笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

大変、お世話になりました。

2011-12-26 10:37:30 | 日記
今年、最後のブログ更新です。



寒い日々が続いております。

クリスマスは、

いかがお過ごしでしたか?

皆様の元にサンタクロースはやって来たでしょうか?

首都圏も冷え込んでおりますが、

各地で大雪の被害が出ているようで、

被災地を含めて心配です。



これから街は一気にお正月モードに変わって行きますね。



4月からle salon ginzaに入職させて頂き、

本日まで無事にやってこられたのも、

新参者の私に対して、

皆様の暖かい心づかいがあったからこそと、

感謝の気持ちでいっぱいです。



御陰様で予約の数も、

月を追う毎に沢山いただけるようになり、

嬉しい限りです(股関節疾患の方が増えるのは望ましくありませんが・・・)。



3月までの病院務めでは、

股関節だけでなく、

整形外科疾患だけでなく、

様々な疾患の方を対象にリハビリをして来ましたが、

4月から股関節疾患の方を主に診させて頂き、

股関節の奥深さを知らされ、

とても勉強になる日々を送っております。



来年は更なる飛躍の年にしたいと思います。

今後とも、宜しくお願い致します。



引き続き、1月19日~21日の新大阪出張施術の予約も受け付けております。



新年、最初のブログ更新は1月5日(木)を予定しております。



それでは皆様、

良いお年を







股関節の不安を一緒に取り除きましょう










「大腿四頭筋」ファイナル。

2011-12-22 12:28:41 | 日記
1月は大阪出張があります。

日程は19日(木)~21日(土)です。

まだ予約に空きがありますので、施術ご希望の方は新大阪店ホームページからお申し込みください。

お待ちしております。



それでは「大腿四頭筋」シリーズのまとめとしまして、働きや特徴について詳しく書いていきます。


「大腿四頭筋」の働きから話を進めていきましょう。

働きは、膝を伸ばす事(伸展)です。


そして、補助的な役割として「大腿四頭筋」の中で「大腿直筋」のみ股関節を曲げる働き(屈曲)に作用します。



「大腿四頭筋」を構成する筋肉が始まる場所は、今まで説明してきたように、それぞれ違います。

しかし、終わる場所は全て膝のお皿と説明してきました。

この点について、もう少し詳しく説明していきます。

4つの筋肉は膝の近くで、1つの腱に合体します。

その腱が膝のお皿につき、更にそこから大腿直筋の章で出てきた「膝蓋腱」に移行し、スネの骨(脛骨)にくっつきます。

膝の下のピンクの部分が「膝蓋腱」その下の紫の部分はスネの骨(脛骨)です。

そのため「大腿四頭筋」の影響は「膝蓋腱」にも及びます。

施術をしていて、膝のお皿の下が痛い方がいらっしゃいます。

この場合は、痛い部分であるお皿の下の「膝蓋腱」が直接原因になっている可能性もありますが「大腿四頭筋」が原因で「膝蓋腱」に痛みを出している事もあります。

そのため「大腿四頭筋」の施術をすることで、膝のお皿の下の痛みが取れる事があります。


「大腿四頭筋」の4つの筋肉の説明で「単関節筋」「二関節筋」の説明をさせてもらいました。

簡単にまとめると、

「単関節筋」・・・内側広筋・外側広筋・中間広筋

「二関節筋」・・・大腿直筋

になります。

日常で問題を起こしやすいのは「二関節筋」だと考えています。

そのため「大腿四頭筋」の中でも、特に集中的に施術するのは「大腿直筋」です。

やはり「二関節筋」は股関節の影響が膝関節に、膝関節の影響が股関節にと言う具合に、お互いに悪い影響を与えやすいと考えます。

もちろん「単関節筋」が問題になる事もあり、施術することもありますが「大腿直筋」は痛みの原因の候補として上位にあがってきやすいです。


この太ももの骨(大腿骨)の全周をほぼ覆っている「大腿四頭筋」の筋肉の太さを痛みをとって、体重がかけられるようにし、左右揃えていきましょう




股関節の不安を一緒に取り除きましょう





恥ずかしがり屋の「中間広筋」。

2011-12-19 10:00:15 | 日記
