笑顔あふれる生活へ!~股関節と共に~

田山陽平が、股関節とリハビリについて、皆様のためになる事を、選りすぐって書いています。
頑張ろう!日本!!

「曲げる筋肉」と「伸ばす筋肉」のバランス!

2014-10-06 09:39:10 | 日記
私事ですが、来年の東京マラソン、外れました。

一応、報告まで。





歩いている最中は、右足と左足が、全く同じ動きをとることは、まずありません。

むしろ、真逆の動きを交互に行う事で歩行が成立します


簡単に言うと、

右足が前に振り出されている時は、左足は後ろにひかれ、

左足が前に振り出されている時は、右足は後にひかれています。


この動きは、筋肉に当てはめる事が出来ます。


右の股関節を曲げる(屈曲)筋肉が働いている時は、左の股関節を伸ばす(伸展)筋肉が働きます。

股関節の屈曲と伸展の動き。



この筋肉の働きは、とても重要です。

何に重要かと言うと「骨盤を正しい位置に保つこと」が出来るからです。


股関節を曲げる(屈曲)筋肉の代表は「腸腰筋」です。

「腸腰筋」


そして、

股関節を伸ばす(伸展)筋肉の代表は、お尻の筋肉「大殿筋」です。

「大殿筋」




「腸腰筋」は股関節を曲げるのと同時に、骨盤を前に傾けます(前傾)。


「大殿筋」は股関節を伸ばすのと同時に、骨盤を後に傾けます(後傾)。




このように、曲げる筋肉と伸ばす筋肉のバランスが崩れると骨盤の傾斜を引き起こします。

骨盤を正しい位置にして歩くためには左右の「腸腰筋」「大殿筋」のバランスが取れている必要があります。


身体が傾いたり、揺れたりしないように重心を移動させて歩くためには、筋肉のバランスが良い事が不可欠な要素になります。


股関節症の方は、上記2つの筋肉が硬くこっている方が非常に多いです。

2つの筋肉を、良い状態に整えて、骨盤が正しい位置で歩けるようにしましょう

筋肉のメンテナンスには当院の「らっこちゃん」が大活躍します。

1号&2号





夢が何かを発見したらしい・・・







股関節の不安を一緒に取り除きましょう







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