家の横には野菜を作るための猫の額ほどの畑があるが、野菜がどこに植えてあるのかわからないほどの雑草が生えている。
土地としてはもっと広いが、残りの土地には管理が面倒なので、柿などの木が植えてあるので草を年に三回位刈れば良い。
しかし、家で消費する野菜が少しは欲しいので、畑を耕して種を撒いてもしばらくすると雑草で畑が一杯になってしまう。
草が生えだしたと思い、今度取らなければと思っている間に野菜がどこにあるか分からない程に雑草が育ってしまう。
昔、ばあさんが生きている頃は毎日来て少しずつ抜いてくれていたので草は無かって、野菜を抜いて怒られていたほどだった。
野菜は少しも大きく育たないが、雑草は野菜の3倍以上の早さで折角撒いた肥料の養分をすって、すくすくと育っている。
近所の畑は我が家の30倍ほどあるが、畑には草が1本も生えていないほど綺麗に管理しているので、性格が分かる気がする。
この近所の人は年齢が私と同じだが、趣味はパチンコで負け出すと畑で草を一日中取っている人なので、また負けたんだなと思う。
また反対側の田んぼの人は草が生え出すと、老夫婦が手で草を引き抜いている。休耕田なら草刈り機で刈れば良いと思うがそうで無い。
時間つぶしにはなると思うが、年に何回も休耕田の草を手で抜くのは病的だと思うが、やらない私よりましなのか。
しかし雑草は良く育つが、野菜はまったくうまく育たない。