よむよま

よむ・よまない、それから。

「やすらぎの郷」第5週

2017-05-07 20:09:02 | 見る
「やすらぎの郷」第5週

結局やったのですね、「ナスの呪い揚げ」
お嬢(浅丘ルリ子)が書き出した呪いたい相手は300何十人?
姫(八千草薫)いわく「あなた、こんなに食べられるの?」
あ、食べるのか、ナス。揚げるだけじゃなくて。
姫がやり方を解説します、でも、実際にやるのは菊村(石坂浩二)やスタッフのゆうこちゃん。
ナスに油が沁みやすいように斜めに包丁を入れ、
ヘタを切ったところから、先を尖らせておいた割り箸をブスッと突き刺し、
呪いたい相手の名を思い切り叫びます。
そして、熱した油に入れる。
「チンチンチンチン、熱い油に入れて揚げるの、アッ、あつッ」
さすが女優、説明してるだけなんだけど、演技が細かい。
揚がったら、生姜醤油に浸して食べるんだって。
アラ、おいしそう。

お嬢がどうにか相手を30人まで絞り、決行です。
真夜中、姫の部屋に集まった水谷マヤ(加賀まりこ)お嬢、菊村、まろ(ミッキー・カーチス)は、
30本のナスを次々と呪い揚げた!
お嬢は食べきれないので、ひと口かじればよいことにルール変更。

それが終わって午前3時から酒盛りになってしまい、
姫がデビュー当時の写真を見せ始めて、
お嬢やマヤも自分の写真をわざわざ持ってきて見せるやら、大盛り上がり。
ほかの部屋から苦情が出る始末。

翌日、呪った相手の一人がまさにその夜中の時間に急死したというニュース!
あわててお嬢の部屋に菊村たちが知らせに来たが、
お嬢は「起きたばっかりでお化粧してないからイヤ」と出て来ないの。
カメラは部屋の中の浅丘ルリ子をうしろから映してて、顔を見せない。
リアルだなぁ、浅丘ルリ子といえば、あの厚化粧。大河ドラマでさえも崩さないぐらい。
だから、寝起きの素顔は(適当な薄化粧ではなく)映さないのか。

姫のデビュー当時の写真として出された八千草薫の若いころの写真の美しいこと。
「ああ、きれいだねえ!」とテレビの前で私が言ったのと、
「ああ、きれいだねえ!」とテレビの中で加賀まりこが言ったのと同時だった。

このむかしの写真の中に菊村の妻リツ子の若いころの姿もあって、
若い風吹ジュンのピチピチの水着写真。
最後の数年は認知症の彼女を介護して見送った菊村の胸に湧く複雑な思い。
誰でも年を取って老いて衰えてしまう。
年取るのって大変だよね。
コメント
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