以前、このブログで歩行は「振り子運動」の連続です。と言う内容を書きました(6月16日)。
今日は、そこから更に、もう一歩先の話をしていきます。
歩いている時は、片方の足が地面に着いていて、片方の足は宙に浮いています(完全にではありませんが)。
宙に浮いている足、それは前に振り出している足の事です。
こちら側の足は、2つの振り子運動から成り立っています。
「股関節を軸にした振り子」と、
「膝関節を軸にした振り子」
です。
つま先が地面から離れると、股関節は足を前に振り出すために曲がります(股関節屈曲)。
すると、膝関節は勝手に曲がります(膝関節屈曲)。
歩いているのを横から見た絵。
昔、習った「慣性の法則」というものです。
覚えていますか?
歩いている姿を横から見た時に、
上半身を越えて足が更に前へ振り出されると、今度は股関節は筋肉によって、それ以上前に振り出さないようにブレーキをかけます。
これも、以前ブログで書いた、筋肉は加速ではなくブレーキの働きをしていると言った内容と繋がってきます(8月25日)。
股関節を曲げる事にブレーキがかかると、今度は膝関節は勝手に伸ばされます(膝関節伸展)。
歩いているのを横から見た絵。
こちらも、上記と同様に「慣性の法則」です。
このように足を前に振り出す動きは2つの振り子運動から成り立ち、
股関節の動きによって勝手に膝関節の動きが誘導された結果になります。
股関節が十分に動いてくれれば、足を振り出す動きにおける膝関節自体の運動は全くありません。
つまり、踵を着地する時は膝を伸ばしましょう。
と言う話も、股関節がしっかり働けば、意識的に膝関節を伸ばさなくても、勝手に伸びると言う事です。
「足を前に振り出す事が難しい」
と感じている方も、股関節の状態が良くなることで改善が見込めます
ただし、あおむけに寝た状態で膝関節が伸びきらない方は、また別の戦略を立てなければなりませんが、今回は割愛させて頂きます。
寒くなってきたので、夢ようにムートンを出しました
股関節の不安を一緒に取り除きましょう
今日は、そこから更に、もう一歩先の話をしていきます。
歩いている時は、片方の足が地面に着いていて、片方の足は宙に浮いています(完全にではありませんが)。
宙に浮いている足、それは前に振り出している足の事です。
こちら側の足は、2つの振り子運動から成り立っています。
「股関節を軸にした振り子」と、
「膝関節を軸にした振り子」
です。
つま先が地面から離れると、股関節は足を前に振り出すために曲がります(股関節屈曲)。
すると、膝関節は勝手に曲がります(膝関節屈曲)。
歩いているのを横から見た絵。
昔、習った「慣性の法則」というものです。
覚えていますか?
歩いている姿を横から見た時に、
上半身を越えて足が更に前へ振り出されると、今度は股関節は筋肉によって、それ以上前に振り出さないようにブレーキをかけます。
これも、以前ブログで書いた、筋肉は加速ではなくブレーキの働きをしていると言った内容と繋がってきます(8月25日)。
股関節を曲げる事にブレーキがかかると、今度は膝関節は勝手に伸ばされます(膝関節伸展)。
歩いているのを横から見た絵。
こちらも、上記と同様に「慣性の法則」です。
このように足を前に振り出す動きは2つの振り子運動から成り立ち、
股関節の動きによって勝手に膝関節の動きが誘導された結果になります。
股関節が十分に動いてくれれば、足を振り出す動きにおける膝関節自体の運動は全くありません。
つまり、踵を着地する時は膝を伸ばしましょう。
と言う話も、股関節がしっかり働けば、意識的に膝関節を伸ばさなくても、勝手に伸びると言う事です。
「足を前に振り出す事が難しい」
と感じている方も、股関節の状態が良くなることで改善が見込めます
ただし、あおむけに寝た状態で膝関節が伸びきらない方は、また別の戦略を立てなければなりませんが、今回は割愛させて頂きます。
寒くなってきたので、夢ようにムートンを出しました
股関節の不安を一緒に取り除きましょう