大腿四頭筋シリーズ最後の登場は、なかなか顔を出さない「中間広筋」です。

以前にも触れましたが「中間広筋」は大腿直筋の裏側。

つまり、大腿直筋と骨の間に存在します、

そのため、身体の表面から目で見て筋肉を確認することはできません。


「中間広筋」は太ももの骨(大腿骨)の大転子の下の前側から始まります。

そして、大腿直筋・内側広筋・外側広筋と同様に、膝のお皿に終わります


この「中間広筋」を絵を使って、場所を確認していきましょう。

絵は全て前から見たものになります。

黄色が大腿直筋、オレンジが内側広筋、水色が外側広筋です。

そして、内側広筋と外側広筋の間に緑色の×印が「中間広筋」の位置です。

他の筋肉を取り除いて「中間広筋」を見やすくしてみます。

真ん中の白い部分が、おおよその「中間広筋」です。

おおよそと言うのも、この「中間広筋」は内側広筋と外側広筋の境目が非常に分かりにくく、ここからここまでが「中間広筋」とは分けられないのです。

そのため、他の筋肉のように、筋肉を線で囲む事が出来ません。

しかし「中間広筋」は内側広筋と外側広筋の下(深く)に広範囲に存在しています

他の絵で見てみましょう。

黄色が大腿直筋、オレンジが内側広筋、水色が外側広筋。

大腿直筋を外してみます。

筋肉の赤い部分と真ん中の白い部分の間に、ピンクの部分があります。

このピンクの部分は普段は、大腿直筋に隠れている部分です。

「中間広筋」が大腿直筋の裏側に隠れている事が分かると思います。


「中間広筋」は膝関節しかまたぎませんから単関節筋になります。



これで、一通りの「大腿四頭筋」の筋肉紹介が終わりました。

ひとまず、お疲れ様でした



それでは次回は「大腿四頭筋」の働きや特徴について最後にまとめたいと思います





股関節の不安を一緒に取り除きましょう







大腿四頭筋の中で、最も面積の大きい「外側広筋」。

2011-12-15 11:05:02 | 日記
「内側広筋」「外側広筋」を前回とは方向を変えて、真横から見ていきましょう。

まずは内側から。

オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋です。

膝の近くを拡大してみましょう。

オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋です。

次に外側から。

まずは股関節周辺を拡大して。

水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑が大腿筋膜張筋、紫が大殿筋。


水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑が大腿筋膜張筋、紫が大殿筋。


水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑が大腿筋膜張筋、紫が大殿筋。

この絵で注目すべき点は、外側広筋の真上を腸脛靭帯が通っている事です。

大腿四頭筋は、太ももの前にあるものだと思われている方が多いようですが、太ももの真横を通る腸脛靭帯の後ろ(お尻側)にも「外側広筋」があります。

太ももの後側にも「外側広筋」は存在します。

大腿筋膜張筋と腸脛靭帯をはずしてみると、このように「外側広筋」全体が現れます。

水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋です。

「外側広筋」は大腿四頭筋の中で一番大きな筋肉なのです。


次は、真後ろから見てみましょう。

真後ろからでは「内側広筋」は、なかなか見えにくい位置にあります。

「外側広筋」は一部が後ろからでも見える位置にあります。

水色が「外側広筋」、緑が大腿筋膜張筋、紫が大殿筋。

大腿筋膜張筋と大殿筋を外すと、このように「外側広筋」がついています。

水色が「外側広筋」

絵で太ももの裏にある筋肉を全部取ってしまった状態で「内側広筋」「外側広筋」を見てみます。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」です。

写真では、

オレンジが「内側広筋」です。

少し内側から見ると、

オレンジの○が「内側広筋」の位置です。



3D的にイメージすることが出来たでしょうか?




