松阪市外五曲町の松阪市文化財センター「はにわ館」で学習支援展示「大昔のくらし」展が4月14から始まっています。この展示は「学習支援展示」として、子どもたちの歴史学習のサポートをし、歴史に詳しくない大人の人にも楽しんでもらおうと企画されたもので、縄文時代、弥生時代、古墳時代の遺跡から出土した土器、石器などから当時の時代の様子をさぐっていこうとするものです。
今回展示されているのは、市内14ヶ所の遺跡から出土した、土器、須恵器、土偶、土製品、石製品、金属製品、農耕具、三角縁神獣鏡など130点で、当時の様子を示す想像図や模型、ジオラマなどと共に展示されています。今回新しく造られた縄文時代のジオラマは粥見井尻遺跡をイメージして造られたということです。
松阪市の事業仕分けでも、はにわ館のこのような展示は市内の学校で、100%見学した方がよいのではという指摘があったということですが、4月の後半から5月の連休にかけて、学校からの見学依頼が、例年になく多く来ているということです。この展示は6月3日まで開催されています。
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