水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

世界各国で実施されているという気象操作とはどのようなものか調べました。

2013-08-30 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-08-07、08-30一部修正・追加

 今日も暑いですね。

昨今頻発していたゲリラ豪雷雨でなりを潜めていた猛暑が気象庁の予測どおり復活する気配です。

 猛暑、豪雨はともに、水の性状変化の表裏一体として着目しています。

 大昔は、熱帯地方に住む人々は猛暑対策として昼寝を日課としていたという。

 反面、わが国は「エコノミックアニマル」として昼夜を問わず、寝る暇、休む暇もなく、戦後復旧と欧米化を目標として働き続けて、一時はGDP2位を確保するという躍進を遂げました。

最近は目覚しい技術革新によって安易に使える空調の存在下で、パソコンを動かす程度の仕事しか順応できない体質になり、7~8℃を超える温度変化には耐えられなく、老若男女を問わず、わが国の風土病とも想える「熱中症」および、その予備現象で数多くの人々が担ぎこまれているという。

 中国では、気象操作によって、古くから、北京オリンピック前など人工降雨させて「旱魃」「PM2.5」対策していることは有名ですが、

 既報【再掲】一昨年のタイ国の集中豪雨、大洪水に係る再掲 わが国のゲリラ豪雷雨との比較の引例から、世界各国の気象操作、および人工衛星による気象観測には目覚しいものがあります。

 わが国でも、人工降雨については古くから研究は実施されていますが、最近では人工衛星を打ち上げて、さまざまな電磁波を利用して大気観測をしています。

グローバルレベルおよび局地における水の偏り、水の多寡(豪雨⇔渇水)には、

 一体何が影響しているのでしょうか???

 その真因を調べるため、世界各国にて疑問を解決するために、CO2、オゾンエアロゾルなど温室効果物質分布実態を調べために、さまざまな観測衛星を 打ち上げています。

 わが国でも水蒸気や海面水温などを探るため、水循環観測衛星「しずく」打ち上げる予定という。詳しく>>

タイ中部を中心に大洪水が発生実態を
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)に搭載されているCAI(雲・エアロソルセンサ)によって観測したという。

 

 日常茶飯事化している人工気象操作、気象観測ですが、

 特に、タイは既報によれば、以前は、むしろ旱魃に悩まされ、タイ国王自ら人工降雨の技術を開発して特許出願しています。

 実際、どのようなことが実施されているのか?我が国を含めた世界各国における人工降雨などの「人工気象操作」の行き過ぎ(副作用)も影響している?のではとも妄想しています。

 とにかく、ゲリラ雷雨など水の偏りを是正して、地球温暖化によって大気圏に蒸発した水を自在に制御して、ゲリラ豪雷雨による被害、水不足を少なくするために人工的な降雨分散化技術の進展を望んでいます。

 今までの気象操作は「自然界の雲ありき」から、始まっていたようですが、科学の進歩した時代なら、気流に乗って雲がやってこなくても

首都圏 5月6月の少雨と早い梅雨明けのため 利根川水系は渇水 こまめに蛇口閉め節水をという。

 も解消されるのでは?と推察しています。

 更に、個人的な妄想ながら、

 人工降雨に関しては、雲がなくても豊富な水蒸気があれば、シベリア寒気団並みの冷却を人工的に創造すれば、原理的には気象観測用太陽光発電送電用通信用などに使用されている赤外線、マイクロ波の「電子レンジ効果」によって、

 水を加熱して水蒸気を発生→核(エアロゾルを空中にばら撒いて水滴化(雲粒化)→水滴を凝集(雨粒化)させて約1mm径以上に増粒(大粒化) →降雨(落下)

 加えて、重要なことは

 ある程度発達した積雲や層積雲の上部では温度は0℃以下になっているものの、氷点下15℃くらいになるまでは、過冷却と言ってまだ水滴のままであり、雪片の形成に至らず、雨は降らないということから、

「雪片化」させるために、冷蔵庫などで用いられている冷媒を気化させる

「冷蔵庫効果」(冷熱サイクル技術)

