我が家には「魔窟」と呼ばれる空間がある。
それは押入れの上部。いわゆる天袋と呼ばれている部分だ。天袋で画像検索してもらえれば「ああ、ここね」とわかってもらえるだろう。ここは私がまだ18歳の頃に実家から独立して住み始め、邪魔なものを全て放り込んでいた空間なのだ。あれから20数年。いつかは引っ越すのだから少しずつ整理をしておいた方がいいだろうと、足場を用意して覗いてみた。
おおっ! いきなりPS3の外箱を発見した。これいつ頃買ったものなんだろう。旧ブログでプレステ、PS3などで検索してみたら2010年の1月に購入したもののようだ。つまり14年に渡って天袋で眠っていたということになる。購入した日に生まれた子供が中学生になる年数か。妙に感慨深い。
そして出てきた昔つとめていた会社(高校卒業してすぐに某企業に就職した)の資料やメモノート!! こんな所に放り込んでいたのか。2年程度でやめて大学受験することにしたんだよなー。あ……若い頃に胆石除去手術で入院したときに件の会社から出た保険料の通知。結構な額を払ってくれてたんだなあ。なんて感慨深くなってみたり。整理、遅々として進まず。