ある登山家がエベレストに登ろうとして、遺体となって下山することになりました。この登山家の人はエベレスト登頂を7回も失敗して8回目に挑んだところで命を落としたのです。同年代の死に、少し落ちこんでいる私です。
小学校の夏期講習で宝満山に登った時に「二度と山登りなんてするもんか」と心に誓った私には、彼がどうしてここまでエベレスト制覇に情熱を注いだのか正直理解ができません。チャレンジ精神や人々に希望を与えたいという志はすごく立派ですが、命を落としたら何にもならないじゃないですか。なぜわざわざ命の危険がある手段を選んだのか、と。
ネットで調べてみたのですが、彼が生きて戻った7回のエベレスト挑戦の間に、同行したスタッフやシェルパなど複数の人間が命を落としています。そして彼自信も両手の指を9本も失っているのです。それでどうして8回目に挑めるというのか。いやね私なら同行者に死者が一人でも出た時点で二度とエベレストに登ろうとは考えませんよ。自分が挑戦したせいで死人が出たなんて考えると、とてもその責任に耐えられそうにない。
彼の家族構成を知りませんが、私が親兄弟なら泣いてでも引っ叩いてでも止めていますよ。遺された家族にしてみたらたまったもんじゃないですよ。どれだけエベレストに魅力があるのかは理解できませんが、家族のことを考えてもそれでも登りたかったんでしょうかね。
気になったのが彼の死因です。シェルパの人たちがキャンプに戻ってきてみたら亡くなっていたとのこと。彼のブログを読んだところ先月から高熱があって体調を崩していたみたいです。やっぱ低体温症とか、高山病とかそういうのにやられてしまったんでしょうかね。
今回の登山はネットテレビが生中継をする予定だったそうです。体調が少し悪いくらいじゃ登山中止はできなかったってことですね。きっと色んな所からの期待やプレッシャーがあったんだろうと思います。彼のブログ・ツイッターを見ると随分強気な発言が見受けられました。もしかしたら彼は自分を鼓舞していたのかもしれません。だとしたら彼は自分を追い込みすぎたんじゃないかな……と私は考えてしまうのです。よくわかんないけど7回以上失敗して最終的にエベレスト登山に成功した登山家っているのかな? どんなものにも素質ってのはありますから……。
結局、彼は山を愛して山で死にました。それに対して私は彼よりも彼の家族に同情したくなります。辛いですよ、やっぱり。
子どもの頃に読んだ本の影響から深海や高山に入ることを私はとても畏れています。自分なりに冒険心がないわけではないのですが、命の張りどころはそこじゃないと考えているのです。だからできるなら富士山……いや脊振山(福岡で一番高い山)にだって登りたくないのです。天保山……天保山なら少しだけ考えます。
小学校の夏期講習で宝満山に登った時に「二度と山登りなんてするもんか」と心に誓った私には、彼がどうしてここまでエベレスト制覇に情熱を注いだのか正直理解ができません。チャレンジ精神や人々に希望を与えたいという志はすごく立派ですが、命を落としたら何にもならないじゃないですか。なぜわざわざ命の危険がある手段を選んだのか、と。
ネットで調べてみたのですが、彼が生きて戻った7回のエベレスト挑戦の間に、同行したスタッフやシェルパなど複数の人間が命を落としています。そして彼自信も両手の指を9本も失っているのです。それでどうして8回目に挑めるというのか。いやね私なら同行者に死者が一人でも出た時点で二度とエベレストに登ろうとは考えませんよ。自分が挑戦したせいで死人が出たなんて考えると、とてもその責任に耐えられそうにない。
彼の家族構成を知りませんが、私が親兄弟なら泣いてでも引っ叩いてでも止めていますよ。遺された家族にしてみたらたまったもんじゃないですよ。どれだけエベレストに魅力があるのかは理解できませんが、家族のことを考えてもそれでも登りたかったんでしょうかね。
気になったのが彼の死因です。シェルパの人たちがキャンプに戻ってきてみたら亡くなっていたとのこと。彼のブログを読んだところ先月から高熱があって体調を崩していたみたいです。やっぱ低体温症とか、高山病とかそういうのにやられてしまったんでしょうかね。
今回の登山はネットテレビが生中継をする予定だったそうです。体調が少し悪いくらいじゃ登山中止はできなかったってことですね。きっと色んな所からの期待やプレッシャーがあったんだろうと思います。彼のブログ・ツイッターを見ると随分強気な発言が見受けられました。もしかしたら彼は自分を鼓舞していたのかもしれません。だとしたら彼は自分を追い込みすぎたんじゃないかな……と私は考えてしまうのです。よくわかんないけど7回以上失敗して最終的にエベレスト登山に成功した登山家っているのかな? どんなものにも素質ってのはありますから……。
結局、彼は山を愛して山で死にました。それに対して私は彼よりも彼の家族に同情したくなります。辛いですよ、やっぱり。
子どもの頃に読んだ本の影響から深海や高山に入ることを私はとても畏れています。自分なりに冒険心がないわけではないのですが、命の張りどころはそこじゃないと考えているのです。だからできるなら富士山……いや脊振山(福岡で一番高い山)にだって登りたくないのです。天保山……天保山なら少しだけ考えます。
専門家から、このように評価されていた人です。
リンク先のブログを拝見しました。
今となっては何を言っても詮無きことですが、もっとやりようがあったのではないかと考えてしまいます。
彼には人を惹き付ける魅力があったのでしょう。少し下品な言い方ですが、だから協力者も金も集まってきたわけです。しかしそれが彼の命を縮めたとも言えてしまうのが、ただただ残念です。