないぞ、少なくとも12日は怯まなかった。だって平坦路だったから脚使ってなかったもんね。
 フロントトリプルだけど、ここはインナー=ロウで挑戦。ぐいぐいと踏み込みます。おぉっ!上がる、上がるぞ!5㍍、10㍍、あと少しで曲がり角。う~、ここは苦しいからダンシングで!というわけで、最初の坂は登り切りました。ここから先は尾根づたいにアップダウンの繰り返しとなります。とはいえ最初ほどの激坂は無く、順調に進みます。摂津渓の渓谷もきれいなんですけど、道幅が狭いのと歩行者が多いのと、落石があるので見物している余裕はありません。
 と、行く手に花の里温泉「山水館」が見えてきました。ここが本館ですね。ここの駐車場を過ぎると、みちの舗装がなくなります。いよいよ山岳トレールの様相を呈してまいりました。案内板に沿って白滝を目指します。一番奥の休息所で道は90度折れ曲がり急坂が現われました。こいつはもういけません。インナーじゃ無理。コンパクトにシフトチェンジします。剥き出しの土と瓦礫の道です。ロードはお呼びじゃありません。MTB系のバイクだったら十分でしょうか。しかし僕が乗っているのはシクロです。この坂を越えられるのか,本当に?!前輪が斜面を捉えます。座ってられる状況じゃないです。当然スタンディングライド。後輪も坂を捉えた、ぐいっとペダルを踏み込みます。あがる、行けるかっ!おっといかんです、後輪がスリップ、いや空転です。土と石を後方に巻きあげた模様。後ろに人がいなくて幸いでした。だからって、僕の状況は改善しません、かろうじて自転車は立っていますが、空回りして進んでません。なんとこれは天然のローラー台のようだ!もう一度、今度はゆっくりペダルを踏み込みますが、やはりだめだ後輪はグリップしない、おまけに回転が遅いから僕こけそう。
 仕方ないから脚を着きました。悔しいです。ここまで登ってきたのに。つま先に土がついてしまいました。二、三歩、自転車跨いだまま歩きました。激坂の頂上です。あとほんの少しだったのに・・・、また自転車に乗って走りはじめました。でこぼこ道です。落ち葉と枯葉と土と石の混じった山道を走ります。それからしばらくして、ご夫婦らしい年配の方が道端のベンチで休んでおられるところに行きあいました。そこが目指していた白滝だったわけです。白滝から先は山道を階段で進むルートになっていました。MTBならともかく、シクロで走れるのはどうやらここまでのようです。記念写真(証拠写真とも言うな)を一枚撮りました。ちょっと映りはよくありません(机の引き出しから引っ張り出して先日修理したCASIOのQV10の画像なので許してください。)。ここでお昼ご飯の「ジャムパンぐるぐる」、ちがった、シャルロットスティックとミニアンパンを食べました。途中でアミノバイタルゼリーを摂ったからいいや。
 完全制覇はできませんでしたけど、摂津渓の山道も面白かったですよ。なんて言うか、シクロクロスの楽しみを再発見させてくれた道でした。さて、実はこのネタ明日も続きます。今度は帰りのお話し。お休みなのにとんでもないことになってた河川敷のお話しです。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そんなに~!? (キルワニ)
2007-02-13 22:31:57
 相当にキツい坂だという事が手に取るように伝わってきましたです。お疲れさまでした。この坂は新人さんには見せられませんね、なるほど(笑)。
あははは、やっぱり? (Thaurus)
2007-02-14 20:42:01
キルワニさん、いつもコメントありがとうございます。
 そうですよねぇ、見せられませんね。MTBの若者なら喜んでくれるかもしれませんが、ちょっと毛色がちがうかも。
 今年のシーズンにはしまなみ街道一泊二日と言うのを計画してます(夜フェリーで一泊。今治から尾道に渡って輪行帰阪)。新しい仲間と一緒に走れると楽しいだろうなと
今から期待しております。

コメントを投稿