空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

生存戦略としての方向性に疑問

2018-09-30 23:09:02 | Weblog


 社民と顧客層がばっちり重なるので、立憲民主の生存戦略としてマズイものを伏在させている、という点で批判的である。それはつまり、「立憲民主には(まっとうな政策立案・対案作成能力を備え、自民党のいわゆる一強状況に対するアンチテーゼとして一定程度以上の能力・)勢力をもった政党として存続して欲しい」という消極的支持の声であり―



 …まあこういうことになる。私としては、個人的には「心なんぞなくてもかまわん」と言い放つのだが。
 何しろ、おのれの生存戦略を考える際に心を重視する必然性は必ずしもない。そこらのミジンコは心があるから生存しているのか? とか問うてみたい。いやあったほうがいいんだが。





 とまあ、「ないない、それはない」と刃牙ばりに、総出で言いたくなるような人事である。すごいなこれ。



 知名度で押し切れ!というのは未だに有効なのではあれ、自民党ほどに人の数があって再教育なりなんなりを提供できるところならまあなあ…と思う私。杉田水脈は、あれは再教育担当が悪い。稲田と対比すれば明らかといえる(※1)。



 なにしろ(政治に関わる)ツィッター民の動向は社会一般の動向とは必ずしもリンクしないものと思われるから―と言いたいだろうが、そんな判断なら立民のツィッターアカウント設置のときの宣伝とか何事だったんだということも。






 そしてあの頃の社会党に相当する党派が全く存在しないという、あの枠組みを前提にすると絶望的な状況。



 これは新聞報道あたりでも触れられるお話であり、だからこそ若者向けになんやかやアクションをかけようとし、そして現時点では失敗に失敗を重ねているものかと思われる。




 ところが上層部とでもいおうか、教育が間に合った人々は少なくとも表立ってはちゃんとしたことを言うんだ…杉田水脈のアレ発言のあとの稲田議員の真っ当なコメントを参照したい…。

※1
関連:「器の差、人材資源へのアクセスの差がヴィヴィットに出てしまった感が(2018-07-26)」

 こんな例をみると



 こんな言葉がえらいこと辛く沁みてくる。
 とまあ、杉田と稲田の差は、まずはコネの差にあるかなあとか。さらには、稲田氏はパワーも実力もわりとあったらしいしなあ…。
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