では次回は残りの「中間広筋」の話をしていきましょう







股関節の不安を一緒に取り除きましょう








「内側広筋」「外側広筋」写真集。

2011-12-12 10:31:50 | 日記
大腿四頭筋のを4つに分けた中に「内側広筋」「外側広筋」があります。

本日は、この「内側広筋」「外側広筋」を写真と絵を使いながら位置を把握して頂こうと思います。

「内側広筋」は、太ももの骨(大腿骨)の大転子より少し下の、骨の内側から始まります。



「外側広筋」は、太ももの骨(大腿骨)の大転子のすぐ下で、前側から始まります。

そして、どちらの筋肉も大腿直筋と同様に膝のお皿の骨に終わります

どちらも、関節を膝しかまたぎませんから単関節筋となります。

2つの筋肉は、とても厚みのある構造になっています。


2つの筋肉の全貌を、色々な角度から見ていきましょう。


まず正面から見て行きます。

真ん中の赤い筋肉が大腿直筋です。

太ももの大腿直筋の内側にある、オレンジ色の線で囲んだ部分に「内側広筋」はあります。

同様に大腿直筋の外側にある、水色の線で囲んだ部分に「外側広筋」があります。

その名の通り「内側広筋」太ももの内側にあり、言い方を変えると大腿四頭筋の中でも内側に位置しています。

「外側広筋」太ももの外側にあり、大腿四頭筋の中でも外側に位置しています。

大腿直筋をはずしてみると、更に「内側広筋」「外側広筋」全体が見えてきます。

この絵の「内側広筋」「外側広筋」はピンクの部分と赤い部分があるのが分かりますか?

ピンクの部分が、普段は大腿直筋の裏に隠れている部分です。

「外側広筋」は膝のお皿の上で終わっているのに対し、「内側広筋」はお皿のところまで長く存在していることになります。



他の筋肉との位置関係を見ていきましょう。

黒い○が膝のお皿の位置です。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑が大腿筋膜張筋、ピンクが腸腰筋です。

今度は、膝に近いところをクローズアップしてみましょう。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑は大腿筋膜張筋と大殿筋があわさった、腸脛靭帯です。


それでは、ここから人の身体の表面から場所を確認してみて下さい。

同じく正面からの写真です。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋です。

このモデルさんの左足は少し内側から見た状態になっていますね。


オレンジのふくらみが「内側広筋」水色のふくらみが「外側広筋」、黄色のふくらみが大腿直筋、緑の○の場所が大腿筋膜張筋です。

膝に近いところを拡大して撮った写真です。

オレンジが「内側広筋」水色が「外側広筋」、黄色が大腿直筋、緑が腸脛靭帯です。


少し内側に股関節をねじって「内側広筋」を正面にした写真です。

オレンジが「内側広筋」、緑が大腿筋膜張筋~腸脛靭帯です。


オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋、緑の○が大腿筋膜張筋、ピンクの○が腸腰筋の場所です。


