川口保 のブログ

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第33回松商ギター部発表演奏会開催される

2010-12-23 20:11:10 | 日記

2010年12月23日、松阪市外五曲町の松阪市民文化会館で、三重県立松阪商業高等学校ギター部の第33回発表演奏会が開催されました。

 

 松阪商業高校のギター部は昭和49年(1974)に部員6人で創部されました。当時の顧問は中西幸男先生。昭和53年(1978)には部員が27名になり、当時の松阪市公会堂で第1回の発表演奏会が開催されました。昭和56年に全日本ギターコンクールに初参加、昭和58年には初受賞(金賞)、翌59年には初優勝(最優秀賞)を飾りました。平成3年の全国高校ギター・マンドリン大会で音楽祭大賞を受賞しました。今年7月に大阪府吹田市で開催された「第40回全国高校ギター・マンドリンフェスティバルのギターの部で最優秀の文部科学大臣賞を受賞し、この大会15連覇を飾りました。

 

 この日は、今年の大阪の大会で文部科学大臣賞を受賞したとき演奏した「新世界より 第3楽章」や、今年8月に神奈川県で行われた全国学校ギター合奏コンクールの課題曲の「春風に吹かれて」、同自由曲の「げんこつ山の一夜」、松任谷由実の「春よ、来い」、また「戦場のメリークリスマス」、」「龍馬伝」などおなじみの曲などが演奏されました。この他三重奏や独奏もありました。

 現在の顧問は3代目の福田清徳先生で、同ギター部のOBです。指揮者としてタクトを振る姿は柔らかく、しなやかで素敵でした。

 

 この演奏会の演奏は3年生にとって最後の演奏となり、この日をもって引退することになりました。演奏が終わったあと後輩から、去りゆく先輩達の名前を1人読み上げ、お礼のことばが述べられました。舞台上の3年生達も感極まり涙をぬぐう光景があり、会場の私たちも目頭が熱くなりました。最後に松田明子部長が「私たちがここまでやってこられたのは、顧問の先生やOB・OGのみなさん、地域の皆さんや家族、そして会場にお越しいただいているたくさんの方々の支えがあったからです」とお礼を述べました。

 

私はこの演奏会を今回初めて拝聴させていただきました。この日会場には多くの市民が来場して、精練された澄んだ音色に浸っていました。


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