塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Holidayの麺処巡り 悪魔より三途の川か?

2007-05-06 13:53:09 | 拉麺
 根津から、護国寺のツツジも見たかったので、伺ったら、
すでに花は萎れていた。1週間ほど遅かったようである。
 さて、再び池袋を目指した。
雨も降ってきて、悪魔の日らしくなってきた。
 アミーゴさんがやって来る。それからBUSHさん、FILEさんも登場。
開店10分前に先生も到着し、牛骨が出るのを待つ。
スペシャルと悪魔の日は、あえて暖簾を出さない。どうしてかというと、
開店前、券売機で購入するお客さんに、一条家元は、
「本日は悪魔という拉麺のみですから、食べたことのない方は
ご遠慮下さい」のような講釈を述べていた。
つまり、悪魔を知らない方は食べない方が良いと、いっているようなもので、
いつものがんこラーメンではないことを強調するために暖簾は
出さないのである。
 さて、開店。久しぶりの一条家元の悪魔が登場。
色的には、黒っぽさがなく、茶色のスープ。トロトロチャーシューと
味付けされた豚肉が入り、メンマと刻み葱のシンプル悪魔。
 そして、スープをすする。ウン! 鯖節の香るマイルドな
悪魔である。塩っぱさは抑えられている。私的にはこの悪魔、
「三途の川のお茶屋」のようである。
隣でアミーゴさんが「以前の魔女のようだ」とつぶやく。
たぶん、スープのベースに豚の首の部分が使用されているので、
その甘みが加味されて、塩気が抑えられたのではないだろうか。
総本家本来の悪魔には、ほど遠い塩気であるが、鯖節が効いた
旨い一杯だった。これなら平日に提供しても可能である。
 店を出る時、一条家元が、
「ほんとなら、この後1時間後が最上のスープに変化している」と
語った。
“悪魔”は生き物である。

アミーゴさん
BUSHさん
FILEさん

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久し振りの悪魔 (ドクトル)
2007-05-06 15:13:41
悪魔の旨さに同感です。ならばスープがさらに熟成した1時間後にもう1杯いただきたかった。3番のチケットを早稲田の時と勘違いしてしまい1番さんにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。次回お会いする時までお貸しください。
返信する
一条マジック、でした! (塩哲)
2007-05-06 16:41:27
ドクトルさん、メールありがとうございます。
復活の悪魔、本来のまずい悪魔でなく、旨い悪魔でした。
賄い時に一条家元に感想を聞きに行ったとき、
アクマといったニアンスが理解できました。
本来の悪魔と違って、旨かったのです。
ドクトルさんにも悪魔がわかっていただけて良かったです。
でも、ほんとの悪魔はこんなものではありません。
私も悪魔は、キライです。
では、来週、べんてんでお会いいたします。
返信する
柿ノ木坂は… (スクーター乗り)
2007-05-07 01:54:04
いつも総本家のスペシャルでお話させてもらっている男です。

本日は少し出遅れてしまったので其方が食べ終えてから少しだけご挨拶させてもらえて良かったです。

さて、久し振りにそちらのブログを観させていただき、少し遡ったらこのGW中にかなり私の地元にいらしていたみたいですね、柿ノ木坂は僕の家がありますよ(^^;)

都立大学駅周辺は坂は多いですが、ラーメン屋は少ないですからね~

次にお会いした時にまたゆっくりとお話をさせて頂きたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。
返信する
こちらこそお願いします。 (塩哲)
2007-05-07 07:07:35
スクーター乗りさん、おはようございます。

昨日は、ご挨拶しか出来ず、申し訳ありませんでした。
次回お会いしたら、都立大学坂巡りの話をさせて下さい。
この辺りの坂には、いわれが多いことに気づきました。
では、またどこかの麺処で。
返信する