オレンジが「内側広筋」、黄色い○が大腿直筋の場所です。

膝を立ててみます。

指でつまんでいる盛り上がった部分が「内側広筋」です。


こちらも上の写真と同様に指でつまんでいる部分が「内側広筋」になります。


オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋、緑の○が大腿筋膜張筋の位置です。


オレンジが「内側広筋」、黄色が大腿直筋、ピンクの○の位置が腸腰筋になります。


次回は、角度を変えて、横と後ろから書いた絵や写真で筋肉を立体的にイメージできるようにしていきましょう







股関節の不安を一緒に取り除きましょう










「単関節筋」と「二関節筋」。

2011-12-08 10:43:59 | 日記
前回の続きで「大腿直筋」の膝に近い部分の説明をする前に、1つ話しておかなければならない事があります。

それは筋肉には、

{単関節筋}{二関節筋}に分けられます。

{単関節筋}は、関節を1つまたぐ筋肉を指します。

{二関節筋}は、関節を2つまたぐ筋肉を指します。

簡単な事で、筋肉がハジ~ハジまでの間に、いくつ関節を越えていくかによって分けられています。

ここまで紹介してきた筋肉の中でグループ分けすると、

{単関節筋}
大殿筋・中殿筋・小殿筋・梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・大腿方形筋

{二関節筋}
大腿筋膜張筋・「大腿直筋」

といった具合で、ほとんどが{単関節筋}でした。


上記の{単関節筋}の筋肉は、全て骨盤から始まり、太ももの骨(大腿骨)に終わるため、その時に股関節のみをまたぐため{単関節筋}に入ります。

{二関節筋}に分類される、今回の「大腿直筋」骨盤から始まり、スネの骨(脛骨)に終わります

この時に、股関節と膝関節の2つの関節をまたいでいますから{二関節筋}に入るわけです。


このように「大腿直筋」膝を越えて、スネの骨まで伸びています

それでは、どのようにスネの骨まで辿り着いているかを詳しく見ていきます。


前から見た絵です。

黄色い線で囲んだ場所が「大腿直筋」です。

膝のところに黒で丸を書いて斜線を引いた位置に膝のお皿があります。

黄色で囲んだ「大腿直筋」の中でも赤い部分が筋肉で、白い部分が腱になります。

白い部分は骨盤についている部分の筋肉のスタートの場所と、膝のお皿の骨に付こうとする終わりの部分です。

ほとんどの人の筋肉は骨から始まり、骨につきます

その骨につくときに筋肉は腱に移行しています

「大腿直筋」も膝の近くになると筋肉から腱に移行し、腱の状態で膝のお皿についているのが、この絵からも分かると思います。


膝のところを拡大して詳しく見てみます。

黄色い斜線が「大腿直筋」の腱です。

膝のお皿の下側のオレンジの部分もお皿の上側と同様に腱なのですが「膝蓋腱(シツガイケン)」と呼びます。

その下のピンクの部分が「膝蓋腱」が骨についている場所のスネの骨(脛骨)になります。


膝を内側から見ると、このようになります。

黒い○が膝のお皿、黄色が「大腿直筋」、オレンジが「膝蓋腱」、ピンクがスネの骨(脛骨)。


再び身体の表面から見ると、どのような感じでしょうか?

