***タデスミレを探して歩いている時、思いがけずたくさんのエゾノタチツボスミレに出会いました。このスミレもお初の対面だったので会えた時は大変感激しました。色は白から淡い紫まで、スッと伸びた茎は一瞬、探し求めているタデスミレかと見間違えるほどでした。エゾノタチツボスミレは背丈の割に花が小さく遠目にはあまり見栄えがしないそうですが、今回、私が出会った白色のエゾノタチツボスミレはふっくらした花びらと唇弁 . . . 本文を読む
***タデスミレが咲くこの時期を待ちわびていました。とはいえ、自生地については大まかなことしかわかりません。出来る限りの情報をかき集めましたが、その地を探し当てるのは、とてつもなく厳しいものです。そこで、ある方にヒントを頂き、先週23日(土)下見がてら出かけたのですが、懸命に探したにもかかわらず見つけることは叶わず、泣く泣く諦めざるをえませんでした。“開花にはまだ時季が早すぎなのかもし . . . 本文を読む
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初夏の丹沢といえばコイワザクラやシロヤシオが思い浮かぶのですが、コイワザクラはすでに終わりを迎え、檜洞丸ではシロヤシオシーズンが幕を開けているはずです。そちらも大いに気になりますが、今回はあえて加入道山を目指すことにしました。お目当てはツルシロカネソウです。ツルシロカネソウは、5月の丹沢を歩けば案外簡単に見つかるそうですが、私にはなぜか縁がなく、3年前に西丹沢から登った大室山~加入道山の . . . 本文を読む
***ヒメスミレサイシンを探しに御坂山塊まで行ってきました。時季が若干遅すぎなので葉だけでも確認できればいいか!ぐらいの軽い気持ちです!ヒメスミレサイシンは、大断層フォッサマグナ周辺の植物で、分布域が非常に限られているためこれまで会えるチャンスに恵まれなかったスミレのひとつです。山頂に近くなると、それらしき葉っぱはたくさんあるのですが花は全く見つかりません。やはり遅すぎか!と諦めかけた時、夫が「こ . . . 本文を読む
***13日の水曜日奥秩父の山に出かけました。この日は平日なので静かに歩けるかと思っていたのですが、バスツアーの団体さんや私たちと同じような年配の登山者で結構な賑わいでした。2002年、はじめてこの山に登ったとき予期せぬ桜草との出会いに驚きと興奮を覚えたものです。山頂直下の岩場の片隅に咲く可憐な桜草“クモイコザクラ”のあまりの愛らしさに何枚も写真を撮りましたが、どれもブレブレで当然満足いくものでは . . . 本文を読む
***記録は前後しますが、佐渡に渡る前日の4月29日、新潟県六日市町にある花の山「坂戸山」に登ってきました。六日市ICからもよく見える低山で、花の山として有名です。最近はNHKの大河ドラマ「天地人」の主人公[直江兼続]の生誕の地としてにわかに脚光を浴びており、山歩きとは縁のなさそうな観光客で賑わっていました。花の山として以前から気になる存在でありながら、わざわざ坂戸山だけに行くには少々遠すぎなので . . . 本文を読む
金北山からの下山路については、ドンデン山荘の方から危険のない白雲台を勧められたことは前にも書きました。でも、どうしても、ど~しても二年前にsanaeさんとトシちゃんが歩いたあのフラワーロードを下りたいのです。その道沿いには、これでもかと言わんばかりのユキワリソウ(オオミスミソウ)の大、大、大群落、その素晴らしさはsanaeさんのサイトをご覧になった方なら誰もが感激されるはずです。昨年、予定を変更し . . . 本文を読む
佐渡一日目からの続きです。***昨夜はフカフカの羽毛布団に包まれながら、広い広い部屋でぐっすり眠ることができました。あまりに寝心地が良過ぎて、5時過ぎに目覚めた時はすでにお日様は水平線の上にぽっかり浮かんでいました。起き抜けで外に出るわけにも行かず部屋の窓ごしにあわててカメラを構えてみました(^^ゞ水平線に上がる日の出なんてなかなか見られないのに本当に残念です。ドンデン山荘の朝食は午前6時30分か . . . 本文を読む
***昨年4月は残雪が多く、大佐渡縦走は諦めざるを得ませんでした。あれから一年、雪辱を果たすべく再び佐渡に渡る計画をたてました。一週間前にドンデン山荘に問い合わせたところ、今年は残雪も少ないので縦走は問題なし!とのお返事をいただきすっかりその気になっていたのですが、予定日の数日前に季節はずれの寒波が襲来、佐渡の平地でも積雪10cm、金北山ではなんと70cmもの新雪が積もったとのことでした。問題は金 . . . 本文を読む
***2009年5月2日(土)
佐渡からの帰り道、新潟から乗った関越自動車道を沼田ICで降り日光に向かいました。昨年と全く同じスケジュールで芸がないのですが、執念で見つけたあの場所に今年もフジスミレの姿があるかどうか確かめたくなり立ち寄ってみることにしました。フジスミレは足尾山地と日光周辺などのごく限られた場所に咲くスミレで、滅多にお目にかかれません。昨年初めて出会ったときは嬉しさで胸がいっぱい . . . 本文を読む