ネットニュースをポチポチしてたら「声優逮捕」の文字が。
ほう！ と身を乗り出して確認してみたら、どうやらかつて声優業もやっている俳優が特殊詐欺の受け子をして逮捕されたとのこと。その俳優はかつて特撮番組でヒーローを演じていたそうです。うーん、わたし特撮はまるで知らないんですよね。おお、そうだ。声優としては何の作品に出ていたのかな？ と調べてみる。
んー、なるほど。たしかこの作品はスパロボに出てたな。というか現在放送中のアニメに出演してるじゃないですか。おいおい、これは大変ですよ。どれくらい重要な役かわからないけど、声の差し替えをしないといけないでしょう。バラエティ番組と違って「これは◯月☓日に収録されたものです」なんて手も使えないでしょうに。
しかし特殊詐欺の受け子なんてつまらんことをしたもんですね。受け子ってなんとなく組織的な犯罪の下っ端のように聞こえるかもしれないけど共犯者ですからね。ガッツリ重罪ですよ。何があったんでしょうかね。まるっきり仕事がなかったわけでもなかろうに。
アニメ『サザエさん』で長年に渡りカツオのクラスメイトの花沢さん役を勤めていた山本圭子さんと、いささか先生役の中村浩太郎さんが勇退されることがわかりました。
花沢さんは随分前から声の調子が不安定だったので、そういう日が来るのも薄々わかっていましたが、いささか先生も変わっちゃうか。まだそんな年齢でもない人ないんだけどな。まあ、色々と事情があるのでしょう。
……などと書いている最中で、ふと今日のサザエさんは甚六さんの声も違ったなと思い出したのでネットを確認してみたら、なんと甚六さんの声優も竹村拓さんから坂巻学さんに変わったようです。てっきり今回限りの代役と思ってました。坂巻さんはサザエさんのモブ役でよく出てるし。
うーむ、どんどんキャストが変わっていくな。それも時代か。昭和はどんどん遠くなり、気づけば平成も遠くなりにけり。
癖というか習慣みたいなものですが、たとえば寝室が暑い時に風通しを良くするために隣の部屋に通じる扉を開けて寝る……なんてことあるじゃないですか。私ね、どうもそれが出来ないんですよ。何か黒いものが忍び寄って足を掴まれそうで。どうしても扉を閉めてしまう。
古い漫画に詳しい方は「ははあん、こいつはつげ義春の『夜を掴む』を読んだんだな」とピンと来られることでしょう。ズバリそのとおりでしょう！ 別に真似するつもりはないけど丸尾くんになってしまった。
中学時代に図書館で借りたつげ義春の『夜を掴む』が妙に怖かったのです。「窓を開けて寝ていたら夜が入ってくるじゃないか！」と怖がっていた主人公が、最後は「夜」に足を掴まれて悲鳴をあげて終わるというね。漠然とした「夜」に足を掴まれたらどうなるのかまったく説明もないけど、不条理で原始的な怖さがあります。人間は闇が怖いんですよ。
ああ、こんなことをブログに書いていたらなんだか眠れなくなってしまった。
ええ、わたくし小学生の頃は落語クラブに入っていました。
なんで落語クラブに入ったかというと、他所はどうかわかりませんが私が通っていた小学校は上級生から好きなクラブを選べるというものでした。上級生は卒業してしまうから好きなクラブに入れてやろうって学校の心積もりだったんでしょうな。それでクラブに初めて入る４年生は当然５年生、６年生の方がたのお余りから選ぶということに。つまり落語クラブに空きがあったから入ったわけです。
なんとなしに入った落語クラブですが、ある本に出会えたことで落語って面白い！ 全力で取り組みたいと思えるようになったのです。それが『滝田ゆう落語劇場』でした。ちくま文庫から出ていた分厚い本です。これは落語を漫画にしたもので、滝田ゆうの牧歌的な絵柄がとても落語にマッチしていました。
ボロボロになるまで読んでしまいどこかに紛失してしまったのですが、なんと電子書籍で出ていることに先程気づいたのです！！ もう値段も見ずに購入ですよ。でも安かったー。嗚呼、懐かしい王子の狐、富久……いじめられっ子だった私が楽しく学校に通えるようになったのも、落語クラブに入りこの本に出会ったおかげ。貴殿、いや貴本は私の恩人ならぬ恩本なのです。
You Tubeで『あたしンち』が配信されているので、ちょこちょこ観ているうちにYou Tubeにアクセスすると自然に観ていない話が出るようになってしまった。前に全話通してみたことがあるのだが、前のことなのですっかりと忘れてしまっている。観ている途中でそういえば、となることもあるのだが。
で、あたしンちは１話がだいたい８分くらい。サクッと観れるので観てしまうと「これもまだ観てないよー」とYou Tubeが出してくる。観る、出る、観る、出る……。これを繰り返してなんと２時間も『あたしンち』を観つづけてしまった！！
それでもまだまだ観ていない話が紹介されてくる。それで面白さのクオリティも高い。サブスクに複数加入しているのであたしンちも丸ごと全話観れるのだが、こうしてYou Tubeにちょこちょことランダムに出されるものを観るのもまた一興なのだ。しかしタチバナ家の食卓は貧しいな。