まず黒い○が膝のお皿。

一番上の8番、黄色の○で囲んだのが「大腿直筋」の筋肉の部分。

下に降りてきて、次の5番の黄色で囲んだのが「大腿直筋」の腱の部分。

お皿の下にきて、4番のオレンジの○で囲んだのが「膝蓋腱」です。

その下、2番のピンクの○で囲んだのがスネの骨になります。

9番の緑の○が腸脛靭帯です。


この絵を、もう少し詳しく説明します。

黄色の線で囲んだ部分が表面から見ることのできる「大腿直筋」です。

オレンジが「膝蓋腱」、ピンクがスネの骨(脛骨)となります。



骨盤~膝の下まで順番に見てきましたが、これが「大腿直筋」の全体像と、その作りです。



次回は、大腿直筋以外の大腿四頭筋を構成する筋肉を見ていきましょう




股関節の不安を一緒に取り除きましょう









大腿四頭筋の中でも、施術で最も重要な「大腿直筋」。

2011-12-05 10:24:01 | 日記
来年最初の新大阪店で施術日が1月6日~8日に早川先生担当であります。

残りの空き枠が

1月7日 9時30分~

1月8日 9時30分~

     18時~

の3枠のみとなっております。西日本にお住まいの方で施術希望の方は、お早めに新大阪店ホームページからお申し込みください。




今回から、大腿四頭筋について詳しく解剖していきます。

まずは「大腿直筋」から。

骨盤には以前、紹介した大腿筋膜張筋がついている上前腸骨棘と言う出っ張りがあります。

「大腿直筋」はその上前腸骨棘のすぐ下にある下前腸骨棘がら始まります。

上の絵は、骨盤を横からみたところですが、1番のところが上前腸骨棘。

その下の2番が「大腿直筋」のスタートする下前腸骨棘です。

下前腸骨棘から出た「大腿直筋」は、太もも(大腿)の前を通り、膝のお皿の骨に終わります。

大腿四頭筋の中で唯一、太ももの骨(大腿骨)についていない筋肉です。


前から見た絵。

両足とも黄色で囲んだ部分が「大腿直筋」です。

向かって右側の足は「大腿直筋」の全貌をみるために、表面の筋肉を取り除いた絵です。

ちなみに、向かって左側の足の緑色で囲んだ筋肉は、このシリーズの始めに登場した大腿筋膜張筋と、腸脛靭帯です。

「大腿直筋」が大腿筋膜張筋の裏側から顔を出しているのが分かりますね。


次に横から見てみます。

まずは外側から。

黄色が「大腿直筋」、緑が大腿筋膜張筋、ピンクで囲んだのが以前登場したお尻3兄弟の長男の大殿筋です。

上の絵から余計な筋肉を取り除いていきます。

黄色が「大腿直筋」

更に全貌を明らかにすると。

黄色が「大腿直筋」
このように太ももの一番前に位置している事が分かります。


次は内側から。

黄色が「大腿直筋」

わずかに前側に見えています。


ここからは実際に人の皮膚の表面から位置を確認していきます。

股関節に近い部分で、大腿筋膜張筋の下から顔を出す辺りから順に見ていきます。

少し内側から見てみます。

4の黄色い○が「大腿直筋」、2の緑の○が大腿筋膜張筋、1のピンクの○がお尻3兄弟の次男の中殿筋です。

2と3の筋肉の間から「大腿直筋」が顔を出します。

この絵では2と3の間の窪んだ部分が「大腿直筋」です。


次は少し外側から。

3の黄色い○が「大腿直筋」、2の緑の○が大腿筋膜張筋、1のピンクの○が中殿筋です。

この写真も窪んだ位置の奥に「大腿直筋」がひそんでいます。


今度は、太ももの真ん中あたりの「大腿直筋」を前から、写真で表してみます。

3番と6番の黄色い○の部分の膨らんでいる筋肉が「大腿直筋」、5番の緑の○が大腿筋膜張筋。


4番と7番の黄色い○の部分の膨らみが「大腿直筋」、1番の緑の○が大腿筋膜張筋。


少し太ももの内側から角度を変えて見てみます。

6番の黄色い○の膨らみが「大腿直筋」、8番の緑の○が大腿筋膜張筋。


2番の黄色い○の膨らみが「大腿直筋」、5番の緑の○が大腿筋膜張筋。

6番の紫の○で囲んだ窪みは、筋肉シリーズの一番始めに紹介した腸腰筋です。

このようなところにも腸腰筋は顔を出してきます。


7番の黄色い○が「大腿直筋」、5番の紫の○が腸腰筋。


更に下に下がって、膝の近くになると「大腿直筋」はどのようになっているのでしょうか?


その前に、1つ話しておかなければならない事がありますので、次回はその話から進めていきましょう




股関節の不安を一緒に取り除きましょう







太ももの筋肉と言えば「大腿四頭筋」。

2011-12-01 10:41:21 | 日記
いよいよ今年も12月に入りましたね。

クリスマスに向けイルミネーションが街を鮮やかに彩り、

大みそかに向けて、紅白歌合戦の出場者が発表されたりと、賑やかになってきた感じがします。

今年の紅白は、被災地へのメッセージ色が強く出た構成となりそうですね。

le salon ginzaも本日よりBGMがクリスマス仕様となっております。


それにしても、今日は寒い!

皆様も風邪をひかないように、また足が冷えないように温かくして下さいね。



松本先生のブログでは、新作「らっこちゃん2号」と「らっこちゃん3号」の限定販売が開始されております。

ご自宅でのセルフケアに、いかがでしょうか?


また、明日からは名古屋の早川先生の新大阪出張があります。

空き枠は5日、月曜日の9時30分~のみとなっております。

施術ご希望の方は、お早めに新大阪店ホームページからお申し込みください。


引き続き、新大阪店の常駐スタッフも募集しておりますので、御応募お待ちしております。



さて、前置きが長くなりましたが、前回までは主にお尻の筋肉を紹介してきました。

そして、今回からは太もも(大腿)の筋肉にうつって行きます。


太ももの筋肉で、まず紹介しなければならないのは「大腿四頭筋」です。

耳にしたこともある方が、いらっしゃるのではないでしょうか?

「大腿四頭筋」は太ももの大部分を占める大きな筋肉になっています。


この筋肉は、何故「大腿四頭筋」と言う名前がついているのでしょう?


その答えは「太ももにある中の、4つの筋肉が合わさって構成されている」からです。

では、この4つの筋肉を見て行く事にします。


「大腿四頭筋」を構成する4つの筋肉の名称は、

・大腿直筋

・外側広筋

・内側広筋

・中間広筋


です。


この絵は太ももを前から見た絵です。

書いてある筋肉全てが「大腿四頭筋」です。

そして、真ん中の赤い筋肉が大腿直筋です。

外側の水色の線で囲んだ筋肉が外側広筋です。

内側のオレンジの線で囲んだ筋肉が内側広筋です。

おや?

中間広筋がありませんね・・・

ご安心ください。

書き忘れではありません。

中間広筋はこの3つの筋肉の裏側についているので、この絵では書かれていませんが、後程登場してきます。



大雑把なイメージを把握していただいたところで、次回から4つの筋肉を1つずつ紹介していこうと思います





股関節の不安を一緒に取り除きましょう