実質１％！

去年の「マンガ10億円分おごっちゃいます！」キャンペーンで色々と高い本をおごってくれた電子書籍サイト『ピッコマ』。

あの時はマンガだけでなく小説や画集など全作品が対象だったので狂ったようにピッコマさんにたかりまくりましたよ。40冊以上もゴチになって後で計算したら、10万円以上おごってもらってました。1冊6000円とかする水木しげるの妖怪画報集全巻や『ソード・ワールド2.5』のサプリメントブックありったけとかね。値段知ってる人なら「どんだけたかってるんだよ！」と驚くことでしょう。

これだけご馳走してもらったのに不義理な私は、ピッコマさんにビタ一文落とさずにいたのです。昨日までは。

実は昨日ピッコマさんにログインしたら、5000円を上限に購入額の９９％還元のお知らせがきたのです。つまり5000円分ピッコマさんで本を買ったら4950円分がバックされるということですな。実質50円しか出さなくてよいと。うおー！　買います買います！！

数多く利用している電子書籍サイト（6社くらい利用してる）でオトクなセールがあったときのためのリストを作っておいたので、そこから抜粋して5000円分購入する。これで後日5000円近くが戻ってくるというわけだ。電子書籍の良いところは購入したらスマホやパソコンですぐ読めるということだ。利用してるサイトはどこも大手が経営しているものだから、まあ当分は潰れることもないだろう。

もう半月寝ると

最近、週末は金曜ロードショーや土曜プレミアム劇場を観るのが楽しみな私です。

今週末の金曜ロードショーはインディージョーンズのクリスタルスカイの王国。私これ観たこと無いから楽しみなんですよ。まあ週末から始まるインディージョーンズシリーズ最新作の宣伝で流してるから絶対にインディアナ・ジョーンズは死んだりしないんでしょうがね。

さて来月からはナウシカ・コクリコ坂から・もののけ姫とジブリ三連弾。とここであることに気づいてしまいました。「そういえば宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』って来月放送じゃなかったっけ？」と。調べてみたら7月14日から劇場公開。いやいやもう半月くらいしかないじゃないですか。私が知っている限りジブリ映画はいつもド派手に宣伝してたはず。千と千尋の神隠し公開当時なんか1時間に1回はテレビでＣＭやってた記憶があります。

それなのに今回はイメージビジュアル一枚。眼光の鋭い鳥……の皮を被っている誰か。たぶん人間。まったく宣伝がされていないからか吉野源三郎の小説を原作にしていると勘違いしてる人がいます。うちの職場のおばちゃんがそれでした。映画の原作と脚本は宮崎駿で、あのメガネの坊主が表紙の本とは関係ないんですよと教えると「ええっ！」と目を開いて驚いてましたよ。

意図的に宣伝してないんでしょうね。スラムダンクの映画がそれで大成功したから今回はそれを真似たのかな？　さすがに天下の宮崎駿の映画で宣伝費節約なんてことはしないでしょうから……。おそらく公開されたら徐々に情報が公開されるのでしょう。

ブルーな逮捕劇

とうとう市川猿之助が逮捕されてしまいました。

勘弁してくれよーう、彼が出てるドラマの配信止まっちゃうかもしれないんですよ。

これでもし『鎌倉殿の１３人』が配信停止になったら三谷幸喜の大河ドラマ全部配信停止になるんですよ。

制作会見のときに三谷幸喜が「スネに傷がある人はオファーを受けないでください」と言ってました。

まさかドラマが放送し終わったあとでイカの格子切りみたいな勢いでスネに傷付ける人が出てくるなんて思いもしませんでしたよ！

三谷幸喜の大河ドラマは『新選組！』『真田丸』でも演者から逮捕者が出て配信停止になってるんですよ。

いえ、私はDVDボックスを買ってるから大丈夫ですよ？

ただこんなに面白いドラマが多くの人の目に触れられずに封印されるなんて惜しいじゃないですか、悔しいじゃないですか。

いやー、好きな作品のピンチになるとかなりブルーになりますね。

ブルーになるって今の若い人たちに通じるのかしら？

 

我がリスト

学生時代に世話になった定食屋の定食が食べたくなったので、久しぶりに今度顔を出してみようと決めた。はて？　件の店の定休日はいつだったかなとその店を検索したら、なんとすでに閉店していた。Ｏｈ！Ｍｙ！God！

しかし私が大学を卒業して15年以上にもなるのだ。当時定食屋で寡黙に鍋を振ってたおじさんも、あたたかい笑顔でお冷を持ってきてくれたおばさんも一般企業ならすでに定年を迎えている年齢。いつまでもそこに店があるわけじゃないのだ。おまけにここ数年はコロナ禍もあったので個人店はボロボロと姿を消していき街が寂しくなった。

ここは一つ我が学生時代に世話になった店のリストを作ってみるべきではないか、という考えが至る。誰にも見せない私だけのリスト。とりあえず今度の週末に自転車を飛ばして学生時代にたむろしていた街を周ってみることにする。そうしてる内に記憶も蘇ってくるだろう。　ああ、学食もあった。

『どうする家康』24話感想

どの大河ドラマも独自のカラーというものがあるけど、今回の話は『どうする家康』という作風を全力でやりきった回だと思います。

家康の妻・瀬名は武田や北国の諸大名と貿易同盟を結ぼうと企てます。米がとれなくて不足の国があれば、余裕のある国が融通する。特産物があれば交換する。こうすることで助け合えば戦は起こらず平和になり、いずれは天下布武を唱える織田も仲間にはいるに違いないというアイデアです。瀬名はこれを「慈愛の国」と名付けます。

なるほど大河ドラマの女性キャラによくある平和主義的発想ですね。ただここからがすごかった。なんと家康と目下、家康の敵である武田勝頼がこの「慈愛の国」計画に乗ってしまうのです。まあ勝頼は最後に裏切るのですが徳川と武田は3年もの間ニセの戦をして織田信長の目を欺くのです。さ……さすがにその展開は無理があるのでは？

もちろんドラマなんだからどういう脚色をしてもいいわけですが、この手の平和主義がうまく行く展開を私は大河ドラマで初めて観た気がします。いい話ではあると思うのですが、ちょっと都合が良すぎる展開に感じてしまいました。まあ今回は次回への丁寧な前フリ。楽しみに来週を待つことにします！