 オゾンCO2水素水蒸気窒素酸素放射性塵電離放射線との相互間における何らかの反応を

 大気上空に導入すれば、

 ストークスの法則に則って、気流に打ち勝って、大量の雨が降るのでは?と素人的に期待しています。

PS:08-30追加

 ちなみに、水の性状がどのように変化して、水滴化(雲粒化)→水滴を凝集(雨粒化)させて約1mm径以上に増粒(大粒化)→降雨に至るイメージをわかり易く記載している参考情報を追記しました。

自然の摂理から環境を考える 2012年11月14日
http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2012/11/001223.html

 (一部抽出して引用しました。)

「・・・

■自然の摂理からみる人工降雨技術の仕組み


人工的に雨を降らせるためには「雨雲を作る」仕掛けか、もしくは「雨雲から任意に雨を降らせる」仕掛けを用意できればよいのです。ロシアの場合は後者を実用化した技術だと考えられます。


これまで【気候シリーズ】の過去記事では、雲が出来るには水だけでは不十分で水が集まるための核が必要であることを紹介しました。

「雲ができるのはなんで?②~鍵を握っているのはエアロゾルと宇宙線~」より引用

 

液化した大気中の水が雲の粒になる鍵を握っているのが、エアロゾルと呼ばれる大気中の微粒子です。その正体は土ぼこり、火山灰、工場の煤煙、海の波しぶきが蒸発してできた海塩粒子などです。
そもそも水は極性があり、様々な物質とくっつきやすい特性を持っています。特に電位を帯びた微粒子があるとそれが凝結核となって水が集まることで雲の粒ができるのです。

雨粒の「種(シード)」になるものを雨雲の中に散布することで雲粒を雨粒に成長させるので、「シーディング」と呼ばれます。シーディング法で使う「種」は、冷たい雨雲と暖かい雨雲で異なります。・・・・」とのこと。

*1μm=0.001mm

 

(以下、08-07)

 では、アジアのみならず、世界各国ではどのように考えて気象操作をしているのだろうか?個人的に不詳につき、調べました。

 真実を探すブログ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-233.html

気象兵器は実在している!ロシアではイベント時に天候操作!アメリカも気象兵器を保有!11日と大地震は偶然か? 

(一部割愛しました。)

当ブログでは前に「人工地震」について取り上げましたが、今回は「気象兵器」について取り上げようと思います。「気象兵器」と聞くと、「信じられない」と述べる方が居ますが、各国では意外と普通に日常的に使用されています。

たとえば、ロシア。

ロシアでは重要な祝日には必ず、雨が降らないように気象操作が行われています。
以下のサイトで詳しく載っているので引用させていただきます。


☆第四回 「晴れ薬」必ず晴れるロシアの祝日。恐るべきロシアの天気操作技術
URL http://www.rosianotomo.com/o-koreha/haregusuri/haregusuri.htm

引用:
さて、ロシアでは、戦勝記念日(5月9日)、モスクワ市の日(9月初め)、サンクトペテルブルク300周年記念式典(2003年5月29日)など、重要な祝日には必ずといってよいほど晴れます。

いや、曇りの日もあったと思いますが、私が知っている限りは、少なくとも雨が降ったことがありません。どうしてでしょうか?

実は、ロシアではこの日、国家レベルで大規模な「雨雲払い」が行われているのです!

えっ? それはなんですか?

う~ん。つまりですね・・・・そのための技術が確立しており、ほんとうに運用されており、その結果、きちんと晴れてるということです(→詳細は後述)。

晴れを人工的に作り出す技術は、1960年代から実用化され、1970年終わりごろから(1980年のモスクワオリンピック、11月と5月の労働パレードなど)大都市での大式典の際に実施されるようになりました。

なんと、モスクワでは1981年より今まで、大きな祭日(デモやパレード、共産土曜奉仕日、モスクワ市の日)には一度も雨が降ったことはないのです(驚異!)。

天気を良くする理論はどの国でも知られているそうですが、本格的に運用されているのはロシアだけ。この分野の研究は戦前より行われ、実用技術ではロシアは今、文句なしに世界のトップを走っているといいます。

外国でもロシアの技術者が活躍しています。ウズベキスタンのイスラム教の祭典のために良い天気を作り出したり、ベニスでは濃霧対策をおこなったり、キューバイランクウェートでは逆に雨を降らせているとのことです。


