(2,350万円で落札された優秀賞1席の「おふくひめ」号)
松阪牛の肥育技術の向上とブランド振興を目的として、「松阪牛まつり」が平成26年11月23日、松阪市伊勢寺町の松阪農業公園ベルファームをメイン会場として開催されました。今年は松阪肉牛共進会の65回記念大会と、市政施行10周年記念事業として「あべ静江チャリティーコンサート」や「メモリアル花火大会」もありました。
この日は秋晴れの絶好の行楽日和になり、ベルファームには松阪市内外から多くの家族連れなどの来場者で賑わいました。私も、松阪市議会水谷議長、永作副議長らとともに、来賓として出席させていただきました。
芝生広場には45の出展ブースが並び、来場した市民は思い思いに品を買い求めていました。また松阪肉のすき焼きの大試食会には長い列ができ、2000食の無料のすき焼きを味わっていました。
(本日の最高値優秀賞1席の2,350万円) (500万円で落札された相可高校のまつよし号)
この日会場では特産松阪牛を決める「第65回松阪肉牛共進会」が行われました。「特産松阪牛」とは兵庫県産の黒毛和牛で、雲出川から宮川流域の間の市町で900日以上育てられた牛という条件があり、新たに「最後まで松阪地域で飼育する」という条件が付け加わりました。この日予選を勝ち抜いた50頭が出品され、審査の結果、優秀賞1席から5席が選ばれました。
松阪牛の女王、優秀賞1席には7年ぶりに松阪市内の飼育農家、松阪市大宮田町の永田憲明さんが育てた「おふくひめ」号が選ばれました。正午からの表彰式では優秀賞1席~5席までの飼育農家が表彰され、またこれまで松阪牛の振興に尽力された関係者の功労者表彰がありました。
このあと競り市が行われ、共進会に出品された50頭の牛は、威勢のいい掛け声とともに、次々と精肉業者の人に競り落とされました。今年ほとんどの牛が200万円以上の値をつけました。1席の「おふくひめ」号は2,350万円で津の「朝日屋」が競り落としました。
また多気町相可の相可高校の生徒たちが育てた「まつよし」号は、拍手の中でどんどんと値が上がっていき、例年通り松阪市稲木町の瀬古食品(有)が500万円で落札しました。
このあと餅まきがあり多くの来場者に向かって餅まきをさせていただきました。その後あたりが暗くなる午後5時過ぎから5600発の花火が次々と打ち上げられ、来場者の皆様とともに夜空に広がる光りのショーを堪能させていただきました。
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