【関係者インタビューより】
・「いまは事実上なんでもできる。雨雲を追い払うことは簡単。雨を呼ぶことも楽々。ひょうを防ぐこともできますよ」(大統領府事務総長)
・「必要な量の雲を散らす薬は購入済み。戦勝記念日に雲を「攻撃」するにあたって、我々は千トンのドライアイスとそのために必要な量の液体窒素を用意する」(市財務局長)。
・「臨戦態勢でのぞむ」とのこと。しかも市の予算を堂々と使っている。
・ロシア戦勝記念日の間(2005年5月7~9日)、雨雲を追い払うため市は約100万ドル(約1億1千万円)を投じた。「この日のために用意されているひとつの催しも、雨のために中止になってはいけない」(モスクワ市住宅経済整備局長)→気合い入りすぎ

ちなみに、モスクワ市の日のときは飛行機が2交代制で待機。最大8時間滞空できる飛行機が用意されるそうです(やりすぎでは?)。ペテルブルグ300周年記念祝典の時にも、2千6百万ルーブル(約1億円)が費やされたとのこと(国民の血税をそんなに使っていいのか?)。祝日を晴れにするためにロシア緊急事態省、市内務省、空軍、気象観測所、気象台の何百人もの専門家が参加するといいます(なにもそこまでしなくても・・・)

さてこの「晴れをつくりだす技術」。実際にどのような手順で行われるのでしょうか?


【「良い天気づくり」作戦の概要】(2005年5月戦勝記念日の場合)

・まず気象衛星や地上気象観測装置、気象観測飛行機で分析。

・雲行きが怪しくなり次第、特別装備(天候観測装置や雲に作用する物質など)の12機の空軍機(イリューシン18等)がスクランブル発進。

・方位探知機のデータはすべてコクピットに無線で伝えられ、雨の可能性がある場所は電波探知機の画面に赤色で表示される(本格的すぎ)。

・「良い天気づくり」作戦は朝7時から夜11時まで行われる。

・飛行機はモスクワ100kmゾーンで液体窒素とドライアイスを散布することによって、雨雲を追い払う。

・飛行機から空中散布される「晴れ薬」として使われるのは、液体窒素、ヨード銀の弾薬、粉上物質、炭酸ガスなど、雲の種類にあった成分が使われる。

・ドライアイスが低層の雲を薄め、液体窒素が雨層雲を散らし、ヨード銀の弾薬包が雨積雲をせん滅する(気分はもう戦争!)。
・飛行機の機体につけられたとりつけれた銃火発生装置から雲に「一斉射撃」をくわえる。

・その結果、雲は霧散し、目的地(つまり町)に達する以前に雨となって地面に落ちる。

・つまり、町に近づく前に雨を降らせる。水分をなくした雲は都市に入ったときにはすでに雨雲ではなくなっている・・・

このようにロシアでは1980年頃から本格的な気象操作が行われているのです。

もちろん、ロシア以外の国も気象操作を行なっています。
アメリカ、中国、フランス、イギリス、そして日本など、ほとんどの先進国で、大小はありますが、ちょくちょくと気象操作などが行われています。


☆中国では高射砲とロケット砲の気象兵器で雨を降らせています(動画あり)
URL http://www.gizmodo.jp/2011/05/how_china.html



一応、国連では「気象兵器禁止条約」というのがあるのですが、具体的な罰則などがないので、ほとんど意味がない状態になっています。


☆国連「気象兵器禁止条約」の続き:1977環境操作技術の軍事的その他のいかなる敵対的使用の禁止に関する条約、前文(翻訳
URL http://www.asyura2.com/11/warb8/msg/215.html 



実際、アメリカなどでは、この国連の条約に触れるような気象兵器の開発、実践が行われており、そのことが書かれている内部文章などもあります。


☆米軍の天候制御技術:「敵国の経済を破壊する気象兵器」文書が明らかに
URL http://www.asyura2.com/08/wara1/msg/664.html

引用:

敵国の「経済を崩壊させる」ために、洪水や干ばつを人為的に発生させることを提案した米国海軍の研究プロジェクトが、最近明らかになった。

2008年1月に情報自由法を通じて公開された、米国海軍の空中戦兵器部門『China Lake』の研究提案書(PDFファイル)には、次のように書かれている。
http://cryptome.org/weather-war.pdf

「気象の調節は、かつてベトナムで、特に北ベトナムから南ベトナムへの人員や物資の移動を妨害する目的で利用され、成功を収めた。(しかし)それ以来、気象調節の軍事研究は、米国では先細りになっている」

この提案書は、「実行可能な最先端の気象調節能力を再び米軍にもたらす」ために、最新の気象調節技術の研究を求めている。この技術を手にすることで、米軍は以下のことが可能になるという。

大雨による洪水や雪嵐などにより、人員や物資の移送を妨害する、または不可能にする。
洪水や干ばつなどの結果として、経済を崩壊させる。

提案書には日付が記されていないが、明らかに冷戦期のものだ。「ソビエト連邦(ロシア)」という言及があるだけでなく、現在の水準と比較するとプロジェクト費用が低めで、2年間でわずか50万ドル以下なのだ。

前述したChina Lake(米国海軍の空中戦兵器部門)が自主発行している新聞の記事によると、「気象調節はChina Lakeが秀でている分野の1つ」だという。
http://www.nawcwpns.navy.mil/clmf/weapdig.html

China Lakeは1949年から1978年にかけて、気象調節の立案と技術やハードウェアの開発に取り組み、これらはハリケーンの軽減、霧の制御、干ばつの解消に用いられて成功を収めた。

初の軍事利用となった1967年の極秘の気象調節作戦『Operation Popeye(ポパイ作戦)』
http://www.sunshine-project.org/enmod/US_Congr.html

では、降雨量を増やしてホーチミンルートを断つのに役立てる目的で使われた。(China Lakeの天候制御システム『Cold Cloud Modification System』の写真はこちら)[リンク先の記事によると、Operation Popeyeは1967年3月から1972年7月まで行なわれた。モンスーン・シーズンを延長させることに成功し、1971年に北ベトナム国土の1割を覆うほどの被害を出した大洪水の原因となったという意見もある。]

1980年、米国は軍事目的の気象操作を禁止する条約を批准した。それでも時々、軍部からは気象操作を再開する提案が浮上してくる。
http://www.sourcewatch.org/index.php?title=Weather_control

空軍が委託した1996年の調査(PDF)には、「われわれの構想では、軍は2025年までに、作戦能力の達成のため、中規模(200平方キロメートル未満)または微小規模(局所)で気象に影響を及ぼすことが可能になっている」と書かれている。
http://csat.au.af.mil/2025/volume3/vol3ch15.pdf

米国外に目を向けると、中国当局は現在、夏季オリンピックの期間中に北京に雨が降らないよう努力している。
http://csat.au.af.mil/2025/volume3/vol3ch15.pdf
wired vision 3/5より
http://wiredvision.jp/news/200803/2008030522.html

今年1月に情報公開されたってどういうこと?
ここに書かれてるようなことは、それよりずっと前からネット上で知られてることやし、うちのブログでも書いてきてるけど・・・

けど、ここにリンクされてる報告書ファイルの日付にはたしかに、「January 23, 2008」って書かれてるみたいやねw

つまり、うちのように真実を伝えようとしてるブログ・HP(とくに海外サイト)が結構あって、告発者らからの情報を載せていて、それが世間にだいぶ知れ渡ってしまったから、米政府としても正式に公開したってことか??
いずれにしても、ここに書かれてるのは1960年代頃の技術であって、それも公にして差し支えない部分だけであり、今ではそれより遥かに進んでるのは間違いありません。
50年で科学技術がどのぐらい発展してるかは、今から50年前、あるいはそれまで行灯の灯りぐらいしかなかったものがエジソンの発明によってその50年後どういう暮らしになったか等を想像してもらえばわかるでしょう。
それもここ最近になるほど加速度的にあらゆる技術が発展しています!・・・」

⇒なぜか、旧ソ連のガガリーンが搭乗の人工衛星打ち上げが1960年。「地球は青かった」いうことから1960年代からの気象操作への国家的な構想は人工衛星起源であったのだろうか???

また、1980年から本格的にという。

1980年は南極のオゾンホールが出現、わが国では熱中症の発生し始め、世界に原発が普及しはじめたり、何かと印象に残る年次ですので、今後とも着目したいと思います。

 

ちなみに、中国は現在一番研究しているのでは?推察されますが、後進であったようですが、再生可能なエネルギーと同様、躍進目覚しい。

 

 

  


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